2011年09月

2011年09月28日

「みすず書房」の本とか

その、以前、昔というか、私がまだ20代だったころというか「なにもない装丁」として人気爆発だったというか代名詞だったのが「みすず書房」の本でしたね。「白い本」とかそんな風にいわれてことも。装丁とは関係なく私は実際この出版社の本は何冊も読みました。若い時というのは流行の思想にかぶれてしまうもんですから。またそういう本を出してた出版社ですね。人文書系出版社の代表的なとこじゃないですかね。まあ、真っ白いカバーに細い明朝で書名、著者名だけが表記された装丁ですね。岩波書店などもそんな装丁の本の代表的出版社ですか。それはそれは格式を感じたもんです。今もそんな装丁を続けているんだろうかとみすず書房のHP覗いたら(拝借させていただいた画像はその一部です:http://www.msz.co.jp/)さすがに「白い本」そのものというのは少なくなってました。それでもかつての装丁スタイルの精神は息づいてる気がしましたが。

と、なんだか本業の話めいてきた。私は実はデザイン論が大嫌いなんだけど(笑)。これもむかしむかしの話になるけど、ちょっとしたデザインのテクニック本を書かざるをえなくなった時、つくづくうんざりした経験があるから。もちろん「書かざるをえなくなった」のは金のためなんですけど(笑)。ワタシの動機はたいていそうです。

その嫌いな話をしちゃったのは、ウチのスタッフH原が出版社の担当者に「内容は、すごく堅い内容なので軽過ぎず、ビジュアルを入れるとしても、何でも無いような何かを入れて欲しい」という装丁注文が来て、頭を抱えていたから。まあ、そうなんですね、本当は書名と著者名、あったとしてもサブタイトルだけで装丁できたらそれが一番いいに決まってるんですが。しかしみすず書房にせよ岩波書店にせよなかなかそ〜いう訳にいかない。マーケティング上なんて上品なもんじゃないですが。だから装丁をやっていこうとする若い人が、結構早い段階で壁になるのがこの「何でも無いような何か」のビジュアルって何か、どんなものか、であったりするんですね。で、その壁は避けて通れず乗り越えていかなくちゃいけない訳です。どうしてそうしていかなければいけないか。それはお金のためなんだけど。

「みすず書房」の本




shige4 at 20:03|PermalinkComments(2)

2011年09月27日

カードを停めたらAmazon使えない!

免許証はまあ、免許不携帯したって運転出来るんだろうからいいんだが(笑)カードを停止したらAmazonが使えないんで困った。おりしも見たいと思ってたコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』を注文しようと思った矢先だったし。ところでこれもまた「ブルーレイ&DVDセット」販売。もういい加減にして欲しいもんだなあ。どっちかにすりゃもっと安く出来るだろうに。ところで前に書いた気がするが、これは1969年の西部劇映画『勇気ある追跡』のリメイクですね。私はこの映画(『勇気ある追跡』)大好きで、いまさらながらジョン・ウェインという俳優の素晴らしさを再確認した作品でした。確かこれでアカデミー賞・主演男優賞を受賞したんでは。

それはそれとしてAmazon使えないんでどうしよう。最近どうもDVD手に入れてようやく見終わったとおもったらWOWOWで放映パターンが続いてる。(『ゾンビランド』やら『ぼくのエリ200歳の少女』)。「ブルーレイ&DVDセット販売」がうざいんで、買うのやめとくか。多分、多分だけど『勇気ある追跡』ファンはちょっと物足りないんじゃないだろうか、この作品。多分だよ。ジョン・ウェインのあの太っちょになったアル中老保安官の気迫溢れる追跡劇が忘れられない。
それからコーエン兄弟は好きでも嫌いでもないんだけど、次はスティーブ・マックイーンがやった『トム・ホーン』のリメイクをお願いします。

ところで今日は某出版社の「将棋のお稽古日」だった。この数回いろいろな事があって不参加だったんで、今日は久しぶりに出てみようと思ってます。
トゥルー・グリット



shige4 at 15:35|PermalinkComments(1) 日記 | 映画

2011年09月26日

免許証が紛失??!!

