【しきち】1週間に一袋のペースでゆっくり食べようと思っていたインドの柿の種、「カリカリ」。そんな作戦は、しきちの食い意地の前には無力であった。目に付かないよう、クローゼットに隠したのも無意味であった。
特に昼食や夕食の後に食べたくなり、クローゼットに直行する。一度開けたら3分の2を食べ尽くし、翌日には完食必至である。
在庫を食べ尽くした現在は落ち着いているものの、もしもこの商品を近所の商店が販売し始めたら・・と考えると自分でも怖い。
本日はインドの独立記念日。8月に入ると交差点に停車する車をめがけて、路上販売者が国旗グッズを売るようになる。そんな風物詩も、外出しない今年は見ることもなかった。大きな企業のオフィスは在宅勤務を続けており、学校も原則的にオンライン授業の体制だが、感染が落ち着いたバンガロールでは車の往来も増え、繁華街には人が溢れているそうだ。ワクチン不足はほぼ解消し、しきちの住む団地では4度目の集団接種が行われていた。
カリカリの集中消費のためか、ちょっと部屋着のウエストがきつくなったようだ。一方、この記事を書いていたら無性にまた食べたくなってきた。ネットスーパーで買おうか買うまいか、迷うばかりである。