さて、僕は大阪市阿倍野区に住んでいるのだが、
大阪市HPに阿倍野の地名・町名の由来が載っていて、興味深く読んでいた

その中に、
河堀口(こぼれぐち)が記載されている

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3 河堀口(こぼれぐち)

 延暦7年(788年)当時の守護職であった和気清麻呂(わけのきよまろ)によって、今のJR寺田町駅の南方、猫間川の辺(此の地点を河掘口と云う。
大正14年市に編入されるまで小字名として存続)から着工して、西へ庚申街道から茶臼山の南、河底池に達する洪水対策用の工事が行われました。
この工事は未完のまま長く中断されていたが、徳川時代に大和川への転さく工事となって実を結んだ。
工事のためこのあたりー帯は湿潤地帯となったが、ホタルの名所となり、シーズンには出店が並んで賑わった。
現在、近鉄南大阪線の駅名にその名を残している。 
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 近鉄電車河堀口駅は僕の家から歩いて4〜5分の距離にある
河堀口と書いてこぼれぐち・・大阪の読み方が難解な地名の一つであるが、この文章の中に、和気清麻呂公の名を見つけた時、僕は不思議な縁を感じた

wikipediaには、こう記されている

和気清麻呂が、788年(延暦7年)に上町台地開削工事を行った際、掘りかけた堀川にちなむ。
堀川は河堀(こぼり)といい、なまって「こぼれ」となり、その掘り始めた場所であることから河堀口(こぼれぐち)となった。


問題はこの工事なのだが・・