腱鞘炎ばね指(弾発指)の治療方法

ばね指(弾発指)について、
ばね指(別名、弾発指)


ばね指の症状が出やすい場所
症状と原因
指には腱(けん)というヒモがあり、
それによって指の曲げ伸ばしをすることが出来ます。

さらに屈筋腱には、
腱の浮き上がりを押さえる留め金の役目をしている
靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)
というトンネルがあります。


屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、
指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。


これを腱鞘炎と呼び、
進行すると腫れた部分が結節(しこり)となり、

指にバネがあたかも弾くような現象が生じます。
これがいわゆるばね指です。


主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多く、
右手の母指に最も多く発生します。


病態
腱鞘と腱が引っかかるようになるのは、
指の使いすぎによる刺激のため腱鞘が肥厚してしこりができ、

腱のしこりが肥大硬化して結節になり、
そのために一層刺激が強くなるといった
悪循環を生じるためだと考えられています。


鍼灸治療の場合

屈筋腱は指の抹消端の為過敏であり、
鍼治療時にはあまり深い刺入は不向きです。


腱鞘炎は灸治療がかなり効果的なので、
結節(しこり)である患部に、
しっかり施灸致します。

ばね指で痛んでいる屈筋腱のしこりの部分に、
糸状灸から半米粒大のお灸を、
20~40壮位、据えるのが、
しこりをお灸の熱により分解するので、
確実に治癒する可能性大です。

また自分でやるなら、
せんねん灸を10壮位やるのも良いでしょう。

症状にお悩みの方、一度ご来院下さい。

柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

休診日 木曜午後・土曜午後
       日 曜 ・ 祝 日

診療時間
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