2012年06月
(志賀高原の自然ではありませんが)
中央アルプスのとある森のなか、突如目の前にあわられる写真の異様な光景!
何か訳があって、こんなところに霊園を作ったのかな等ととんでもないことが一瞬頭に浮かんでしまいます。
すぐにこれが何かわかる方は、相当に各地の山歩きをされている方か、熱心に自然環境問題を勉強されている方、又は林業関係者だと思います。
もうおおよそご想像がつくことと思いますが、これは現在長野県内の山林でも最も問題になっている「ニホンジカの食害対策」のためのものです。幼木がシカに食べられないように、保護しているのです。
ニホンジカをはじめとする食害問題の詳細は、ここでは述べませんが、一度崩れてしまった大きな生態の循環バランスを元に戻すには、とてつもないコストとエネルギーをかけなければならないという現実です。
こうしたものを見るたびに、便利さや豊かさのために進化し続けてきた、私達人間の文明や技術は、本当のところ一体何のためだったのだろうと、考え込んでしまうのが常です。
中央アルプスのとある森のなか、突如目の前にあわられる写真の異様な光景!
何か訳があって、こんなところに霊園を作ったのかな等ととんでもないことが一瞬頭に浮かんでしまいます。
すぐにこれが何かわかる方は、相当に各地の山歩きをされている方か、熱心に自然環境問題を勉強されている方、又は林業関係者だと思います。
もうおおよそご想像がつくことと思いますが、これは現在長野県内の山林でも最も問題になっている「ニホンジカの食害対策」のためのものです。幼木がシカに食べられないように、保護しているのです。
ニホンジカをはじめとする食害問題の詳細は、ここでは述べませんが、一度崩れてしまった大きな生態の循環バランスを元に戻すには、とてつもないコストとエネルギーをかけなければならないという現実です。
こうしたものを見るたびに、便利さや豊かさのために進化し続けてきた、私達人間の文明や技術は、本当のところ一体何のためだったのだろうと、考え込んでしまうのが常です。
一年で最も昼が長い時期ですので、夕方もなかなか暗くならないばかりか、太陽が山の端に沈んでからも長々と薄明が続き、なかなか暗闇が訪れません。
秋から初冬にかけての、転げ落ちていく太陽のあと、まるで天から漆黒が降り注ぐような日没に比べて、“昼間”が何か後ろ髪でも引かれているのか、それとも“夜”が出番を渋っているのか、夕暮れ時の余韻を楽しんでいられます。
ちょうど気候も良いので、この時間は気持ち良いですね。
志賀高原では、ちょっと寒くてずっとは外にはいられませんが。
そんななか、夏至が過ぎてしまい、太陽は早くも南に帰り始めてしまっている現実を考えると、本格的な夏が始まる前だというのに、一抹の寂しさを感じてしまう私です。
秋から初冬にかけての、転げ落ちていく太陽のあと、まるで天から漆黒が降り注ぐような日没に比べて、“昼間”が何か後ろ髪でも引かれているのか、それとも“夜”が出番を渋っているのか、夕暮れ時の余韻を楽しんでいられます。
ちょうど気候も良いので、この時間は気持ち良いですね。
志賀高原では、ちょっと寒くてずっとは外にはいられませんが。
そんななか、夏至が過ぎてしまい、太陽は早くも南に帰り始めてしまっている現実を考えると、本格的な夏が始まる前だというのに、一抹の寂しさを感じてしまう私です。
題名から連想する「作法・マナー講座」ではありません。
スポーツハイムのある、標高1500メートル前後では、ほぼ全ての落葉樹が新芽を出し終わりました。
この情報欄でも何度か発信していますように、多くの新芽は、冬の間寒さをしのぐために、様々なパーツに守られていますが、この時期はそれらのパーツを突き破ったり、落としたりしながら伸びていきます。
細かく観察してみると、そのパーツの落とし方や開き方は、その樹ごとに様々なやり方があるようです。
いずれにしても、合体モノ戦闘ロボットアニメのような滑らかさとスムーズさ、合理さを兼ね備えていて、感心するものばかりです。
「ウィーン、カシャ、ウィーン、カシャ」
という擬音をこちらから発してしまいそうになるのは、私くらいでしょうか。
スポーツハイムのある、標高1500メートル前後では、ほぼ全ての落葉樹が新芽を出し終わりました。
この情報欄でも何度か発信していますように、多くの新芽は、冬の間寒さをしのぐために、様々なパーツに守られていますが、この時期はそれらのパーツを突き破ったり、落としたりしながら伸びていきます。
細かく観察してみると、そのパーツの落とし方や開き方は、その樹ごとに様々なやり方があるようです。
いずれにしても、合体モノ戦闘ロボットアニメのような滑らかさとスムーズさ、合理さを兼ね備えていて、感心するものばかりです。
「ウィーン、カシャ、ウィーン、カシャ」
という擬音をこちらから発してしまいそうになるのは、私くらいでしょうか。
久しぶりに夕方時間が出来たので、少し前にみつけたクロサンショウウオの卵塊がどうなっているかと見に行ったところ、今度は水辺にモリアオガエルの卵塊が無数にありました。
しばらくの間観察していると、大人のモリアオガエルたちが沢山泳いでいて、ゲロゲロと泣き出します。
思わず触れてみたくなるような、クリーミーな泡に包まれている卵たちですが、この泡のおかげで、卵時代はかなり安全なようです。
彼らにとって卵から出て水に落ちる瞬間が、生涯最初で最大の危険なときのようです。
その瞬間を狙って、虎視眈々と狙っている生物がこれまた周囲に無数にいるのです。そうした生物にとって、オタマジャクシは格好の餌でもあるのです。
嗚呼、人間に生まれてきて良かったぁ。
しばらくの間観察していると、大人のモリアオガエルたちが沢山泳いでいて、ゲロゲロと泣き出します。
思わず触れてみたくなるような、クリーミーな泡に包まれている卵たちですが、この泡のおかげで、卵時代はかなり安全なようです。
彼らにとって卵から出て水に落ちる瞬間が、生涯最初で最大の危険なときのようです。
その瞬間を狙って、虎視眈々と狙っている生物がこれまた周囲に無数にいるのです。そうした生物にとって、オタマジャクシは格好の餌でもあるのです。
嗚呼、人間に生まれてきて良かったぁ。
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