June 2010
June 21, 2010
まだまだ はやぶさとイカロスな日々(2)
はやぶさ帰還後はじめての週末とあって。
コパンダは忙しい。
こんどは、筑波のエキスポセンター。
駅前にロケットとドームがある街、筑波。
わかりますか?
ショッピングセンターからも見えます。すごい光景だ。
エキスポセンターでは、はやぶさの特別展示もあり。
小惑星イトカワの模型発見。
・・・の上に、はやぶさみーっけ!
「はやぶさもいるよ」って書いてあってもわからないくらい小さい。
目的は、ここで開催されるJAXA阪本教授による「ただいま『はやぶさ』講演会」
まず小惑星探査の歴史や意義とか方法をさっと語り、今回のはやぶさが何をしたのか、何がすごかったのか、どこが新技術か、などの話になり、将来の展開へ。
自ら「絶対1時間じゃ無理」という内容を、パワーポイント途中で端折りつつ、1時間15分で駆け足で語ってくださいました。
新書1冊読んだくらいの感じ。
コパンダ「ほかのパワポも全部見せてくれー」(あばれている)
そのあと、同じエキスポセンターで開催された、「Back to the earth」監督によるオーストラリアはやぶさ見届け旅行報告へ。
こちらも、未公開画像満載で、とってもお得でした。
さて、千葉、茨城ときて、今度はどこかなあ。
コパンダ「次はアマゾン」
母「こらーっ、勝手にはやぶさ本、注文するんじゃないー」
コパンダは忙しい。
こんどは、筑波のエキスポセンター。
駅前にロケットとドームがある街、筑波。
わかりますか?
ショッピングセンターからも見えます。すごい光景だ。
エキスポセンターでは、はやぶさの特別展示もあり。
小惑星イトカワの模型発見。
・・・の上に、はやぶさみーっけ!
「はやぶさもいるよ」って書いてあってもわからないくらい小さい。
目的は、ここで開催されるJAXA阪本教授による「ただいま『はやぶさ』講演会」
まず小惑星探査の歴史や意義とか方法をさっと語り、今回のはやぶさが何をしたのか、何がすごかったのか、どこが新技術か、などの話になり、将来の展開へ。
自ら「絶対1時間じゃ無理」という内容を、パワーポイント途中で端折りつつ、1時間15分で駆け足で語ってくださいました。
新書1冊読んだくらいの感じ。
コパンダ「ほかのパワポも全部見せてくれー」(あばれている)
そのあと、同じエキスポセンターで開催された、「Back to the earth」監督によるオーストラリアはやぶさ見届け旅行報告へ。
こちらも、未公開画像満載で、とってもお得でした。
さて、千葉、茨城ときて、今度はどこかなあ。
コパンダ「次はアマゾン」
母「こらーっ、勝手にはやぶさ本、注文するんじゃないー」
まだまだ はやぶさとイカロスな日々(1)
6月19日に、宇宙帆船イカロス君は、もうひとつのカメラを切り離して撮影に成功。
またしても夕方、実況中のパソコンの前を動かないコパンダ。
合間にあちこちで情報を仕入れて、もう、いっぱしの評論家。
脳みそ、猛烈に使ってるんだろうなぁ、なんて思ってしまいます。
(使い方が合ってるかどうかは別として)
こういう実験を、中学生でもドキドキにながら見られるように用意してくれたJAXAさんに感謝。
そういうわけで、いろいろ忙しい、宇宙好きコパンダ。
まずは、はやぶさのドーム映画「Back to the earth」を、上映館(上映プラネタ)を探して観に行く。
なんと、千葉市科学館。・・・市民でもないのにすみません。
千葉駅に人生ではじめて降り立ち、かわいいモノレールに乗ってGO!
広々したきれいな建物でビックリ。
複合施設なので、サインに工夫がしてあって、行きたいところの色をたどって行けば、その色のエレベーターの前に出て、迷わずに到着できます。
なんてユニバーサルデザイン。(お仕事用写真をゲット)
さて映画は、精巧なCGをプラネタのドームに映すから大迫力!
しかし、、、ナレーションがちょっとやりすぎな感じ。
ちょっと大げさすぎた?
