2011年07月

洗面台の研究

<洗面台の研究△梁海>

キラキラ前回、前々回と続いて洗面化粧台のボウル部分に使われている素材について記してきました。今回はその第3弾となる素材‘ホーロー’について記します。最近では以前ほど使われなくなっているホーロー素材ですがその歴史は実は結構長く、戦後からは特にブリキに替わる強い素材として使われてきました。最近ではマンションなどのユニットバスやガスコンロのトッププレートなどによく使われています。

ホーローといってもいろいろあります。ホーローとは、金属(鉄)の表面にガラス質のうわ薬を塗り高温で焼き付けたものをいいます。約800℃くらいの高温で焼き上げ、この高温での焼き上げが表面を強固にするといわれています。そして鉄とガラスの組み合わせにより、それぞれの長所が活かされ、さらに鉄のサビやすさ、ガラスのもろさというそれぞれの欠点をなくしています。また、鉄の表面のガラス質の上薬を塗布していても最近よく見られるガスコンロのトッププレートに使われているガラストップのガラスなどとは違い、鉄の表面に薄く塗り、800度くらいの高温で焼成するのでガラス素材の欠点としてあげられる弱い耐衝撃性も克服しています。また、鉄にガラスのうわ薬を塗布することにより、鉄の欠点である弱い耐防錆性も克服しています。

そんなホーロー素材ですが水廻り製品に使われているホーローはおもに銅板(鉄板)ホーローと鋳物ホーローの2つがあります。以下、簡単に特徴を記します。

1.鋼板ホーロー
鉄の板にガラス質のうわ薬を塗り、高温で焼き付けたものです。うわ薬に顔料を加えることで多彩なカラーを出すことができます。また、うわ薬や焼成技術の向上により単色だけではなく、模様が入ったものやつや消しタイプといった装飾性の高いホーローも登場しています。EX:マンションなどのユニットバスの壁面、ガスコンロのトッププレートなど。
 
2.鋳物ホーロー
溶かした金属を鋳型の空間に流し込んでつくったものを鋳物といいますが、鋳物ホーローはそれにパウダー状のうわ薬をふり掛けて焼き付けたものをいいます。この鋳物ホーローのほとんどが、浴槽の素剤に使われています。EX:洗面化粧台のボウル部分、浴室の浴槽など。

と、いうことになりますが洗面化粧台に使われているボウル部分は2鋳物ホーローになります。

イメージホーロー








以上に記したことからできあがるホーロー素材は800度の高温焼成により熱に強くなり、その事により表面が硬化して水拭きなどの手入れがしやすくなります。そういった事を踏まえると水回り製品の素材として大変優れた特徴を持っているといえます。ただ一言に‘ホーロー’といっても必ずしも上記のような条件でつくられているものばかりではなく、製造メーカーによっては違った製造方法でつくられているものもあります(焼成温度の違いや焼成時間の違いなど)。ですのでもし、ボウル部分がホーロー製の洗面化粧台を購入する際にはメーカーやお店の人に‘どのような製造過程によって高品位な洗面台ボウルがつくられているのか’という観点でよく聞いてみる事をお勧めします。

   ハウスクリーニング シダーズ   ハウスクリーニングのシダーズ

洗面台の研究

<洗面台の研究,らの続き>

キラキラ先日、ブログで記させて頂いた洗面台の研究,梁海という事で今回はその⊃郵大理石の洗面台について記させて頂きます(だいぶ間があいてしまってすみません(;´Д`))。

人工大理石でできた洗面台といっても大きく2つに分かれます。それはポリエステル系樹脂の人工大理石とアクリル系樹脂の人工大理石でできた洗面台に分かれます。つまり‘人工大理石’といっても‘石’ではなく‘プラスチック’なのです。もちろんプラスチック100%でできている訳ではありませんが主成分がこの2つのプラスチック素材でできているのです。石材は使われていません。以下この2つの特徴を記します。

ポリエステル系樹脂
・安価で製造できる
・アクリル系樹脂と比べ耐熱性、耐衝撃性に劣る
・紫外線によって変色しやすい

アクリル系樹脂
・ポリエステル系樹脂に比べて加工しやすい
・耐候性、耐衝撃性に優れている
・汚れ落ちがポリエステル系樹脂に比べていい
・ポリエステル樹脂と比べて高価

