防火管理者(乙)※プライバシー
乙種防火管理者講習を受講しました。
一般社団法人日本防火・防災協会が主催する講習を受講したので、修了証はカードタイプです。
(上記の団体以外に、地域により地方自治体や消防が主催する場合が有るようです。)

資格マニア系のブログでは甲種取得を紹介されている場合が多いので、今回はあえて乙種を受講する事にしました。


●講習の紹介
不特定多数の人が出入りする防火対象物(施設等)・特定の多数の人が出入りする防火対象物(施設等)の管理権限者には、火災予防の為に必要な業務を行う防火管理者を設置する義務があります。
その防火管理者に選任される為には、定められた講習を受講する必要が有ります。
(防火管理者は消防法に定められた国家資格です。)

対象の防火対象物(施設など)の用途・収容人数・敷地面積によっては甲種が必要になります。
小規模な個人店やテナントであれば乙種でも選任可能です。

公共施設・デパート・大規模な病院・レジャー施設のみでなく、ある程度以上の従業員が働いている企業でも選任が義務付けられているので、一定数の需要が有るようです。
危険物取扱者消防設備士ボイラー技士などの資格と併せ持つことにより、ビルメンテナンス業界への就職・定年退職後の施設管理のアルバイトなどの選択肢が広がるでしょう。

※講習の受講のみで取得可能な国家資格なので、履歴書の資格欄を埋めるのにもおススメです。


●受講資格
誰でも受講可能です。
※主催団体によります。


●受講料
【甲種】¥8,000(税込)
【乙種】¥7,000(税込)
※令和4年8月現在

上記の金額は一般社団法人日本防火・防災協会が主催する講習会の受講料です。
実施団体によっては半額程度~無料のケースも有るようです。


●講習会について
【甲種】約10時間の講習を2日間に掛けて行います。
【乙種】約5時間の講習を1日で行います。

講師がスライドを使用しながらテキストに沿った内容の説明を行うので、テキストにラインを引いたり付箋を貼っておくと修了試験で楽です。

一般社団法人日本防火・防災協会が主催する講習の場合は、日本各地で土日や平日で実施されています。
土日の講習は少ないので、急いで取得したい場合は平日の講習を受講する必要があります。

※遅刻や居眠りは厳禁です。何度も注意されても改善しない場合は退出させられるようです。


●難易度(修了試験)
講習の最終日には修了試験があります。
試験と言ってもテキストを見ながらの回答が認められており、真面目に受講していれば普通に合格できる難易度です。
合格しなかった場合でも再試が認められているので安心してください。
私が受講した際には10問の○×形式でした。
(実施団体により異なる場合が有るようです。)


●受講者の層
受講者の年齢層は若くても30代以上とみられる人ばかりでした。
業務の内容からしても、ある程度責任のある人が選任される事が多いからかと思われます。
職場の仲間での受講と思われる団体が複数居たので、仕事で必要な人が受講するケースが多いのかと思われます。


☆資格猫