2月20日(月)に、本年度に各部署において行った業務改善について報告しました。毎年開催し、10回目となった今回は以下の11組が選出され発表しました。
患者さんや利用者さんへ、よりよい医療・介護サービスが提供できるよう、また職員の業務効率化に繋がるような様々な取り組みが紹介されました。
①緊急時対応シートの作成 介護保険部・デイケアきんもくせい

利用者さんの体調不良時の対応手順の変更と、情報の整理と共有のための「緊急時対応シート」を新たに作成、円滑な対応と情報の共有ができるようになった。

②経鼻内視鏡検査時の苦痛緩和を目指して
〜点鼻局所血管収縮剤(プリビナ)適性使用による有用性の検証〜 看護部・外来

経鼻内視鏡検査の苦痛軽減を図るため、前処置の方法を考え、点鼻薬(鼻腔内を広げ痛みを抑制する)注入から検査開始までの時間を15分以上経過後に変更した。その結果、患者さんからは検査中の痛みや苦痛、鼻出血が軽減したという声が聞かれた。

③机上訓練の効率化でやる気もUP! 〜時短とペーパーレス化にも繋がりました〜
介護保険部・小規模デイサービスさざんか

机上訓練の課題プリントは、まとめてファイル化した物の中から毎回、訓練内容に応じたものを探し出して使用していたため、時間と手間がかかっていた。利用者さんの個別ファイルを事前にまとめて準備することで、効率化し時短でき、用紙をラミネート加工することでペーパーレス化にも繋がった。

④運転支援 リハビリ部・作業療法室

2021年秋にドライビンクシミュレーターを導入後、 運転支援に対する流れができていないことで、課題が見つかった。
流れを確立させるために神経心理学検査のフローチャートの運用と運転支援の流れを記載したマニュアル作成を行った。その結果、全ての方に統一した支援が行えるようになった。

⑤突然、電子カルテが止まったら 〜緊急時対応マニュアル作成しました〜
リハビリ部・理学療法室

自然災害による停電や不測の事態で電子カルテが使用できなくなった時にどのように対応すべきか、リハビリ部スタッフにアンケートを実施。その結果をもとに、状況に応じた手順やフローチャートを入れ込んだリハビリ部の「電子システム停止時対応マニュアル」を作成した。スタッフ研修も実施し、リハビリ部スタッフ全員に周知した。

⑥残食を減らす取り組み 栄養部

約2年、入院患者さんの残食について統計をとってきた結果、主食と副食ともに昼食の残りが多く、副食については、「大きすぎる」「硬い」といった声が聞かれた。「残食気付きノート」を作成し、問題点・改善点の検討を行い、調理方法を変えることで夕食の残食量を減らすことができた。


⑨災害時避難情報シートを作成して 〜もしもの時に備えて〜 介護保険部・居宅介護支援事業所

自然災害時に避難が必要な利用者さんの状況や情報等の把握ができていなかったため、事業所内の避難が必要な方の抽出を行い、利用しているサービスやかかりつけ医、移動可能な避難所等の聞き取りをご家族に行った。その結果を「避難情報シート」にまとめ、事業所内で情報共有を行った。
職員の災害に対する意識向上と担当者不在時でも迅速な対応が可能となった。

⑩読影管理のデジタル化 診療部・検査室

読影管理を手書きで行っており、検査・読影件数の増加に伴い、記入漏れが発生するリスクが増し、読影依頼ミスに繋がりかねないと思われた。電子カルテ移行に伴い、読影管理も電子化をすることで、記載漏れ防止、業務効率の向上に繋がった。

⑪コロナ対応病床への取り組み 看護部・地域包括ケア病棟

療養病床2床で新型コロナウイルス感染症の患者さんの受け入れを開始し、スタッフの反応や不安な思いを知り、安心して患者さんと向き合い、医療の提供ができるよう勉強会やマニュアルの作成を行った。
入室回数を少なくし感染リスクを減らす取り組みや環境調整、手指衛生についての再確認を個別に実施することでスタッフの不安軽減に繋がった。
患者さんや利用者さんへ、よりよい医療・介護サービスが提供できるよう、また職員の業務効率化に繋がるような様々な取り組みが紹介されました。
①緊急時対応シートの作成 介護保険部・デイケアきんもくせい

利用者さんの体調不良時の対応手順の変更と、情報の整理と共有のための「緊急時対応シート」を新たに作成、円滑な対応と情報の共有ができるようになった。

②経鼻内視鏡検査時の苦痛緩和を目指して
〜点鼻局所血管収縮剤(プリビナ)適性使用による有用性の検証〜 看護部・外来

経鼻内視鏡検査の苦痛軽減を図るため、前処置の方法を考え、点鼻薬(鼻腔内を広げ痛みを抑制する)注入から検査開始までの時間を15分以上経過後に変更した。その結果、患者さんからは検査中の痛みや苦痛、鼻出血が軽減したという声が聞かれた。

