2014年05月08日

5つのISO規格を統合

昨日、中澤製作所を訪問した。2年間かけて、ISOのシステム構築を進めてきた。8月には、ISO9001、ISO14001のサーベランスとISO22301、OHSAS18001、ISO27001の5つの審査を受ける予定で準備していた。この会社の強さは全員参加の内部監査の進め方にある。

社長はじめ、全社員が内部監査員である。毎月、20回の短時間監査を一人、月当たり、2回のペースで計画的に行っている。通算360回を超えている。1年前の内部監査報告書と至近のものを比べると適合性監査から有効性監査へと進化しているのが見える。

初めのころは、「決めたことを守っているか?」が中心で、最近は「この決め方でよいか?」という観点から、チェっ項目をつくり監査をしている、半年過ぎたころから質的変化が見えてきている。

短時間内部監査とは、多頻度、多回数、短時間、ピンポイントで、1回当たり15分以内に行う内部監査である。、まず。1チェック項目から始め、慣れたら複数項目できるようになる。

身近の所から監査を行い、お互い監査されたり、監査したりというと進め方をする。問題が小さいうちに見付けられるので是正処置も効果的に行える。パレ―トの原則による重点管理の指摘となるので、非監査部門の負担も軽くという特徴がある。


shigesan7 at 08:11│Comments(0)TrackBack(0) ブレイクスルー思考 | マネジメント

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