桑名柴田整骨院の日記

三重県桑名市にある柴田整骨院のホームページの補足としてご活用下さいませ

タグ:お灸

目の内側を真っ赤に充血させた患者さんが見えました。
疲れが溜まると、よくこの症状が出るとのことでした。

 この症状は、「赤目」とも言います。ひどいものになると、白目が
全部真っ赤になって、まるでウサギの目のようになることもあります。

この「赤目」には特効穴があります。

先ず親指の第一関節中央の大骨空(ダイコックウ)
中指第三関節中央の拳尖(ケンセン)、そして小指第二関節中央
小骨空(ショウコックウ)の三穴を取り、
これらに三壮づつのお灸を据えるだけでいいのです。

 一週間ぶりにお見えになったこの患者さん、前回の治療の後、ドン
ドン赤みが引いて、三日目にはきれいに消えたとのことでした。

 
せんねん灸でも効果はあると思います  
ご家庭でもお試しください。


柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

休診日 木曜午後・土曜午後
       日 曜 ・ 祝 日

診療時間
AM8:30〜12:00(午前)
PM3:00〜 7:00(午後)

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腹痛

冬の食あたり


数日前の朝のテレビで、食中毒は意外にも夏より冬に多く、
12月と1月にピークが来る、と言っていました。

 牡蠣を食べたという方が食あたりして一晩中吐き続け、
フラフラでやって来たのです。

  食あたりの特効穴である裏内庭の灸にかかりました。

裏内庭は足の第二指(足の人差し指)の裏側で、指の付け根から
7~8㍉離れた所にあります。

右も左も10壮近く据えて、漸く熱さを感じ始めました。結局熱さが
深部までしみ通ったのは15壮を数えたときでした。

 灸が著効を著すときは、このように最初のうち熱さを感じないことが
多いのです。案の定、灸が終わった段階で、食中毒の症状はほぼ
ゼロに迄なっていました。

 
強烈な腹痛

先日、「排便の前に強烈な腹痛がする」という患者さんがお見えに
なりました。病院でエコーなどの検査をうけたが、原因不明と言わ
れたのことでした。

 
お腹を調べてみると、左の大巨(ダイコ)に強い圧痛がありました。
大巨は臍の横3㌢の地点から、更に3㌢下に位置していて、左大
巨は便秘などのときに、よく圧痛反応を示す所です。

 
そこで左足の三里(サンリ)にお灸を7壮据えた所、左大巨の圧痛
は無くなりました。

翌日来院され「腹痛は全く起こらなくなった」とのことでした。

 

鍼灸の古典である『素問』や『霊枢』には、冷えの原因である寒の
邪気が腹中に侵入した場合の、症状や治療法が数多く述べられています。
三里のお灸もその一つです。

今回の症例では、それがピタリと決まったようです。


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歯の痛みに大変よく効くツボを紹介します。

商陽二間 手の人差し指の爪の付け根の端にある商陽(しょうよう)と、
第二関節を曲げたときに出来るシワの端にある二間(じかん)にお灸を5壮すえます。

これで歯の痛みはかなり取れてしまいます。


内庭 厲兌

更に万全を期すには、足の人差し指の爪の付け根にある厲兌(れいだ)と、
足の人差し指と中指の又の所にある内庭(ないてい)に、同じく5壮の灸をすえます。

こちらの2穴は、『足の陽明胃経』に属しています。

『手の陽明大腸経』と『足の陽明胃経』は、同じ陽明に属し、また胃と
大腸という同じ消化器系を担うもので、その同属性は、極めて高い
のです。

このようなわけで歯痛には、上記の手足4穴を使うことが望まれます。

 さてお灸による歯痛治療は、痛みは消せても、虫歯を治すことは
できません。ちゃんと歯医者に通う必要があります。

ただし歯周病の予防・管理には、大変有効です。
歯周病は、歯石を取ってもらった直後でも、例えば深酒をしたり、
過労状態になったりすると、腫れて痛むことがあります。

こんなときこそ、この治療法は大いに役立つと言えるでしょう。


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足の冷えには足の指先へのお灸が効果的



足の第5、第4、第2指の

外側の爪の付け根と、


第1指の内、外側の爪の付け根

計5穴に3壮づつの灸を据えて下さい。


せんねん灸でも効果OK


これで足の冷えも治まりますよ!!


 

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五十肩の自己治療

先ず最初は前方に腕が挙がらない場合。
 
この場合は写真の肩髃(ケングウ)が患部になっています。

このツボは、腕を真横に挙げると、肩の付け根に小さな窪みが二つ出るので、
その前方のものがそれです。ここにお灸を三壮据えます。
 
続いて写真の肘のツボ曲池(キョクチ)と手首の陽谿(ヨウケイ)
にも三壮づつお灸をします。

曲池は、肘を曲げたときに出来る横紋の親指側の端に取ります。
また陽谿は、親指を反らせると二本の腱が親指の付け根に出ますので、
その間に取ります。
 
この肩髃、曲池、陽谿は、手の陽明大腸経という同じ経脈に属しています。

電車の吊り革を持つような、腕を前方に挙げる動作が難儀な五十肩は、
この経脈の異常といえます。

ご家庭で、この三穴にお灸を据えるか、或いは市販の千年灸を使ってでも、
ある程度の効果は期待できます。

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