奥出雲こそ、米の発祥、と僕は主張してきた
ここで、かつて誰も指摘したことがない、「米」の秘密について開陳したい
日本人は、ご飯を食べる際、
まず
「いただきます」
と、手を合わし
食べ終わると
「ごちそうさま」
と、手を合わす
タイやビルマなど、小乗仏教の国にも見られない、
この、「米」に対する信仰はなんなのか?
古来、
「一粒の米にも百人の神様が宿る」
とされた
では、検証していこう
「―」を大地とすると、上からの光「 l 」は大地を突き刺し、「十」となる
斜め45度から入った光は、90度に反射、
同じく下斜め45度から入った光は90度に反射
これ、学校で習いましたね
光の入射角と反射角の基礎です
さて、続きです
90度の反射を それぞれ 「<」 「>」 で
「十」と、「<」 「>」
で、米となります
電話機で使う、「コメ」マークは6つの線で出来ています
携帯をお持ちなら、見てごらんなさい
「米」や、「※」ではありません
「米」は、東西南北と、その間、とも解釈できます
「米」を日本人が神様と崇めるのも、
ここに由来がある、と僕は30年ほど前に、
イメージしました
では、
「光」という文字、よく見てみると、
「米」とほとんど同一と見ていいと思います
つまり、今回の題字にあるごとく、
「米」=「光」=「神」
という結論が導き出されるわけです
このイデアは、
僕だけのこじつけだとお考えでしょうか
ならば、次の記述に対し、あなたはどのように感じられるだろうか
米という字はそのまま、世界最古の文字といわれる、
「シュメルの楔文字」の元である「古拙文字」における、
「星」「天」「神」を示す文字とそっくりそのものだ
以下、小林登志子著 シュメル―人類最古の文明―より引用
シュメル人は「謎の民族」である。
シュメル語は日本語と同様に膠着(こうちゃく)語(日本語の「てにおは」のような接辞を持つ言語に属すが、シュメル語に近い古代オリエント世界の言語は確認されず、シュメル人はどこからやって来たのか分からない
引用終わり
どこからやって来たとお思いか
最後に、僕がメソポタミア時代の古地図で発見した事実だけ記しておく
ヘブライ人(ユダヤ人)の祖、アブラハム(神によりアブラムから改名)が住んでいたのは、シュメルの「ウル」であった
Wikipediaから写真をお借りした
一番下にUr(ウル)がある
そして、そこから北東に
Suse という都市がある
この「Suse」
「スサ」と発音する
この、「スサ」と「スサノオ」とをどう結び付けるか、
それは、読者と僕の競争としたい
先日、島根県立古代出雲歴史博物館の、
宗教学専門の学芸員の先生と長時間、電話で話した
素晴らしい方であった
最後に
「古代史は、結局分からないのだから、古代史が好きな人の数だけある」
という、僕の意見に、先生は、
「いや、谷田さん、その通りですね」
と仰ってくださった
だから、僕は、権威など求めない
あなたの古代史における権威は、あなた自身です
僕と一緒に、古代史のロマンの世界に思いをはせ、
ユニークな説があれば、是非僕にも教えてください