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本日の嵐山町立小中学校再編等審議会の傍聴では、学校校舎の老朽化の録画を公開するということだったので、傍聴参加。
録画は、効果的に編集されていた。議員からみれば、行政の明らかな怠慢と思う映像が、保護者や学校長・地域の人には、危険な校舎では学校統合を急ピッチで進めなければ子どもの安全性が保障されないっという感想をもつ効果的な映像集だった。
 ふれあい交流センター建設時に文教厚生委員会では、文教厚生委員会の施設の検証をして、一定程度の改善点を指摘している。
行政に、議会の意見は無視されたということだ。また、その後も一度は、施設の老朽化についての点検を行って一定の意見書を提出したと記憶している。
教育予算のハード面で必要なメンテナンス予算を他に予算を使う結果、このように老朽化して今更メンテナンスが無駄だと思われる校舎にしてしまった教育行政と岩沢町政があった。
その反省は行政にはない。行政の担当者が数年ごとに代わり、継続的にその課題を把握している人がいないということである。町長・副町長・教育長に継続的な課題として考えることができない些末な課題だったということだ。統合して新しい校舎を建築すれば、国の補助金がはいるのでそれで解決するということだ。議会の議員として、その後を追求していないのもまずい。
議員失格。DSC_1453

以下、メモ
菅谷小の録画説明から
雨漏りの発生→屋上の防水シートに穴
効果的な修繕の検討
トイレ→匂いが強い。
タイルの剥がれ
七郷小
プール使用禁止 志賀小のプールを利用
平成24年3月体育館新築
3F教室のベランダ塗装剥がれ、家庭科室雨漏り。社会科資料室雨漏り、天井がふやけている
トイレ 匂い。水洗の不具合で男子トイレは、ペットボトルで水を流す
屋上 防水シートの痛み 玄関 塗装の剥がれ
あきれてしまった。各階の屋根と壁の間のひびは、30年前の校長との懇談会で、指摘され、実際に視察している。30年間も全く手をつけてないということか。
志賀小
昇降口のひび 
塗装剥がれがあり、さびもある。
玉ノ岡中・七郷小がバスでプールを使用するが、塗装剥がれがありさびている。玄関も同様
菅谷中
H24年体育館を新設
が、女子トイレの地下に水脈がありポンプで昇降
木工室 雨漏りの跡・・・当然だ。何度もこの施設と武道場は再建築すべきだと指摘している。
プール使用できない→菅谷小プールを使用
理科室・・・雨漏りのあと
玉ノ岡中
外壁  黒ずみ、全面ガラスの壁面の地震時の危険性
鉄柵が外れている
灯油庫  危険
玄関等に段差あり・・・車いす等には難しい
3階のガラス通路の壁との境の雨
コロナ渦で中庭で吹奏楽部が演奏
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録画説明を聞いていて、教育行政に、嵐山町の開発行政のしわ寄せがきている。
様々な点で開発行政のしわ寄せがあるが、これはひどいなあ。

各学校の屋上の防水シートの破れが何年間も続き、天井が落ちるというまでに至ったのは一体いつから防水シートの破れがあったか説明はない。ただ、防水シートが破れ、隙間から雨が入り、それが天井にたまり、雨漏りとなって天井が落ちた。ということだ。・・・・これはなんだ?こんな説明があっていいのか。
これは、議員としても怠慢だと反省している。

トイレの問題は、少なくても最初に森一人議員が行っている。いったいあれから何年経過しただろうか。問題点をすべて学校統合で解決しようとしていたことから始まっている。
もっと、学校施設のメンテナンスを考えた予算配分をすべきだった。
が、それをしていない。
私の卒業した中学は5年前、53年経過した老朽化した施設だろうが同窓会で見学してきた。ここまではいってない。私も議員として、施設の在り様をしっかり見たが、メンテはされていた。
嵐山町の状況には驚く。
菅谷にある大妻女子中高もメンテナンスはしっかりしていると思われる。
大学施設なども40年経過して老朽化したから新築するってことはない。
メンテナンスを考えた教育経営ではないということだ。
これは、少子化を狙っての行政の怠慢を許した結果だ。
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学校老朽化の録画を見てからの委員の皆さんの感想

