桑名柴田整骨院の日記

三重県桑名市にある柴田整骨院のホームページの補足としてご活用下さいませ

タグ:接触鍼

動悸・息切れのツボ

第三趾裏足趾付け根横紋中央に小灸三壮を施灸すると、
動悸や息切れという症候を緩解させることができます。

※    詳しい場所は足の第2または第3趾
(圧痛を調べて顕著な圧痛があるほうを選べばよい)
の裏の付け根の横紋の中央である。

「手の中指に心包経があるように、第三趾にもやはり心臓に関係するものがある。
だから足裏に、いきぎれ、動悸調節のツボがあるということがいえる」、

「また、息切れ、動悸という症状は毎日継続施灸一週間で消失することを、
はっきりと感じとれる」という文献があります。


足趾のツボ
 患者Yさんが来院したとき、「最近動悸がして少し息切れがする」とのことだった。
詳しい場所は足の第2または第3趾(圧痛を調べて顕著な圧痛があるほうを選べばよい)の裏の付け根の横紋の中央である。Yさんの場合は、第3趾のほうに顕著な反応(圧痛)があったので、ここに鍉鍼(刺さない針、接触鍼)を当て、 三十秒ほど旋撚を加えた。
治療を終えたあと、先生すごく楽になりましたと言われ
次回の予約をされて帰えられました。

今回は、施灸ではなく鍉鍼でのアプローチであり、しかも、ほとんど瞬間的に劇的な変化が起きたのには驚いた。
このあと、各5壮ずつ施灸を加え、再び足趾の圧痛を確認してみたところ、全く消失していた。



柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

休診日 木曜午後・土曜午後
       日 曜 ・ 祝 日

診療時間
AM8:30〜12:00(午前)
PM3:00〜 7:00(午後)

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一般的に「鍼」と言えば、皮内へ刺入して神経痛等の除去に役立てるもの
を連想させますが、鍼の中には「刺さない」ものも存在します。目に見え
ない心身のエネルギーの発生場所は五臓に有ると東洋医学では診ています。
例として、発電所と送電線の例えに言うならば、心身には五つの発電所が
有り、自然治癒力が低下しているにも関わらず、仕事等で頑張っている内に
五つの発電所の中で、「肝」の発電所が過稼働になってくると、東洋医学
で言う所の「肝虚症」に罹ります。

結果として、皮膚は刺激に過敏になり、鍼治療で痛がる事になります。

その様な方へは、鍼は刺すのではなく皮膚に接触させるだけ、即ち「接触鍼」
が効能を発揮します。皮膚内や筋内に刺入しないので、刺されると云う抵抗
感は無く、しかも出血も全く伴わない為、安全に治療を受けられます。

では、「何故刺さない鍼なのに効くの?」というご質問が多い訳ですが、
一般的に、痛みの有る箇所、即ち患部に刺激する事で、何らかの反応を加味
する事で効くと思われがちですが、「刺激を与えるから効く」というのは、
東洋医学に於いては通用しません。

鍼と一口で言っても様々な種類が有り(古代は九鍼)、取分け此処で触れて
いる「接触鍼」にも「鍉鍼(ていしん)・円(員)鍼(いんしん、えんしん)・
銀杏鍼・ローラー鍼」等が有ります。この内、「
鍉鍼」と呼ばれるものは鍼尖が
粟・黍にのっとり、粟粒状になって少し尖っており、皮膚に刺入する事なく四肢
末端付近の経脈を按じて血気を補ったり、邪気を瀉したりします。


皮膚から離して使う鍼もあります。


鍼は、気の出入の調整を行う道具だからです。

病の気というエネルギーの変調を正常にしていく
のに最適だからです。

エネルギーの流れは必ずしも体内だけではなく
体外にもありますから・・

この気を対象とすれば・・
鍼は、必ずしも刺さなくてもよいのです。

よく鍼灸院で子供に小児鍼を使って皮膚上を
転がしている光景を見掛けられますが、
「疳虫」や「夜泣き」等で情緒が不安定な時期が有ります。

そこで、「小児鍼」と云われる接触鍼で
体内に鍼を刺入しない方法を用いて
経絡や経穴に接触・摩擦等の刺激を与え
自律神経等の崩れを改善していく方法があります。

まさに接触鍼です。

勿論「小児鍼」と名が付いているので
子供にしか用いられないという考えも
有りますが、

成人でも鍼刺激に敏感であったり
鍼の刺入に抵抗感が有ったり
する場合も対象になります。

柴田鍼灸整骨院
〒511−0042 桑名市柳原181
TEL 0594-21-5335

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