桑名柴田整骨院の日記

三重県桑名市にある柴田整骨院のホームページの補足としてご活用下さいませ

タグ:パニック障害

五心針とは

    各種の原因により生体の気血失調あるいは逆乱をひきおこし、
 陰陽の平衡の失調、脳竅がみだされ、心神不安定あるいは
 神が宿りを守らなくなったものである。

    その治療原則は陰陽平衡、気血調理、醒脳開竅  、鎮静安神の方法。

    ・五心針の応用: 五心とは両湧泉、両労宮、百会の五穴をいう。

    湧泉に針すると邪を引いて下行させ、
    醒脳寧心の効果がある。

    労宮に針すると清心瀉熱、鎮静安神の効果がある

    百会に針すると陽気を振いたたせ、醒脳開竅する効果がある。

    もし針の代わりにをすると効果はもっとよい。


柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

休診日 木曜午後・土曜午後
       日 曜 ・ 祝 日

診療時間
AM8:30〜12:00(午前)
PM3:00〜 7:00(午後)

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パニック発作時のツボ

パニック障害患者は、
日常生活にストレスを溜め込みやすい環境で、
暮らしていることが多とされています。

発作は満員電車などの人が混雑している閉鎖的な狭い空間で、
突然強いストレスを覚え、
動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状と、
空間認知(空間等の情報を収集する力)による強烈な不安感に襲われます。

症状や度合は、
患者によって様々ですが軽度と重度症状があると言われます。

しかし軽・重度患者ともに、
発作が表れる時に感じる心理的(空間認知など)印象としては、
同じような傾向が見られ、

漠然とした不安と空間の圧迫感や動悸、
呼吸困難等でパニックに陥り、

「倒れて死ぬのではないか?」などの恐怖感を覚える人が少なくありません。

先に挙げた自律神経症状以外にも手足のしびれや痙攣、
吐き気、胸部圧迫のような息苦しさ等がありますが、
それ自体が生命身体に危険を及ぼすものではありません。


パニック発作時、
特に症状が重い時のツボと対処の仕方を、
お教えしたいと思います。

合谷、手の三里、労宮、内関、神門、膻中、天柱、肩井

のツボは、
気持ちがおかしくなり、
「ヤバイ、おかしい、何となく変だ!」と、
パニック発作の前兆や起き始めの時には、
これらのツボを自分で出来る場所なので、
強く押したり刺激したりすると、
ある程度症状を抑える事が出来ます。

しかし完全に発作状態に見舞われた時は、
これらのツボだけでは抑える事が出来ない場合があります。

特に酷い動悸、息切れ、冷や汗、過呼吸(過換気)、めまい等、
この様にパニック発作の症状が重い時、
以下に挙げるツボを併用すると、
症状の回復に役にたちます。

孔最、中府、天突、紫宮、中、
天柱、肩井、肩外兪、膏盲、志室、金門



孔最(こうさい)

孔最は前腕内側で手首と肘関節の3分の2の場所で、
肘より少し親指側の筋肉上に取ります。

肺経に属して呼吸器疾患や大腸疾患に効果があります。




 


中府(ちゅうふ)
手の太陰肺経(肺経の募穴)

鎖骨下のくぼみから指を下へ親指一本分の幅動かした所で、
少し押しただけで痛みを感じる部分に取ります。





 


天突、紫宮、壇中、

天突、紫宮、だん中、は、
息苦しさ、過呼吸(過換気)症の症状が、
顕著の時のパニック発作に効果があります。

パニック発作で、
息が吸えないほどの過呼吸状態の時、
中府、孔最、天突、紫宮、だん中、のツボを、
強く押しながら揉み解すと、
発作時の息苦しさから解放され

かなり効果があり良い結果が得られております。


天突(てんとつ)

左右の鎖骨の中間のくぼみの胸骨の上端のあたりに位置に取ります。

天突は喘息の特効穴で呼吸器疾患に使われます。






 


紫宮(しきゅう)

胸骨正中線上、第二肋骨間隙と同じ水平線にあり、
中央に取ります。

喘息、気管支炎、胸膜炎、肺結核等の呼吸器疾患に効き、
心臓疾患にも使われます。







 

壇中(だんちゅう)

胸骨の正中にして左右第4肋間の中央、
両乳頭の中央に取る。

ノイローゼ、気管支カタル、乳腺炎、および心臓疾患に使われます。





 

これらのツボに出来ればせんねん灸を3~5壮据えてみて下さい。


柴田鍼灸整骨院
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