コパンダ「許せないーあれでは泣けんー」
「だよねー」と言いつつ、母は涙腺ゆるいので、ぼーぼー泣く。
暗闇のなか、あっちでもこっちでもすすりあげる音が。(ワタシだけではない)
上映後、客電早くつきすぎだあ。
この映画、昨年(当然、はやぶさ帰還前)つくられており、「はやぶさは、来年6月に帰還する」ってことで、帰還シーンもあるんです。
それがっ!
「これは、6月13日の実映像に差し替えた?」と思うくらい、同じ。
夜空を渡って行くはやぶさの最後の光はもちろん、砂漠に着陸したカプセルの様子まで、本当にソックリ。
パラシュートを開き地上にふわりと降りたカプセルの上を、はやぶさ?と思しき大きな鳥がゆっくりゆっくり、まるで見守るように名残惜しげに飛ぶ美しい映像があって、、、これが最後の大泣かせポイントでした。
(あ、思い出しただけでも泣けてきた)
これって、映画がデータに忠実に誠実につくられていたこと、そして、科学者たちの指令通りに、はやぶさが最後まで運用された、ということなんですよね。
チームの技術の高さと運用したスタッフたちの熱意の結果としての、プロジェクト達成度の高さ。
「傷ついたはやぶさがけなげに帰ってきたー(泣)」というわかりやすい感傷ではなく、いわば理系な感動。
これ、コパンダと母には、かなりツボでした。
長くなるので(2)につづく
またしても夕方、実況中のパソコンの前を動かないコパンダ。
合間にあちこちで情報を仕入れて、もう、いっぱしの評論家。
脳みそ、猛烈に使ってるんだろうなぁ、なんて思ってしまいます。
(使い方が合ってるかどうかは別として)
こういう実験を、中学生でもドキドキにながら見られるように用意してくれたJAXAさんに感謝。
そういうわけで、いろいろ忙しい、宇宙好きコパンダ。
まずは、はやぶさのドーム映画「Back to the earth」を、上映館(上映プラネタ)を探して観に行く。
なんと、千葉市科学館。・・・市民でもないのにすみません。
千葉駅に人生ではじめて降り立ち、かわいいモノレールに乗ってGO!
広々したきれいな建物でビックリ。
複合施設なので、サインに工夫がしてあって、行きたいところの色をたどって行けば、その色のエレベーターの前に出て、迷わずに到着できます。
なんてユニバーサルデザイン。(お仕事用写真をゲット)
さて映画は、精巧なCGをプラネタのドームに映すから大迫力!
しかし、、、ナレーションがちょっとやりすぎな感じ。
ちょっと大げさすぎた?
コパンダ「許せないーあれでは泣けんー」
「だよねー」と言いつつ、母は涙腺ゆるいので、ぼーぼー泣く。
暗闇のなか、あっちでもこっちでもすすりあげる音が。(ワタシだけではない)
上映後、客電早くつきすぎだあ。
この映画、昨年(当然、はやぶさ帰還前)つくられており、「はやぶさは、来年6月に帰還する」ってことで、帰還シーンもあるんです。
それがっ!
