桑名柴田整骨院の日記

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カテゴリ:症状別対処 > 感覚器疾患

当疾患は主として細菌、真菌、ウイルスに感染することで引き起こされるものであり、網膜(retina)の中心に沿って発症しますが、両側に発症する例は有りません。
眼疾患の中で最も多いのは結膜炎ですが、要因的には共通しているのも事実です。但し、当疾患の場合は、角膜の実質にまで病が及び、角膜の透明性が失われる「角膜潰瘍」をも併発しやすい点が有ります。角膜潰瘍に罹患した場合には、治癒後も瘢痕として視力低下の原因ともなります。

当疾患の治療で用いられる経穴は以下の通りです:
太陽
球後(四白のやや外方、眼輪筋上)
晴明(内眼角の内上方と眼窩内側壁間の陥凹)
翳風
養老(手関節背側横紋の上方1.0寸、尺骨頭橈側)
合谷
光明

当疾患の予後は、角膜中央部にまで病変が波及する前に手立てを打つことで比較的良好です。

当疾患は上眼瞼が下垂して眼球を塞ぎ、視野の狭窄する状態を指します。上眼瞼の挙上する作用を持つ眼瞼挙筋の麻痺によるケースから、上眼瞼の皮膚が下垂して起きるケースまで様々ですが、視界が制限され、無意識に眉毛を挙上して瞼を開こうとすることで、頭痛(主として偏頭痛)の原因ともなります(顎関節挙上により側頭筋の緊張を併発する為)。

当疾患の症状は多様であり、時には重篤な全身疾患の部分症状として生じることも有る為、その疾患を特定することが肝要となってきます。更に、当疾患にも先天性と後天性とが有り、前者は眼瞼挙筋の局部の筋原性に起因します。正常の眼瞼挙筋の筋線維に比較して、筋腹に線維組織や脂肪織が多く、その為に筋収縮・弛緩が減弱乃至は消失しています。神経或いは神経筋接合部の機能異常等で眼瞼挙筋の支配神経が阻害されると生じる場合も有りますが稀です。完全な視野障害を生じることは殆ど無いですが、数日から数週間の視野障害を伴う場合は弱視や乱視、眼性斜頚も併発しやすいとされます。

後天性で代表的な疾患はホルネルシンドローム(Horner syndrome)ですが、この場合は神経原性に起因します(顔面神経麻痺による)。

当疾患の治療で用いられる経穴は以下の通りです:
三里
風池
翳明
太陽
晴明
翳風
合谷

視力低下

『眼の暗きを治す法
大椎から下へ節を数え第十椎“脊中”に灸す。
灸二百壮、ただこれ多きをよしとす。
至って験あり。』

脊中穴せきちゅう

脊中穴








この方法は明視を得る方法で視力の衰えたものに
施す灸法である。

取穴は“大椎”から節を数えて第十椎の下節に穴を取るというのである。

隔日か3日に一度程度に脊中穴に10壮~20壮せんねん灸でもいいですよ!!



柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

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       日 曜 ・ 祝 日

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PM3:00〜 7:00(午後)

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