人工大理石人工大理石2







以上の点がポリエステル系樹脂とアクリル系樹脂の主な特徴となります。この特徴の違いを考慮すると使用上耐候性(紫外線などによる耐変色度)、耐衝撃性、耐汚染性(耐汚れ性)においてアクリル性樹脂の方が優れていてよさそうです。ただ、その分、製造するにあたりアクリル系樹脂の洗面台はポリエステル系樹脂でできたものよりコストがかかり、洗面台の価格は比べて高価になります。最近では水廻り製品を製造するメーカーはポリエステル系樹脂でできた洗面台からアクリル系樹脂を主成分に使われたボウルの洗面台の製造にシフトしてきています。もし、今後人工大理石でできた洗面台を購入するのであれば販売店の人にポリエステル系樹脂でできたボウルの洗面台なのかアクリル系樹脂でできたボウルの洗面台なのか確認してみた方がいいでしょう。その上で上に記した特性を考慮して購入するかどうか考えた方がいいと思います(⌒∇⌒)。

    ハウスクリーニング シダーズ   ハウスクリーニングのシダーズ

洗面台の研究

キラキラ先日、シダーズのお得意様のお客様から洗面台の取替えリフォームについて相談を受けました。なんでも洗面台のボウル部分にヒビが入ってしまい、交換を考えているとの事でした。それでこのお客様は今、自宅マンションを塗装工事している業者の方に見積もりをとってもらったのですが工事代金一式が約¥300,000になるとの事でした。この内訳は、\面化粧台脱衣場のクロス張替え8鼎だ面化粧台の産廃処分ざ伴圓諒の人工 の料金からなります。しかしシダーズはこの¥300,000という金額を聞いて‘たっ、高くないか(; ̄Д ̄)!!’と思いました。と、いうのはシダーズも洗面化粧台の取替えを行った事があるのである程度料金の事は分かっていたのですがホームセンターなどで売られている洗面化粧台は横幅600mmのもので2万円強〜4万円弱、750mmのもので3万5千円〜の料金で売られています。それにクロス張替え、洗面化粧台の処分料金等を加えてもこの半分もしません。なのでおかしいと思い、調べてみました。

まず、このお客様の使用している洗面化粧台は横幅が一般的な600mmでも750mmでもなく、900mmのものでした。この横幅が900mmのタイプの洗面化粧台はシダーズが普段のクリーニングでは見た記憶がなく、ホームセンターなどでは普通は販売されていません。そこでシダーズが週1回以上消耗品などの清掃資材を買出しに行っているホームセンターの担当の方に聞いてみました。すると、どうも横幅が900mmの洗面化粧台というのは量産品のものではなく、料金が割高になるという事でした。しかも料金はオープン価格として¥240,000の洗面化粧台がメーカーの在庫としてはあるのですが実際に販売する際にはここからの割引価格になり、その正確な価格はメーカーに聞いてみないと分からないとの事でした。

   
このオープン価格としての¥240,000という価格が実際にどのくらいになるのか分かりませんが一般的な洗面化粧台と比べると高いといわざるを得ません。上記にも記したとおりシダーズが本日、ホームセンターで見てきた洗面化粧台は価格が横幅600mmのもので¥22,800、750mmで¥34,800という洗面化粧台もありました。それが横幅が900mmになると大幅に価格が上がるのです。シダーズ自身としては洗面化粧台の取替えに¥300,000という金額はとても高い価格だと思います。このシダーズのお得意様のお客様としても「ボウル部分にヒビが入ったばかりに出費が¥300,000も・・・・(; ̄Д ̄)」という気持ちだったと勝手に推測してしまいました。そんなこともあり、今後、こんな事にならない為にもシダーズは少しこの洗面化粧台のボウル部分について調べてみました。主なもので洗面化粧台のボウル部分に使われている素材は陶器、人工大理石、ホーローと3種類あります。以下、記します。

ボウル部分の素材 ‘器

陶器2説明1







・メリット
陶器とは粘土を約1300度の温度で焼成してその表面に釉薬をかけたものです。
衛生器具(陶器)の特徴としては空気調和衛生工学会基準、HASS206の定義によれば、
 1.吸水性がなく、機械的 強度が充分有る事。
 2.汚れが目立ちやすく、かつ清掃に便利である事。
 3.耐蝕、耐摩耗性である事。
 4.洗浄、排水などの機能をもたせる複雑な形が作りやすい事。
だ、そうです。つまり言い換えると、強度があり、お掃除がしやすく、キズに強いという事が使用上のメリットとしてはいえそうです。

・デメリット
1.耐伸強度が比較的小さく、弾性に乏しいことから、強い衝撃を与えると破損する恐れがあります。陶器(土)の収縮やゆがみによる破損や、水が凍結する場合の膨張による破損もごく稀にあります。ただ使用上の誤 りさえなければ、完全に防止できるようになっているようです。
2.熱伝導率が小さく、耐伸強度も比較的小さいことから、部分的に強熱するとその部分のみが膨張し破損します。湯沸器から直接給湯するなど、極端に高温のお湯を直接、ボウル部分に注ぐ事は避けた方がよさそうです。

