
会社帰り、ひどくイギリスを感じたくなり、
上野駅で寄り道。
アイリッシュパブ「
スタシェーン(アイルランド第一公用語であるゲール語で駅という意味らしい)」に立ち寄る。
いつ以来であろう、久しぶりの来店。
厳密にはイギリス=アイルランドではないけど、まぁ細かい事はよいではないか。
(重要な気もするが)

頼むはもちろん
ギネス・1Pint(900円)
土井まさるでもなく(それは
ピント)、
ウィークエンダーでもない(それは
ピン子)、
パイントと呼ばれるその量は、
0.57リットル。
普通の中生より少し大きいくらいか。
美しい泡に描かれるのは、アイルランドの象徴、クローバー。
なるほど、粋である。
そして一口…う、旨い。
ウマスギる。
クリーミーな泡は、まるで生クリーム。
ほのかに感じる甘さが素敵。
その泡を通り越すと、ギネスならではのコクが舌を刺激する。
これを苦いと感じたのは、遥か昔。
今や、これこそが旨さと感じずにはおれない自分がどこか哀しい。
それにしてもギネスはやはり旨い。
加えて、注ぎ手の姉さんが飛び切り美形なのもいい。
(本田美奈子さん似)
しっとり、うっとりと酔う。

アイリッシュパブとくれば、避けては通れないおつまみ、それが
フィッシュ&チップス。
言わずもがなの、イギリスの名物料理(口の悪い輩は「それしか食べられるものが無い」と言い放つ)である。
以前は無かった気もするのだが、の、
ハーフサイズ(500円)を注文。
はたして、その内容は、白身魚のフライ3つに皮付きポテトフライという内容。
添えられるはワインビネガー。
お好みでどうぞ、という訳である。
個人的には、ビネガーは気持ち程度、後はハインツのケチャップとともにいただくのがベスト。
一口…
う〜ん、
いい!
ふんわりとした衣、そこにビールが加えられているのは間違いない。
そして心地良い食感の後に待っているのは、プリプリっとはいかないまでも、「弱プリ」は感じられる、適質の白身魚。
魚臭さも皆無。
フライにビールは最高の取り合わせである。
加えて、ポテトフライがすこぶる
旨い!
皮付きなのがいいのか、単調になりがちなポテトの味では無く、何とも言えない実に奥深い旨さを感じさせてくれる。
これぞ大地の恵!
大地讃頌である。
(合唱コンクール)
メニューに書かれた「当店のポテトフライは、生のジャガ芋を使用しております」の文字に納得。
だから、旨いんだね。

頼んだもう一つのオーダーは、本日のお勧め、
鶏の唐揚げサルサソース(450円)
もはやブリティッシュでもアイリッシュでもないこのメニューに、店の苦悩を感じる。
それは、以前より明らかに閑散とした店内、客、店員。
打開する為だろうか、従来メニューに比してお得な価格である。
という事でたいして期待しなかったが、食べれば
納得の旨さ。
カリカリッと揚げられた唐揚げがいいし、合わさるピリ辛のサルサソースとの相性も申し分ない。
アイリッシュにこだわれば「ナシ」だが、つまみとしては間違いなく「アリ」
私は…
もちろん支持しますよ!

ここで浮気。
ギネスではなく、ギネス(スタウト=黒系)と
キルケニー(アイリッシュノーマルビール)のハーフ&ハーフをハーフパイント(ややこしい…)でいただく。
ハーフパイントだと
480円。
量は0.57リットル÷2=…えーと、
何デシリットル?!
ハーフは確かに飲みやすいが、ここにきてはなんだか後ろめたい。
したことはないが、浮気をしたらこんな気分になるのかしらん。
無かった事にすべく(笑)直ぐさま飲み干し、再びギネス1pintを頼む。

最後のつまみは
本日の煮込み(850円)
私、煮込みとメニューに書かれていて、はたして頼まなかったことなどあるのだろうかしらん?
期待に胸膨らませながら待って出てきた、その内容は、出来は?
「お待ちどうさまでした」
店員に運ばれたそれは、下皿を触るとなぜか熱い。
ノーォー、
レンチンかよ!
かっぱかよ!
まぁこういう店で要求されるは、提供されるスピード。
「スピードを上げてく」ためには、仕方ないことなのかもしれないが。
アイリッシュシテゥと銘打たれたその内容は、所謂
タンシテゥ。
タンはホロホロと柔らかく…とは残念ながらいかず、タン独特の臭みも否定できない。
しかし、値段を考えればしかたあるまい。
このサイズで極上を求めれば、おそらく
3〜4倍はするであろう。
一つ取り上げるなら、添えられたカリカリのフランスパンがよかった。
下品だが、シテゥにつけつけ、いただくのがいい。
かくしてなかなか満足、贅沢なディナーとなったのでした。
イギリスを感じられたかは微妙だけど(笑)
Posted by shigesvx at 09:02│
Comments(3)│
オススメ飲み屋