2016年05月13日
性暴力被害者を支援するために
昨日5月12日、国会に「性暴力被害者支援法」を野党5党で提出しました。
(WEBニュースNHK)


性暴力は被害の性質上、事実を表に出せず、支援を求めること自体のハードルが高い。誰にも打ち明けられず、警察に届けることをためらい、泣き寝入りせざるを得ないことも多いです。
被害者であるにもかかわらず「自分が悪かったのではないか」と自責の念にかられ、しかもその心の傷を生涯にわたり引きずる方も多いです。
こんな社会は何としても変えていかなければなりません!
法案では、被害者からの相談を一元的に受け付け、平穏な生活を営むことができるまで、心のケアや医療機関の紹介などの支援を行う「ワンストップ支援センター」を、すべての都道府県に整備することにしています。気軽に電話相談できるホットライン設置も位置付けています。
私は、超党派で取り組んできた自殺対策、とりわけ「若者自殺対策ワーキングチーム」の事務局長をしていますが、日本の若者の死因の第1位は自殺であり、その大きな要因として性暴力被害があげられます。
将来ある若者へのこの深刻な脅威を解消しなければなりません。
また法案には、性暴力事件の捜査・刑事手続における配慮をすることも盛り込んでいます。
私が昨年、法務委や厚労委で問題提起した「協同面接」(性的虐待を受けた児童・若年者に対し、児童相談所・警察・検察がタテ割りで別々に繰り返し事情聴取し、被害者の精神的な2次被害を生じさせることを防止するため、3者が連携し協同で1度の面接で済ませる仕組み)は、昨年10月28日に3省庁から全国に通知が発出され、実現の一歩を踏み出しました。
こうした取り組みも法律で義務付けていく必要があると考えます。
法案を共同提出した浦野靖人議員(おおさか維新)の地元・松原市では、阪南中央病院が「性暴力救援センター大阪」(通称SACHICO)を開設し、先進的に取り組んでいる事例もあります。
官民あげて、全国にこうした支援体制をつくりあげていこうではありませんか。
(WEBニュースNHK)


性暴力は被害の性質上、事実を表に出せず、支援を求めること自体のハードルが高い。誰にも打ち明けられず、警察に届けることをためらい、泣き寝入りせざるを得ないことも多いです。
被害者であるにもかかわらず「自分が悪かったのではないか」と自責の念にかられ、しかもその心の傷を生涯にわたり引きずる方も多いです。
こんな社会は何としても変えていかなければなりません!
法案では、被害者からの相談を一元的に受け付け、平穏な生活を営むことができるまで、心のケアや医療機関の紹介などの支援を行う「ワンストップ支援センター」を、すべての都道府県に整備することにしています。気軽に電話相談できるホットライン設置も位置付けています。
私は、超党派で取り組んできた自殺対策、とりわけ「若者自殺対策ワーキングチーム」の事務局長をしていますが、日本の若者の死因の第1位は自殺であり、その大きな要因として性暴力被害があげられます。
将来ある若者へのこの深刻な脅威を解消しなければなりません。
また法案には、性暴力事件の捜査・刑事手続における配慮をすることも盛り込んでいます。
私が昨年、法務委や厚労委で問題提起した「協同面接」(性的虐待を受けた児童・若年者に対し、児童相談所・警察・検察がタテ割りで別々に繰り返し事情聴取し、被害者の精神的な2次被害を生じさせることを防止するため、3者が連携し協同で1度の面接で済ませる仕組み)は、昨年10月28日に3省庁から全国に通知が発出され、実現の一歩を踏み出しました。
こうした取り組みも法律で義務付けていく必要があると考えます。
法案を共同提出した浦野靖人議員(おおさか維新)の地元・松原市では、阪南中央病院が「性暴力救援センター大阪」(通称SACHICO)を開設し、先進的に取り組んでいる事例もあります。
官民あげて、全国にこうした支援体制をつくりあげていこうではありませんか。
shigetoku2 at 12:16│Comments(0)│TrackBack(0)│