すみません。このブログを書き始めて3時間が経過しようとしていますが(調べ時間、写真加工時間含む)そろそろシダーズも明日の作業に向けて寝床に入らないといけません。という事で残りの人工大理石とホーローにつきましては明後日に洗面台の研究△箸靴撞させて頂きたく思い、ここに筆を置かせて頂きます(⌒-⌒)。

    ハウスクリーニング シダーズ   ハウスクリーニングのシダーズ

お風呂場の換気扇の変遷

最近、お風呂場の換気扇をクリーニングを行う事が多く、少しその換気扇について考えてみたくなりました。最近のマンションなどのお風呂場の換気扇などは換気機能だけではなく涼風や乾燥機能などがついたものもよくみられます。そういった新しい換気扇も含め、少しこの数十年にわたっての換気扇の変遷について考察してみたいと思います。

従来の換気扇

シングル1あたりまえの事ですがお風呂場の換気扇はお風呂場の室内の空気を換気するためのものです。従来はこの機能のみのタイプしかありませんでした。左の写真のように換気扇中心部のモーターに写真左下のファンが取り付けられ、その外側に写真右下のカバーガ覆い被さります。この換気機能のみの換気扇で他にこの写真のようにファンのカバーを取り外す事がなく、ファンを取り外すことが出来るものもあります。

少し前の換気扇

上記の換気機能のみの換気扇の次の時代に登場したのが送風機能(簡易的な冷房)が追加されたものです。下の写真をご覧下さい。

ダブルダブル2







この左の写真はファンを覆うアルミカバーを外す前の状態です。右の大き目のファンは取り付けられている部分に熱交換器で冷やされた空気がでる箇所で、左の小さめのファンは換気するためのファンです。そして左の写真のアルミカバーを取り外して中を見るとエアコンのファンの方はファンを覆うアルミカバーの入り口部分に熱交換器(アルミフィン)があります。お風呂場内の空気が吸い込まれてこの熱交換器部分を通り、冷やされ、ファンが回転することによって再度お風呂場内に送り出されます。その結果、お風呂場に送風効果をもたらすのです。

最近の換気扇

最近のマンションなどでは上の送風機能に加えて乾燥機能や暖房機能が付いているタイプのものもあります。それは洗濯物が天候により外で乾かせない場合にお風呂場内に干す場合に効果を発揮するのが乾燥機能、また、そういった乾燥というよりは単純に冬場の寒い時などにお風呂場内を暖めるための機能が暖房機能です。下の写真をご覧下さい。

トリプル


写真にあるように左の大きめのファンが換気扇のファン、右の小さめのファンがエアコンのファンです。このエアコンのファンが冷風や暖房風もしくは乾燥の風を送りだします。このタイプは通常のエアコンの構造と同じくできていて換気扇に通常のエアコンが縮小されたものが付け加えられたと言っていいでしょう。つまり、通常のエアコンのように室内の空気を吸い込み、熱交換器で冷やして(暖めて)冷風(温風)をだし、室内の温度を下げたり上げたりするのです。人間の快適な生活への探求のひとつとして‘お風呂場にいる時も心地よくいたい’というところから最近はこういったタイプの換気扇が増えているようです。

BlogPaintBlogPaint







以上簡単ではありますが‘お風呂場の換気扇の変遷’ということで記させて頂きました。このように何でもそうですがお風呂場の換気扇も時代がすすむにつれ、進化しているようです。そしてこの先もまた、新たな換気扇のタイプが出現していくでしょう。それは空気清浄機能付きの換気扇なのか(すでにあるかも知れない)、はたまた技術革新が起こり、お風呂場内にいっさいカビを発生させない風とか電波を送る換気扇なのか・・・・いずれにしても人間の‘快適な生活への探求’がさらなる換気扇を生み出していくといえそうです(⌒-⌒)。

    ハウスクリーニング シダーズ   ハウスクリーニングのシダーズ


‘消費電力抑制’という観点からみたエアコンクリーニング

この7月に入り、大口の電力需要家を対象に昨年夏季に比べて15%の電力消費を少なくする電力使用制限令がだされました。シダーズもここのところ一般のご家庭にエアコンクリーニングでお伺いさせて頂いているのですがやはり皆様電力消費を気にしてエアコンをあまり使わないように我慢されていたようです。とはいっても6月の下旬にはいり日本列島は真夏日(気温30℃以上)はおろか猛暑日(気温35℃以上)の日もでてきました。我慢するといっても限界があります。ましてや湿度が高い日本においては他の国よりも同じ温度でも暑く感じるといわれています。そんな事を踏まえ、‘電力を消費してもなるべく少ない消費電力生活する’という観点からエアコンクリーニングを検証してみたいと思います。