「これは、6月13日の実映像に差し替えた?」と思うくらい、同じ。
夜空を渡って行くはやぶさの最後の光はもちろん、砂漠に着陸したカプセルの様子まで、本当にソックリ。
パラシュートを開き地上にふわりと降りたカプセルの上を、はやぶさ?と思しき大きな鳥がゆっくりゆっくり、まるで見守るように名残惜しげに飛ぶ美しい映像があって、、、これが最後の大泣かせポイントでした。
(あ、思い出しただけでも泣けてきた)
これって、映画がデータに忠実に誠実につくられていたこと、そして、科学者たちの指令通りに、はやぶさが最後まで運用された、ということなんですよね。
チームの技術の高さと運用したスタッフたちの熱意の結果としての、プロジェクト達成度の高さ。
「傷ついたはやぶさがけなげに帰ってきたー(泣)」というわかりやすい感傷ではなく、いわば理系な感動。
これ、コパンダと母には、かなりツボでした。
長くなるので(2)につづく
June 17, 2010
イカロス兄弟
はやぶさ君帰還で頭がいっぱいのコパンダ。
一夜明けて14日。
朝のニュースではやぶさ君の最後の光の映像を見て、
「あー、今日学校行ってる場合じゃないのに。。。ニュース、録画しといてね!」
と言い残し、後ろ髪をひかれつつ登校。
しょうがないので、母は朝からせっせとニュースを録画する。
いちばんはこれかな。
NHKの「朝イチ」
ふだん所在なげな解説委員さんが、涙目で熱く語ってくれます。
夕方、帰ってきたコパンダは、撮りためたニュースを観て、
「今までマイナス50度とか大気圏突入とかパラシュート降下とか、さんざんひどい目にあっても大丈夫だったカプセル、今更こんな大事に扱ってもねえ」
などど憎まれ口をたたき、ふたたびパソコンへ向かう。
まずは、1日たっていろんなニュースが集まってきていているはずのJAXAのサイトを開き、
「あっ!イカロス君のカメラ実験やってる!」
巨大な折り紙の宇宙帆船、イカロス君。
一緒に積んでいった直径5センチほどの小型カメラを切り離し、自分の姿を撮影するプロジェクトの真っ最中。
小さなカメラが宇宙に飛び出して遠ざかりながらせっせと写真を撮っているというのが、またしてもコパンダのツボにはまったらしく。
JAXAの「イカロス」特設サイトのツイッターを開き、イカロス君と、その弟分のカメラDCAM2君の会話をいちいち読みあげながら
「今分離された!今頃写真撮ってるんだよ。イカロスちゃんと開いてるかな。すごいよね、こんなことできるんだよね!!」
興奮しながらまた泣いてるし。
・・・プロジェクトの詳細はここ。
最後に、ツイッターでのかけあいが動画でまとまっており、、、これはちょっとやばいかも。
一夜明けて14日。
朝のニュースではやぶさ君の最後の光の映像を見て、
「あー、今日学校行ってる場合じゃないのに。。。ニュース、録画しといてね!」
と言い残し、後ろ髪をひかれつつ登校。
しょうがないので、母は朝からせっせとニュースを録画する。
いちばんはこれかな。
NHKの「朝イチ」
ふだん所在なげな解説委員さんが、涙目で熱く語ってくれます。
夕方、帰ってきたコパンダは、撮りためたニュースを観て、
「今までマイナス50度とか大気圏突入とかパラシュート降下とか、さんざんひどい目にあっても大丈夫だったカプセル、今更こんな大事に扱ってもねえ」
などど憎まれ口をたたき、ふたたびパソコンへ向かう。
まずは、1日たっていろんなニュースが集まってきていているはずのJAXAのサイトを開き、
「あっ!イカロス君のカメラ実験やってる!」
巨大な折り紙の宇宙帆船、イカロス君。
一緒に積んでいった直径5センチほどの小型カメラを切り離し、自分の姿を撮影するプロジェクトの真っ最中。
小さなカメラが宇宙に飛び出して遠ざかりながらせっせと写真を撮っているというのが、またしてもコパンダのツボにはまったらしく。
JAXAの「イカロス」特設サイトのツイッターを開き、イカロス君と、その弟分のカメラDCAM2君の会話をいちいち読みあげながら
「今分離された!今頃写真撮ってるんだよ。イカロスちゃんと開いてるかな。すごいよね、こんなことできるんだよね!!」
興奮しながらまた泣いてるし。
・・・プロジェクトの詳細はここ。
最後に、ツイッターでのかけあいが動画でまとまっており、、、これはちょっとやばいかも。
June 15, 2010
はやぶさ君(涙)
宇宙の旅を終えて、地球に帰ってきた小惑星探査機はやぶさ君。
ラストショットを見ながら
「地球か・・・何もかもなつかしい」((c)おきたかんちょー)
と、つぶやいた人も多いはず。(古いなぁ・・・)
はやぶさ君と同い年(開発7年+宇宙の旅7年)のコパンダ、数日前からもう気が気ではなくて。
パソコン開いてもJAXAのサイトばかり。
ついに帰還の日を迎え、夕方から家じゅうのPCをスタンバイ。
相模原の管制室ライブ中継やら、JAXAテレビやら、現地からの映像やら。
JAXAのブログやらツイッターやら、、、
あらゆる情報ソースを立ち上げているらしい。
コパンダ、いったい、いつの間にそんなにネットに詳しくなったの??
