桑名柴田整骨院の日記

三重県桑名市にある柴田整骨院のホームページの補足としてご活用下さいませ

タグ:便秘

便秘の原因と鍼灸治療

便秘で悩んでいる方は多いですね。

2日~1週間もでない方
出るものが出ないと苦しいですよね。


西洋医学的には、便秘がおこると
便秘薬などで解消しようとしますが

東洋医学では、便秘症の場合
肝、脾、肺に証をもとめて鍼灸治療します。



患者さんの体質を診て
が原因なのか?

それともに要因があるのか?

それとも
にあるのかを探りながら
ツボを選択していきます。

が原因の場合に
曲泉・有名なツボは、澤田流の神門

の不調から生ずる便秘には、
太都・陰陵泉を治療ポイントととし、

腹痛がある場合は公孫を併用します。

腸に熱が多い場合は委中を使います。

に気の詰まりがある場合には、
中府・尺沢・期門というツボを使用します。

そうしますと
比較的早期に解消される場合が多いです。

それらのツボだけで解消されるのかといいますと必ずしもそうではなくて、

身体全体から診て
全体の気の流れを改善する目的で鍼灸治療するというケースもあります。

特にカラダに冷えが侵入して
気の巡りが阻害され
その結果、便秘になっているという場合には

寒気処理だけでも
カラダが楽になり
後になってから
便秘も解消されたというケースもあります。

要は、
カラダの気のつまりがどこにあり
そして如何に廻りをよくさせるか
ということが大切なわけです。


柴田鍼灸整骨院

〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

休診日 木曜午後・土曜午後
       日 曜 ・ 祝 日

診療時間
AM8:30〜12:00(午前)
PM3:00〜 7:00(午後)

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 東洋医学で言うところの「瘀血」(おけつ)とは何ぞや、と思われる方も多いのです が、
「瘀血」は鬱血や血行障害等、血液滞留乃至は
それによって起きる様々な症状や疾病を指すとされています。

但し、「瘀」が特殊字体の為「悪血」も使用さ れ、
意味合いから通常よりも粘性を帯びた血液のことを連想されがちですが、
そうではなく不定愁訴や疾病のサインとされます。

特徴としては下記のようなものが挙げられます:
A)皮膚・唇等が赤黒い
B)舌裏静脈の色が紫色になっている
C)易出血傾向:皮膚に赤黒い斑点が出やすい
D)肌が荒れ、化粧ののりが悪く、吹き出物多量
E)下腹部膨満感
F)便秘気味
G)生理異常

瘀血除去で用いる経穴は、一般的には「郄門」(手厥陰経郄穴:手関節掌側横紋から上方5.0寸)、
「血海」(脚太陰経:内側広筋上)、「膈兪」(脚太陽経:T7外方1.5寸」)が用いられることが多いのですが、
それらに加味して、
「尺沢」(手太陰経:肘関節肘窩横紋上、上腕二頭筋起始方外側)と
「中封」(脚厥陰経:内果の前方陥凹)、「大巨」(脚陽明経:臍斜下方2.0寸)を用います。

柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
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PM3:00〜 7:00(午後)

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「熱」がこもっている「実熱」とは

人が生きていく上で、体温を維持したり、新陳代謝を調節したり、
機能を回復させたり、と熱エネルギーは最も重要なもののひとつです。

私たちは活発な運動や考察をするために、
または十分な休息をとるために、
毎分毎秒たくさんの熱エネルギーを消費しています。
 
生命の営みを支えるこの熱エネルギーが過剰になった状態がこの
「実熱(じつねつ)」タイプです。


● 実熱の舌 
舌の色は紅くて乾燥している。苔は黄色味を帯びる。

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出やすい不調とトラブル
 
実熱タイプの方には、熱症状がみられます。
  ・暑がり
  ・汗かき
  ・顔が赤くなる
  ・目が充血する
  ・口が渇き、冷たい物を飲みたい
  ・便秘、尿の色が濃くなる
  ・赤ニキビが出たり、かゆくなるなど、肌のトラブルが多い
 
  また、性格面にもあらわれます。
  ・じーっとしていられない
  ・物事に性急で興奮しやすい
  ・味の濃い食べ物が大好きでよく食べる  などはよく見られます

「実熱」タイプの方は、体力が旺盛で、自分では健康だと過信する傾向があるので、
そのぶん病気を患うと大変です。
生活のリズムを変えて、熱を冷ます方法をとりましょう。


おすすめの食材
 ● 夏の旬のものや熱をさますものがおすすめ
トマト、きゅうり、なす、すいか、とうがんなどの夏の旬のものや、
あさり、わかめ、豆腐などの熱をさます食べ物がおすすめ。

とはいえ、実熱の人の場合は気虚が後ろに隠れていることも多いので、
あまり冷たいものを摂りすぎると、気虚を助長してぐあいが悪くなります。
食べ過ぎずほどほどに。

 ● 辛いものや強いお酒は避ける

脂っこい食べ物や肉類を多く摂ると、熱が体にたまり、
実熱をさらに悪化させてしまいます。
味の濃い料理もあまり食べ過ぎないように、薄味になれましょう。

また、アルコール類やピリ辛の刺激物にも同じ作用があります。
唐辛子、にんにく、芥子、こしょう、山椒など、食べると汗をかくようなスパイス類や、
しょうが、ねぎ、シナモンなどはできるだけ控えてください。

おすすめのお茶
緑茶、緑牡丹茶、菊花茶 など。脂っこい料理の後は普洱(プーアール)茶もおすすめ。
便秘や赤い吹き出物など熱症状が強い人には、ドクダミを足すのも効果的。

ツボ

  合谷(ごうこく)

手の甲側の、親指と人差し指のまたから少し入ったところにあって、
押して痛むところにあるツボ。



上半身の熱や余分なものの溜まりを取る作用があります。
押しこむようにグーッと押します。
   百会(ひゃくえ)

頭のてっぺん中央にある、多様な効果が期待できる重要なツボ。
  風池(ふうち)
 天柱(てんちゅう)


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首の付け根、後頭部の下のくぼみから2〜3cmほどの左右にある。
髪の生え際よりも少し上。
天柱は風池よりも下、首を支える筋肉の外側にあるツボ。
頭に偏っている熱を体全身に行き渡らせ、分散させる効果があります。
親指を使ってこねるように指圧しましょう。



生活アドバイス
適度な運動を習慣に
陰虚タイプのほてりと違い、実熱タイプは、熱を発散させるためにも
ジョギングやテニスなどの運動もOKです。
たまに一日がんばるのではなく、毎日の習慣にしましょう。
ただ熱が上にのぼるので興奮しやすく、
本当は疲れていても気持ちでは疲れていない、体力が合って元気だと思いがち。
あまりがんばりすぎないよう、意識してブレーキをかけたほうがよいでしょう。

 
●入浴はぬるめのお湯で、上半身は温めすぎない

熱いお風呂に入ると、のぼせたり、肌が赤くなってかゆみが起こることが多いため、
お風呂の温度は低めに設定するのがポイント。
上半身はほてっているのに、下半身は冷える「冷えのぼせ」がある人は、
腰から下はゆっくりとお湯につかり、上がるときには、
上半身だけ30〜35℃くらいのぬるいシャワーを浴びましょう。
足湯もよいです。下半身を温めることで、
体の上部にこもった熱が下がり、気が全身にめぐります。
また、お風呂上がりにはぬるめのお茶で水分補給をして
余分なほてりをクールダウンさせましょう。


柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

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