今朝、運転免許証を入れてるケースが無い事が判明。少々慌てた。普段サイフとは別にして決して無くさないような所に入れていたのだが、そういえば最近運転をしてないので、これといって確認していなかった。まあ、他にもカードとかなんとか入ってたもんで、本日全て停止状態にしてもらった。やれやれである。普通なら「ついてないなあ」なんて考えて腐りそうなところだけど、何故か今回はどうでもいいやって感じだ。「つき」とか「つかない」とかそ〜いうものは世に無いのである。なくなるものはなくなった、ただそれだけだ。しかしまあ、世の中無くしものをする人も多いらしく(そういう訳じゃないかもしれないが)、いずれも再発行等考えていたよりはるかに簡単そうだった。世の中は軽いもんです。どうしてそういう結論になるのか分からないけど。
しかし私のあのケース一体どこへ行ってしまったんでしょうか。いまさら出て来てもあまり意味なくなったが。しかし、しばらく運転出来ないんだろうか。。。。。

shige4 at 18:53|PermalinkComments(4)

2011年09月23日

つまんない映画のこと書いてもしょうがないか

日本人監督北村龍平が作った『ミッドナイト・ミートトレイン』てのはクライヴ・バーカーの『血の本』が原作だったんだなあ。知らなかった。というか昔良く読んだけどクライヴ・バーカー自体もうほとんど興味ない作家だけど。NYの真夜中の地下鉄で、正体不明な人物がトンカチで人を惨殺していくというたいへん私好みのテーマ(w)だし、その殺人鬼が「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のヴィニー・ジョーンズだったりと、いかにも気持ち良く観賞出来そうな映画だったのに、見た後なんとも後味悪〜い感じだった。おかしいなあ(w)。もうこういう映画あんまり観たくないのかもなあ。

『ミッドナイト・ミートトレイン』


shige4 at 19:10|PermalinkComments(0) 日記 | 映画

蛇足です、『ブランドなんか、いらない』の版元

この本Amazonの中古品の出品でしか買えなかったのだけど、その版元「はまの出版」破産を告げていましたね。2008年1月25日「はまの出版が破産手続き開始決定。負債は約3億円。」だそうだ(文化通信)。わたしは一応業界の片隅にいるんだけど「はまの出版」のことはよく知らなかった。こういうまじめな本を出していた人文系出版社の倒産は本当に心痛みますね。まだまだ中小の出版社の倒産は続くんでしょう。ウチの事務所も最近何故か人文系出版社とのおつきあいが多くなってきた。当然そういう本の装丁の仕事をしたかったからだけど。デザイン面でしかないが、出来るだけのことはしていきたい。

ちなみに『ブランドなんか、いらない』は出版社大月書店から新版として復刊されてます。価格¥ 3,675 。2007年アメリカ社会学協会での講演「『もうひとつの世界』の実現をめざして」を新たに収録だそうだ。写真がそれです。
ブランドなんか、いらない新版


shige4 at 19:02|PermalinkComments(0) 日記 | 

是非読んで欲しい『ブランドなんか、いらない』

この本の初版は2001年5月ですね。どれほど日本で反響があったんだろうか。なんとなくどこかで小耳にした本な気がするけど。このところ読書時間がなかなかとれず、ようやく半分なんだけど、素晴らしい批判書だと思う。ただしこのBLOGのコメント欄でも触れられてたけど、とても読みにくい訳文が無いとはいえない。例えばブランド(=巨大企業ということなんだけど)がキャンパスという教育現場へ進出する様を分析した第4章「ブランドの学校進出─キャンパスに入り込んだ企業広告」の終わり近くのところ(P116)

「そして、少なからぬ終身在職権をもつ急進派教授たちは、社会主義思想を若者に植えつけておきながら、その実、自身は、「真実とは構造である」というポストモダニズムの考えに執心していた。この考えは学問の世界では支持を得られず、もちろん他者(企業)に学習モデル(公共)に対する「特権」を与えることの是非を問う政治論争にも参加しえなかった。真実は相対的であるから、プラトンの対話がフォックスのアナスタシアより優れていると、いったい誰が言えるのだろうか?」

前後の文脈で読むしかないんだけど、そうしたところでこれってすんなり頭に入ってくる文章だろうか?。多分前後の文脈というより論文発表当時の世相の雰囲気の理解が必要なんだろう。まあ、こちらの読解力や無知識を指摘されると言葉返せないが。しかし、例のパラグラフはどうしても数回読み返して自分なりに解釈し直さなければ先へ進めない。ただ私は著者ナオミ・クラインはそこまで頭でひねりまわさなくちゃいけないことを主張してるとはおもえないんだが。