「今日はこれからパソコン使用禁止だから。メールチェックもダメだよ」
と言い渡され、晩御飯もそこそこにPCを見つめる。
まずは19:51のカプセル切り離し。
管制室の中でみんなが拍手しているのを見て、こちらでも拍手。
宇宙小僧のコパンダが、「どっから仕入れたんだその知識?」と言いたくなるようなエピソードを次々と披露してくれます。
いやあ、その熱意と記憶力が、なんで中間テストで発揮できなかったかねえ?
そして大気圏突入。
このころにはネットもつながりにくくなって、管制室の様子だけが頼り。
でも音がないから、じーっと見てないと変化がわからない。。。
そこへ、
コパンダ「あっ、シゲさんだ!」
母「はあ!?」
コパンダ「いま、シゲさん映った」
母「んなアホな。シゲさんJAXA屋さんじゃありません。いまハノイ」
コパンダ「あ、また映った」
携帯で撮影して送ってくれた画像がこちら。
むむむ。たしかに。
髪は黒いけど、この猫背の雰囲気とか横顔とか!
・・・それはともかく。
はやぶさ君は最後まで男前でした。
感動したコパンダが思わず泣いてしまうほどに。
日食とか金環食は人間にかかわりなく神様がやってくれることだけど、
こういう税金使った(つまりみんなで取り組んだ)科学のプロジェクトを、みんなでドキドキしながら見守るのもいいもんだなあ。
人生を変えるほどの感動を受けている子どもとか、明日からがんばろうと感じた疲れ気味の大人とか、きっとどこかにいるんだろうね。
ちなみに、ハノイ駐在中のシゲさんからは、12時ごろ
「はやぶさ、どーなった!?」
と国際電話が入りました。
・・・ここにも宇宙小僧がひとり。
大気圏に突入したら南向いてアポロ食べる、と誓ったコパンダと、なんでもいいから早く食べたいシゲさんの図。
・・・でもシゲさん、なんとなく涙目??
ラストショットを見ながら
「地球か・・・何もかもなつかしい」((c)おきたかんちょー)
と、つぶやいた人も多いはず。(古いなぁ・・・)
はやぶさ君と同い年(開発7年+宇宙の旅7年)のコパンダ、数日前からもう気が気ではなくて。
パソコン開いてもJAXAのサイトばかり。
ついに帰還の日を迎え、夕方から家じゅうのPCをスタンバイ。
相模原の管制室ライブ中継やら、JAXAテレビやら、現地からの映像やら。
JAXAのブログやらツイッターやら、、、
あらゆる情報ソースを立ち上げているらしい。
コパンダ、いったい、いつの間にそんなにネットに詳しくなったの??
「今日はこれからパソコン使用禁止だから。メールチェックもダメだよ」
と言い渡され、晩御飯もそこそこにPCを見つめる。
まずは19:51のカプセル切り離し。
管制室の中でみんなが拍手しているのを見て、こちらでも拍手。
宇宙小僧のコパンダが、「どっから仕入れたんだその知識?」と言いたくなるようなエピソードを次々と披露してくれます。
いやあ、その熱意と記憶力が、なんで中間テストで発揮できなかったかねえ?
そして大気圏突入。
このころにはネットもつながりにくくなって、管制室の様子だけが頼り。
でも音がないから、じーっと見てないと変化がわからない。。。
そこへ、
コパンダ「あっ、シゲさんだ!」
母「はあ!?」
コパンダ「いま、シゲさん映った」
母「んなアホな。シゲさんJAXA屋さんじゃありません。いまハノイ」
コパンダ「あ、また映った」
携帯で撮影して送ってくれた画像がこちら。
むむむ。たしかに。
髪は黒いけど、この猫背の雰囲気とか横顔とか!