‘消費電力を抑える’という観点から考察するとエアコンクリーニングを行う際には2つポイントがあります。アルミフィン(熱交換器)とシロッコファンのクリーニングです。まず下の写真をご覧下さい。
冷風がでるしくみ
エアコン分解大完成
これはエアコンの分解時の写真ですが室内の空気が、□の方向に流れます。その空気の流れですが、まず室内の空気がエアコンに吸い込まれます。その際に空気が通るアルミフィンが冷やされているのでそこを通る空気も冷えます。その冷えた空気がアルミフィンの下で回転しているシロッコファンに引き寄せられて通風口から冷風がでることになります。

この写真にあるアルミフィンの部分の1枚1枚の間にほこりなどが目づまりした場合、エアコンによる空気の吸い込み量が減るのでその結果、通風口からでる冷風の量が減ります。また、このアルミフィンに汚れなどが付着した場合などもそうなのですがその汚れやほこりの上をエアコンに引き寄せられた空気が通るのでアルミフィンの冷えを汚れやほこり越しに受けることになります。そうすると通風口からでる冷風の温度はその分、上がります。よってその結果、室内が冷えないことになり、エアコンの設定温度を下げてしまうので余計に電力を使ってしまうのです。

きれいなアルミフィン汚れたアルミフィン2







この左の写真はエアコンクリーニング終了後のきれい度100%の状態、つまりこのアルミフィン部分には汚れやほこりが全くついてない(目視による)状態です。一方、右の写真はきれい度50%の状態、つまりアルミフィン部分の面積の50%において汚れやほこりがついている状態です。この2つのアルミフィンの状態においてエアコン作動時に同じ設定温度で使用した場合は冷え具合は格段に違ってきます。とはいっても室内の温度を同温にした場合において消費電力が単純に50%違う、という事になるわけではありません。右の汚れたアルミフィンにおいて全く冷えないのではなく、冷却具合が低下するという事だからです。そういった事を踏まえると実際にはエアコンの消費電力量を測定器で測ってみなければわかりませんが20〜30%くらいの電力消費量の差がでる、という事は推測できると思います。それでは次にもうひとつのエアコンのポイント、シロッコファンについて検証してみたいと思います。

シロッコファン汚れたシロッコファン







この写真は洗浄前のシロッコファンと洗浄後のシロッコファンの写真です。左の洗浄後のシロッコファンは当然ほこりが全くない状態ですが右の洗浄前のシロッコファンはファンのフィン内側の表面積全体にビッシリほこりが付着しています。しかもこのシロッコファンはリビングのキッチンのすぐそばに設置してあるエアコンで、料理をする際に空気中に蒸発した油も付着しています。その上にほこりが付着しているという事になります。こういったかたちで多量のほこりが付着しているとシロッコファンの重量もかなり増しています。この重みが増した分、エアコン作動時におけるシロッコファン回転速度が少し遅れます。これに関してどのくらい回転速度が遅れるかもやはり測定器を使って計ってみなければ正確な数値は分かりませんがあまりに汚れがひどい場合だと10%以下くらいの回転速度の低下は推測できます。つまりこの回転速度が遅れればエアコンの通風口からでる冷風量は少なくなります。よってもし、室内の設定温度を同温にする場合、汚れているシロッコファンのエアコンは汚れていないシロッコファンのエアコンよりもエアコン自体の設定温度を少し下げる必要がでてくるのです。その分、消費電力も多くなります。

養生以上、エアコン作動時及びクリーニング時におけるポイントとなるアルミフィンとシロッコファンについて検証してみましたがこの検証結果から分かるのはクリーニング後のエアコンと強く汚れたエアコンにおける作動時の消費電力は20〜30%以上違ってくるという事です(※)。この事実を踏まえると我慢してエアコンを使わない事が出来るのであれば越したことはないのですがもし、使用する場合はエアコンのクリーニングをしっかりして、作動させるのが‘電力消費量を抑える’という観点からみると推奨されることといえます(⌒∇⌒)。

※アルミフィンの表面積の50%にほこりが付着→その半分の割合が消費電力の差と考えた場合。

    ハウスクリーニング シダーズ   ハウスクリーニングのシダーズ

記事検索
livedoor プロフィール

シダーズ

QRコード
QRコード