と、そんな部分が多数出てくるが決してめげてはいけない。そんなところは自分なりに勝手に解釈しておけばよい。この本は徐々に論じることが具体性を帯びるてくる。それに伴い上記のようなややペダンティックな表現は無くなっていく(ペダンティックなに思えるのはちょい訳者のせいだといいたいんだけど)。なるほど、グローバルといおうが多国籍といおうが、ブランド企業がいかに世界から公共空間を奪い環境を破壊し、多様性とかいいながらその実、自由な選択肢を奪い、人々からまともな仕事を奪っているのかを教えてくれる。漠然とはそうしたいきさつは知っていたつもりだった私自身、認識の甘さを痛感させられた。。。。。。

と、昨日、毎週恒例の某週刊誌表紙会議のため、原宿近くの明治通りのブランド・ロゴで溢れかえる醜悪極まりない通りあたりを過ぎながら思ったのでありました。

さて早く読了して新刊『ショック・ドクトリン』を読まねば。

ブランドなんか、いらない


shige4 at 18:36|PermalinkComments(0) 日記 | 

2011年09月20日

羽生王座、カド番に

本日、20連覇を目指す羽生善治王座に渡辺明竜王が挑む第59期将棋王座戦五番勝負の第2局でした。昼間は久しぶりに装丁の締め切りぎりぎりだったのでさすがにチェックする暇もなく、帰ってネット中継みたら、後手の挑戦者渡辺竜王が勝ち、対戦成績2勝0敗で初の王座奪取に王手。
13日王位戦で、羽生が広瀬章人王位から王位奪取し、タイトル獲得数、大山十五世名人に並び、また16日A級順位戦で渡辺竜王を降ろしたものの再度その竜王にカド番に迫られるという厳しさ。羽生さん40歳、大変ですねえ。カド番とはいえここからがまた勝負なのですね。ワタシは是非20連覇を果たして欲しい。そう思ってる。がんばれハブッチ!
王座戦五番勝負第2局


shige4 at 22:39|PermalinkComments(0)

2011年09月15日

只今、対談真っ最中ですが

突然ですが、地震ですね。帝国ホテル32階なんでかなり揺れましたね。


shige4 at 17:05|PermalinkComments(0) 日記 

本日より通常業務復帰

つまらないBLOGに2日ほどお付き合いいただき申し訳ございませんでした。本日より通常業務に復帰しました。で、早速本日某週刊誌の表紙定例会議なんですが、同時刻に例の新媒体創刊号の巻頭対談が帝国ホテルで開かれるのにバッティング。私はどうしてもそちらを立ち会わなければ行けない感じ。ところが、某週刊誌のほうの特集も昨夜急遽変更になったらしく、そちらも大混乱の様相。しかしそちらは私と一緒に打ち合わせしたあと、H原とS井に託すしかないですね。こんなときはもうじたばたせず、なるようになるの精神で望みましょう。
業務連絡のようなBLOGですが。

※画像は9月21日発売の日本将棋連盟発行『南の右玉』毎日コミュニケーションズ発売の新刊。ま、本日の見本誌みたいなもので。装丁はヤマダマコトです。「右玉」の本ですか、渋いテーマですが、南芳一先生の好書かと。南先生の棋書って珍しいんでは。
そういえば13・14日広瀬章人王位に羽生善治二冠が挑戦した王位戦七番勝負、若手ばりばりの広瀬王位を破り羽生二冠タイトル奪回ですね。これで通算タイトル獲得数は80期になり、(故)大山康晴十五世名人と並び、歴代1位タイだそうだ。すばらしい!。
次がんばって欲しいのは羽生善治王座VS渡辺明竜王の第59期王座戦五番勝負第2局ですね。9月20日(火)ですがその前16日(金)に順位戦A級でやはり両者ぶつかります。
南の右玉


shige4 at 13:20|PermalinkComments(0)

2011年09月14日

自宅ナウ

しかし、つまらぬBLOG更新で面目ないです。メール更新だとこうなりがちです。結局、次女が往復運転仕切りましたね。ま、特訓の成果かと。
家に帰りまして、買ってきた海の幸なんぞで乾杯して、チャンチャンです。
明日からは仕事頑張りましょう、また楽しからずや、です。


shige4 at 19:32|PermalinkComments(0) 日記