・・・それはともかく。
はやぶさ君は最後まで男前でした。
感動したコパンダが思わず泣いてしまうほどに。
日食とか金環食は人間にかかわりなく神様がやってくれることだけど、
こういう税金使った(つまりみんなで取り組んだ)科学のプロジェクトを、みんなでドキドキしながら見守るのもいいもんだなあ。
人生を変えるほどの感動を受けている子どもとか、明日からがんばろうと感じた疲れ気味の大人とか、きっとどこかにいるんだろうね。
ちなみに、ハノイ駐在中のシゲさんからは、12時ごろ
「はやぶさ、どーなった!?」
と国際電話が入りました。
・・・ここにも宇宙小僧がひとり。
大気圏に突入したら南向いてアポロ食べる、と誓ったコパンダと、なんでもいいから早く食べたいシゲさんの図。
・・・でもシゲさん、なんとなく涙目??
June 11, 2010
サンライズ
大阪で夕方お仕事があって、
でも翌日朝までに帰りたかったコパンダ母。
「よーし、夜行で帰ろう♪」
・・・はい、いわゆる渡りに船というやつですね。
若いころ愛用した、夜行急行「銀河」(東京で終電まで飲んでて、翌朝何食わぬ顔で大阪のオフィスに出勤できた便利列車)は、すでに廃止されてしまったので・・・。
ちょっと贅沢して「寝台特急 サンライズ瀬戸」なんと個室寝台。
大阪駅で、神戸や、京都滋賀方面に帰るみなさんの終電を見届けてから、11番ホームにひっそりやってくるサンライズ。
乗り込むと、すでに真夜中の雰囲気。しーんとしている。
ソロ寝台室内。カプセルホテルもかくやと思わせる空間だけど、キレイだし、必要なものは揃っている。
窓が広い! 頭がつかえない!
(昔のB寝台は、ベッドの上に座ることができなかった)
わくわくしながら窓の外を眺めたり、駅に止まるたびに起きだしたり、、、鉄っちゃんの血がさわぎます。
夏の朝は早く、湘南にさしかかるころはすでに完璧に朝。
通勤電車と並走したり、
駅のホームでは、さすがに通勤客の視線が痛いので、ブラインドを下ろしてみた。
個室寝台の横には、ラウンジもあります。ここも窓がひろびろ。
ラウンジなのに、テーブルが窓際についていて椅子も外を向いているという設計が、マニアの心をくすぐりますわー。
1時間ほど、頬杖ついて外を眺めながらぼーっとする。
東京駅到着。
先頭まで行って写真を撮るのはお約束。
いつかは乗りたい、ノビノビ座席。
まるでカイコ棚のよう。夜行列車というか、フェリーの寝台というか。。。
あ、出張者のフリした同好の士、見っけ。
でも翌日朝までに帰りたかったコパンダ母。
「よーし、夜行で帰ろう♪」
・・・はい、いわゆる渡りに船というやつですね。
若いころ愛用した、夜行急行「銀河」(東京で終電まで飲んでて、翌朝何食わぬ顔で大阪のオフィスに出勤できた便利列車)は、すでに廃止されてしまったので・・・。
ちょっと贅沢して「寝台特急 サンライズ瀬戸」なんと個室寝台。
大阪駅で、神戸や、京都滋賀方面に帰るみなさんの終電を見届けてから、11番ホームにひっそりやってくるサンライズ。
乗り込むと、すでに真夜中の雰囲気。しーんとしている。
ソロ寝台室内。カプセルホテルもかくやと思わせる空間だけど、キレイだし、必要なものは揃っている。
窓が広い! 頭がつかえない!
(昔のB寝台は、ベッドの上に座ることができなかった)
わくわくしながら窓の外を眺めたり、駅に止まるたびに起きだしたり、、、鉄っちゃんの血がさわぎます。
夏の朝は早く、湘南にさしかかるころはすでに完璧に朝。
通勤電車と並走したり、
駅のホームでは、さすがに通勤客の視線が痛いので、ブラインドを下ろしてみた。
個室寝台の横には、ラウンジもあります。ここも窓がひろびろ。
ラウンジなのに、テーブルが窓際についていて椅子も外を向いているという設計が、マニアの心をくすぐりますわー。
1時間ほど、頬杖ついて外を眺めながらぼーっとする。
東京駅到着。
先頭まで行って写真を撮るのはお約束。
いつかは乗りたい、ノビノビ座席。
まるでカイコ棚のよう。夜行列車というか、フェリーの寝台というか。。。
あ、出張者のフリした同好の士、見っけ。