③机上訓練の効率化でやる気もUP! 〜時短とペーパーレス化にも繋がりました〜
介護保険部・小規模デイサービスさざんか

机上訓練の課題プリントは、まとめてファイル化した物の中から毎回、訓練内容に応じたものを探し出して使用していたため、時間と手間がかかっていた。利用者さんの個別ファイルを事前にまとめて準備することで、効率化し時短でき、用紙をラミネート加工することでペーパーレス化にも繋がった。

④運転支援 リハビリ部・作業療法室

2021年秋にドライビンクシミュレーターを導入後、 運転支援に対する流れができていないことで、課題が見つかった。
流れを確立させるために神経心理学検査のフローチャートの運用と運転支援の流れを記載したマニュアル作成を行った。その結果、全ての方に統一した支援が行えるようになった。

⑤突然、電子カルテが止まったら 〜緊急時対応マニュアル作成しました〜
リハビリ部・理学療法室

自然災害による停電や不測の事態で電子カルテが使用できなくなった時にどのように対応すべきか、リハビリ部スタッフにアンケートを実施。その結果をもとに、状況に応じた手順やフローチャートを入れ込んだリハビリ部の「電子システム停止時対応マニュアル」を作成した。スタッフ研修も実施し、リハビリ部スタッフ全員に周知した。

⑥残食を減らす取り組み 栄養部

約2年、入院患者さんの残食について統計をとってきた結果、主食と副食ともに昼食の残りが多く、副食については、「大きすぎる」「硬い」といった声が聞かれた。「残食気付きノート」を作成し、問題点・改善点の検討を行い、調理方法を変えることで夕食の残食量を減らすことができた。

⑦電子カルテ移行後の業務改善 看護部・回復期リハビリテーション病棟

電子カルテ導入により以前の手順と異なることもあり、業務の実施入力漏れが多かった。朝礼・終礼時の呼びかけやパソコンで確認しながらその場で入力したり、各担当者が確認し対応することで入力漏れが約80%減少した。また、教える側と教わる側で統一した内容で確認できるよう1項目毎に手順を作成した。

⑧自宅で安心して食事ができるように知っておきたい3つのこと
〜入院中、退院後、家族への栄養指導〜 NST委員会

コロナ禍の影響で入院中、退院後の栄養指導が不十分な状況となり、誌面での家族指導では細かいフォローが難しかった。いつでも家族が確認できるよう栄養指導に関する動画を作成。「食事の必要性」「嚥下食の作り方・コツ」「食事姿勢・介助の方法」をわかりやすく解説した。

電子カルテ導入により以前の手順と異なることもあり、業務の実施入力漏れが多かった。朝礼・終礼時の呼びかけやパソコンで確認しながらその場で入力したり、各担当者が確認し対応することで入力漏れが約80%減少した。また、教える側と教わる側で統一した内容で確認できるよう1項目毎に手順を作成した。

⑧自宅で安心して食事ができるように知っておきたい3つのこと
〜入院中、退院後、家族への栄養指導〜 NST委員会

コロナ禍の影響で入院中、退院後の栄養指導が不十分な状況となり、誌面での家族指導では細かいフォローが難しかった。いつでも家族が確認できるよう栄養指導に関する動画を作成。「食事の必要性」「嚥下食の作り方・コツ」「食事姿勢・介助の方法」をわかりやすく解説した。

⑨災害時避難情報シートを作成して 〜もしもの時に備えて〜 介護保険部・居宅介護支援事業所

自然災害時に避難が必要な利用者さんの状況や情報等の把握ができていなかったため、事業所内の避難が必要な方の抽出を行い、利用しているサービスやかかりつけ医、移動可能な避難所等の聞き取りをご家族に行った。その結果を「避難情報シート」にまとめ、事業所内で情報共有を行った。
職員の災害に対する意識向上と担当者不在時でも迅速な対応が可能となった。

⑩読影管理のデジタル化 診療部・検査室

読影管理を手書きで行っており、検査・読影件数の増加に伴い、記入漏れが発生するリスクが増し、読影依頼ミスに繋がりかねないと思われた。電子カルテ移行に伴い、読影管理も電子化をすることで、記載漏れ防止、業務効率の向上に繋がった。

⑪コロナ対応病床への取り組み 看護部・地域包括ケア病棟

療養病床2床で新型コロナウイルス感染症の患者さんの受け入れを開始し、スタッフの反応や不安な思いを知り、安心して患者さんと向き合い、医療の提供ができるよう勉強会やマニュアルの作成を行った。
入室回数を少なくし感染リスクを減らす取り組みや環境調整、手指衛生についての再確認を個別に実施することでスタッフの不安軽減に繋がった。

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