これはおかしい、安倍総理の議員定数削減に関する発言(衆院予算委にて)「地方創生」って言うけれど、、、

2014年10月08日

派遣法改正にとどまらない、これからの働き方について

今国会提出の「労働者派遣法改正」について、関係団体を招いて勉強中です。

1.今回の改正のポイントは、次の通りです。

‘禄仞の派遣事業者をなくし、すべて許可制とする。
期間制限のかからない専門26業務と原則1年のその他業務との区分を廃止し、有期派遣はすべて3年とする。
G標労働者の均衡待遇確保・キャリアアップの推進

特に、派遣会社と派遣先がをどう遵守するかが、運用上の最大のポイントとなるでしょう。
僕は、今回の改正は、現状の日本の派遣制度を前提とする限り、一定の改善だと思います。

2.しかし、根本的な問題は、そもそも日本には「正規」か「非正規」かの両極端な2つの選択肢しかないことではないでしょうか。

正社員は、会社に忠誠を尽くし、身を粉にして長時間労働に従事する。
良くも悪くも、徹夜も辞さず、ガンガン働く。
そして一仕事を終えたら、職場仲間で打ち上げ!
会社の業績のために滅私奉公で働く人は、会社から評価され、出世する。

しかしこういう仕事の仕方は、社会全体にとって理想的ではありません。
出産・育児・家事に追われる女性がなかなか会社で評価されず出世もできない、大きな要因になっています。

非正規(派遣社員など)は、特定の専門性のある人を除けば、何年働いても、スキルアップしても、なかなか給料が上がらない。
家庭を持つ条件が整わず、少子化の原因となっています。

こんな二者択一しかない社会では、働く人たちは希望を持てませんね。
景気が良くなって正社員採用が増えたとしても、手放しで喜べないのではないでしょうか。

非正規社員の中には、終身雇用を求める人もいるでしょう。
けれども、むしろ有期雇用でもいいから賃金、昇給、キャリア(職場での扱い)の面において、意欲と能力に見合った処遇を求める人もいるでしょう。

3.働き方の根本変革が必要

今後日本に必要となるのは、「会社」でなく「職務」に対して忠実に働く人を適切に評価・処遇することではないでしょうか。

女性が出産・育児のため一定期間職場を離れ、「会社」に対する貢献度(労働時間や仲間との連帯)が他の社員と比べて減ったとしても、職場復帰後、「職務」をこなす能力が適切に評価されれば、給料も上がるし、出世もできる。

同じスキルをもって他の会社に転職しても、会社に対する貢献度でなく、職務遂行能力が評価されるならば、それにふさわしい処遇を受けられる。

会社の同僚との付き合いだけでなく、家庭や地域での時間を大切にする余裕もできるでしょう。
現役引退後も、「濡れ落ち葉」などと言われることなく、地域の仲間とともに活躍するチャンスも増えるでしょう。

日本の労働市場は根本的な変革が求められています。

4割近くが非正規社員という現状をどう方向付けるのか。

ただひたすら従来型の「正社員化」を願うだけでは解決しない、大きな問題に挑まなければなりません。
141008派遣法勉強会

shigetoku2 at 06:50│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 匿名   2014年10月17日 06:19
この法案が成立したら、折角特定26種業務規定で10年以上長く仕事ができている職場から首になる。中高年だから正社員の仕事なんて無いし、新規の派遣先でだってほとんどない。つまりは失業してということです。良くて生活保護、最悪首吊りです。自民党は中高年派遣社員を皆殺しにしたがっているのだ。
2. Posted by 匿名   2014年10月17日 06:22
あ、それと、維新の橋下も同類の人殺しですよ。

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これはおかしい、安倍総理の議員定数削減に関する発言(衆院予算委にて)「地方創生」って言うけれど、、、