痙性斜頸(けいせいしゃけい)の原因と鍼灸治療

痙性斜頸(けいせいしゃけい)とは、
どちらかの首の外側の筋肉が硬直して
反面反対側の筋肉が弛緩していることから
起こります。

筋肉的には
胸鎖乳突筋、僧帽筋、板状筋などが異常緊張している状態ですね。

東洋医学的に解説しますと
胆経というエネルギー通路が実しているようです。

自然と首が傾く症状は
なぜ起こるのでしょうか?

観察していますと
どうも頭内に熱気が停滞して
大脳関連に問題があるようにおもえます。

そして・・子宮・恥骨周辺内に冷えがあります。

子宮・恥骨周辺内の冷えと頭内の熱気とはとても関連性が高く
さまざまな症状を起こさせますが

痙性斜頸(けいせいしゃけい)もこの一種と考えられます。

なぜ頭内に熱気が停滞するのか?
と考えますと

思考領域に問題があって
日常生活の考え方の習慣にパターンがあるようです。

思考の執着とでもいえるでしょうか?

いつも気遣いしている。
常に何か考えている状態
悩みを抱えているとか
女性の場合ですと
甘えることができない人・・などです。

甘えることというのはとても大切で
気持ちをリラックスさせる特効薬です。

それではどのようにして
癒しのプロセスにはいるのかといいますと
鍼灸治療的には

ポイントとしては
子宮・恥骨周辺内の冷え取りと
頭内の寝つき処理です。


冷え取りのツボ的には
中極(ヘソ下4寸)を中心として左右のツボ3点を使用し

尾底骨、仙骨、恥骨に滞留したエネルギーを
処理しますと
癒しが進行します。

頭内の熱気処理では
手の三里をポイントとします。

そして
カウンセリングも重要な要素となりますので
患者さんとじっくりお話しすることも大切です。

このようにしますと・・
患者さんの気持ちもリラックスして・・
首の傾性も正常化して・・
癒しのプロセスが進みます。

痙性斜頸(けいせいしゃけい)で
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柴田鍼灸整骨院
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