原子力発電を考える!!

原子力発電を考える◆!

<前回の原子力発電を考える!!の続き>


昨日の‘原子力発電を考える!!’の続きになります。前回は今まで日本政府は原子力発電推進及び使用済み核燃料の再処理、再利用の方向で動いてきた中で今後、全国の各原子力発電所を順次停止させていくのか、それとも安全面を強化して推進していくのか、の続きを記していきたいと思います。正論をいえば全ての原子力発電を太陽光や風力などの自然エネルギーに替える事ができるのであれば、替えていくべきだと思います。しかし現実的に考えて日本全国に太陽光エネルギーの設備を設置していくのにはとてつもない費用と時間がかかるといわれています。また風力、水力、地熱などのエネルギーに関しても同じ事がいえると言われています。逆に原子力に関しては日本全国の海岸沿いに計68基(運転中55、建設中2基、着工準備中11基:原子力施設運転年鑑平成19年度版による)あるそうです(2008年10月30日時点)。これらの原子力発電所は定期点検などで停止中のものもあるのですが全て稼動したら電力の供給が絶つという事はないようです。

次に電力供給という点についてですが、自然エネルギーは太陽光であればこの世から太陽がなくならない限り、風力であれば風がなくならない限り、電力供給が可能です。いってみれば永久に電力供給が可能なエネルギーということになります。ただ、天候、気候、風の有無により電力供給量に大きな違いがでるという事もひとつの特徴といわれています。一方、原子力発電は天然ウランを使用して発電するので地球上の資源を使うことになりますが、この天然ウランの存在量においてはマスコミでもあまり喧伝されることはなく、おそらく当面は枯渇することはないと推測できます。少なくても石油や天然ガスを使って発電する火力発電よりは資源の消費量はだいぶ少ないといえそうです。また、去年の猛暑などの特殊要因などがなければ安定供給が可能といえそうです。

次に安全面についてですが自然エネルギーに関しては言うまでもなく、安全といわれています。では危険といわれる原子力発電ですが確実にいえる事は今回の福島第一原発の建物状況において今回の想定外の大型の津波が発生した場合おいては甚大な被害を及ぼすという事になると思います。ただこの東日本大震災は震源は宮城県沖です。なのに一番近距離の女川原発や福島第2原発はほとんど無傷だった事がシダーズは気になります。福島第一原発はおよそ40年ほど前につくられていてかなり老朽化が進んでいたという事です。

日本にある原子力発電は戦後、アメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)社とWH(ウェスティングハウス)社製の2種類の原子力発電が使われているという事です(1基だけイギリス製のものが1950年代に取り入れられたのですが今現在、国内に原子力発電所として存在しているのかシダーズには分かりません)。その2種類の原子力発電はBWR式とPWR式というものになります。BWR式がGE社製でPWR式がWH社製です。

原子力2
(出所:「エコロジーという洗脳」の9章‘日本の切り札「原子力発電」を操るアメリカ、章の著者:相田英男 P248 出版元:成甲書房)

この図はBWR式とPWR式のつくりを示したものですが大きな違いは図に向かって左のBWR式は原子炉圧力容器の中で沸騰させた軽水(通常の水)により水蒸気を発生させてその水蒸気で電気を起こすのに対し、PWR式は原子炉圧力容器の外に蒸気発生器がありそこで水蒸気を起こし、その水蒸気で電気を発生させるという事になります。この過程において蒸気のいくタービン建屋までBWR式は放射線を運んでしまうのですがPWR式は放射線をタービン建屋までは送らないそうなのです。つまりBWR式よりPWR式の方が放射線を外に漏らさないという点においては安全といえそうです(注:詳しい説明は科学者の方に聞いて下さい(;´Д`))。

原子力マップ
(クリックして拡大できます)
(出所:「エコロジーという洗脳」の9章‘日本の切り札「原子力発電」を操るアメリカ、章の著者:相田英男 P261 出版元:成甲書房)
※ABWRというのはBWR式の原子力発電を東芝蠅改良してつくられたものです。

これは上記のBWR式とPWR式の原子力発電所の国内の分布図です。今回の津波により損壊を受けた福島第一原発はBWR式になります。放射線の遮蔽という意味ではPWR式より劣るものになるという事です。

少し前に菅首相が活動停止の支持をだした東海沖地震の危険性が及ぶとされる中部電力の浜岡原発は福島第一原発と同じBWR式になります。この点も踏まえて今後の原子力政策を考えなければならないということなのでしょうか。

以上がシダーズがここ数ヶ月、原子力発電について勉強させて頂いた内容になるのですが、こいった大枠での情報も加味して原子力発電について考えていく必要性を感じている今日この頃のシダーズでした(;´Д`)。

原子力発電を考える!!

ニュース検定シダーズは一昨日、お休みを頂きニュース検定という検定試験を受けました。これは毎日新聞社が年2回ごど主催している検定試験で普段のニュースや新聞をどれくらい読み、時事情報をどれだけ把握しているかを計るものです。試験内容は政治・経済・暮らし・社会・環境・国際情勢の6分野にわたり出題されます。実はシダーズはこの試験は3回目の受験になるのですが2級と1級を各1回づつ前々回と前回それぞれ受けていて今回は2回目の1級試験に挑戦ということになります(ちなみに前回は合格しています( ̄ー ̄)ニヤリッ)。この時期に行われる試験ゆえにやはり原子力発電や東日本大震災についての問題もだされました。

その試験問題ではないのですがこの試験を受けるにあたりシダーズが勉強した(これも毎日新聞社から出版されている)問題集に掲載されていた原子力発電についての問題がとても気になりました。というのは今、TVや新聞などでよく‘原子力発電は危ない!!’とか‘太陽光などの自然エネルギーに転換するべきだ!!’などいわれているわけですが実は原子力発電にはもう一つの側面があり、もともと原子力発電は‘環境にやさしいエネルギー’とされていた一面です。つまりは石油や天然ガスなどの資源を使用せずに電気を発生させる事ができることからそういわれているという事です(天然ウランを使用する)。なので一時期アメリカのスリーマイル島やロシア(当時はソビエト)のチェルノブイリで原子力発電の事故がおきて世界中で‘脱原子力発電’の空気が広がった訳ですが1990年代半ばくらいから環境問題が叫ばれるようになり、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を減らすために原子力発電に電力源を転換していこうという流れが世界中で起こったわけです。いわゆる‘原子力ルネッサンス’といわれているものです。加えて日本では政府が原子力発電推進の立場で今まで動いていて、それに対してマスコミが‘原子力発電は日本の切り札’と喧伝していたわけです。

そこでシダーズが勉強したニュース検定の問題集に話を戻すのですがこの問題集は今年の3月26日に発行されています。発行が3月26日というと編集作業は東日本大震災が起きた3月11日以前に行われたと推測できます。その問題集の中の問題のひとつに次のような問題がありました。
 原発2
(クリックして拡大できます。)
お手数でなければこの問題をクリックして読んで頂きたいのですが、原子力発電において発電する為に使用した天然ウランを再処理してプリトニウムをつくり(MOX燃料)、そのMOX燃料を再度原子力発電の燃料として使用する(=プルサーマル)ことについての問題です。この問題にある新聞記事は去年の10月28日付の毎日新聞の記事なのですがこの記事を読んでも分かるとうり、今まで日本政府は原子力発電を推進するのはもちろんのこと、使用済み核燃料の再生処理工場も推進の方向で進んできたわけです。

すみません、ここからこのブログの結論までいきたいところですがシダーズの明日の起床時間がかなり早いのでここで筆を置かせて頂きます。続きは明後日に書きます(;´Д`)。

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