●さきおくりせずに直せるところは直す。生徒の安全にとって保全に努める
●校長先生 昨年まではゴールがあったから我慢ができたが先が見えない。先が見えてくることが大切。比企郡かの校長会で18校のうち5校がLGBTQでズボンの選択。学ランからブレザーになる。
先が見えないと学校現場は困る
●子どもたちの環境をすばやくする。長期の問題と現在の問題。応急処置ではなく対応を
トイレの問題は、ペットボトルで水を流す状況・・・・配管の問題
●細かい意見ではなく、方向をみる
●老朽化、少子化問題では、七郷小、七郷中を卒業し60年経過、当時83人だった。今複式とは、早急に対応する必要。
●区長会でも録画をみてもらいたかった。スピーディに進めていかなくては
●スピード感が必要。学校の候補地と予算はどのくらいか
●建て替えありきで参加。予算ありきではないか。スピーディに進める。
4年2組の天井が落ちた。危険だから行かせられない。中学校のほうが安全
●子どもを通わせていると和式トイレの方が多い。一貫校進んでいるのだけど幼稚園では知らない人が多い。
●スピード感を持って慎重に進める。補修をしつつ会議を進める。

●11月の広報に委員のお知らせをしているので、みなさんが回りの人の意見を聞いたりしたことを教えてほしい。今のところ、個人情報はないので話していけないことはない

●老朽化の問題は屋上、トイレ、プール。5校のうち状態の悪い学校は菅谷小・七郷小・玉ノ岡。
防水シートは七郷小は草が生えている。菅谷小は881万の予算で補修。
予算を確保すること。対応することより予防の予算をとってほしい。
文科商の義務教育施設方針、資料9、7代、80年代にの急増期に建てているものが多く、更新時期にきている。更新時は15年内で老朽化を考慮する。RC構造の建物は80年から100年の持ち。15年で長寿命化対応しているのにしていない。
長寿命化のメンテナンスをしてない。
町のメンテナンススケジュールは。メンテナンスの方針は
●安全に学校生活を送る。ハード面とソフト面を分けて考える。どういう教育をしてどういう子供を育てるか。中学校を統合する
●プールが汚い。見学している子が多い。中学にサッカー部がないので町外のチームにいっている活気ある人数がいい。
●七郷小地区バスクールバスの問題がある。少人数ではきびしいものがある。
丁寧に説明してスピーディに。

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聞いていて気づいたことは、少人数学校は、親たちにとっては悪で、教員にとっても悪。
私学になると意図的に少人数にするところもある。
少人数学校で過ごした人は少なくないはず。この感じ方は少人数学校で育った人、今、その環境にある人に対して侮辱的だなあって聞いていた。
固定観念と思い込みが大きいと思った。
教員は複式の授業技術を持ってない。教育長も現校長ももってない。そのため、複式を悪としてとらえる感じだなあ。これでは画一的な学校教育から抜け出ることはできない。日本の教育の特徴そのもので、息苦しいなあ。

帰りがけに「天井は効果的だった」という声が実施者の教育委員会側で話されているのが聞こえてきた。
菅谷中に1校学校統合を進めたい人にとっては、録画を公開することは成功だっただろう。

委員の人は諮問されているのであって、提案権は行政にあり、決定権は諮問されている委員にはないことにお気づきではない。
学校を菅谷に一つにまとめると、北部・南部のこどもは、地元で生活するために大人になってから帰ることはなくなっていくだろう。30年後、嵐山町は中央部っていう地区にのみに人が住むことになるだろう。七郷地区を歴史から葬ってもいいのかという視点も必要になっている。
教育は効率的になっても地域に人が存続しなくなる可能性がある。子どもの教育環境とともにそこをどう考えるかが今回の大きな課題だ。その視点は、嵐山町立小中学校再編等審議会に諮問されていない。
問題は、メンテナンス予算を持たずに教育行政を進めてきたことだ。行政側にそのことの反省はなかったことは再度記しておく。
赤ちゃんを大切にしない国に赤ちゃんは生まれない。子どもを大切にしない町から子どもは去っていく。


私は菅谷と玉ノ岡に1校ずつ小中一貫校をめざし、菅谷小・志賀小・七郷小は、地域での施設への変更を視野に置きながら、建設改修し学校統合していく方がよさそうに思える。