頭痛に苦しんでいる方は結構多いものです。
自分で応急処置に使えるツボをいくつか紹介しましょう。
先ず側頭部が痛む場合は、丘墟(きゅうきょ)がよく効きます。
このツボの取り方は足の甲の第4指(薬指)と
第5指(小指)の骨の間を、つま先から外くるぶしに向かって押し上げていき、
止まった所を目安にします。
そして指の止まった所と、その左右を押し
てみて、一番痛みの強い場所がツボです。
そこを指圧するとかなりの程度、側頭部の痛みを取ることができます。
丘墟と並んでよく効くツボに臨泣(りんきゅう)があります。
このツボの取り方は、足の甲の第4指と
第5指の骨がくっつく所です。
丘墟と臨泣は、『足の少陽胆経』という同じ経脈に属していて、
身体の側面の症状によく効きます。
続いて後頭部が痛む場合には、崑崙(こんろん)がよく効きます。
このツボの取り方は、外くるぶしとアキレス腱の間で、
やはり上下を探って最も痛い場所に取ります。
崑崙は『足の太陽膀胱経』という経脈に属していて、身体の背面の
症状によく効きます。
従って後頭部だけではなく、腰の中心部の痛みや、太ももや膝から
下の、後ろ側の痛みにもよく効きます。
ところで『胆経』も『膀胱経』も、その支配領域は、それぞれ側頭部や
後頭部に留まらず、額にまで及んでいます。
ですから頭頂部や前頭部の痛みにも丘墟や臨泣、崑崙は有効です。
中心よりだったら崑崙、横によったら丘墟か臨泣です。
柴田鍼灸整骨院
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