3月10日(日)
最近の週末は晴れても風が強くて困る。少し位の風なら我慢するけど風速10m/sとなると身の危険を感じるレベルだし楽しめない!というので土曜は家の用事を済ませて過ごした…
日曜は土曜ほどじゃ無いけど風は強い。
そんな時には歩きだな!ということで、何度か来ている「アプトの道」を歩きます。
ちょうど「ゆるキャン△16巻」にアプトの道が出るので、聖地巡礼もかねて…
アプトの道を歩いていると、左手に碓氷峠鉄道文化むらがよく見えます。
1度は中に入ってみたいと思いつつ、アプトの道を歩いて戻るとヘロヘロになって入らずじまい。
少し横道に逸れると碓氷関所跡があります。
しばらく真っ直ぐのレール道を歩きます。この道は、たまに猿が出没するのでドキドキしつつ歩く。
旧丸山変電所の建物が出てきた。明治45年の煉瓦造りの立派な建物!
鉄道文化むらから峠の湯までトロッコ列車が運行しています。片道700円と、なかなかの運賃です…
峠の湯を過ぎると斜度が出てきて、いよいよアプトの道って雰囲気になってきます。
6つの橋梁と10の隧道を通りますよ。
日陰に少し雪が残ってました。
隧道の中は冷たい風が吹いて、かなり寒いです!
いつも秋とか冬に来てるけど…もしかして夏に来たら涼しい?
隧道内につららがあるので頭上注意ですよ!少しの衝撃で崩れ落ちてきます。
足下も凍っていたりするので足下も頭上も注意!!
碓氷第三橋梁(めがね橋)に到着!自転車で来たグループが居て集合写真を撮ってました。
めがね橋の上からの眺め。
全日本ラリー第5戦モントレー2024の目玉が碓氷峠のレースで、ここが最高の観戦ポイントだとか!
楽しそうだから都合が合えば見に来てみたい。
さらに先に進みます。だいたい観光の人はめがね橋で折り返すので、人は少ない。
ここからが面白いのにね〜。
標高が上がれば気温も下がる…つららの数も増えてくる。キケン!
アプトの道の終点、旧熊ノ平駅に到着しました!
新線上り、新線下り、旧線本線のトンネルが並んでいます。
駅のホーム跡にアプト式開通の碑がありました。
線路もトンネルも変電所建屋もそのまま残っている熊ノ平駅は、いつ来ても音が無くて静か。
熊ノ平駅にあるベンチが日陰で寒々しいので、戻ってめがね橋でランチとします。
歩き始める前に「おぎのや横川店」で出来たての釜飯を買って保温バッグにカイロと一緒に入れておいたので、まだほんのり温かいぞ。
歩いているとそんなに寒くないけど、じっと座っているとやっぱり寒い。
さっさと食べて橋の下に行って写真を撮ってから歩きだそう。
ゆるキャン△16巻の扉絵にある構図で写真を撮ろうと思ったけど、魚眼レンズ風で同じにはできない!
日の当たる場所では鳥がガサガサ動いてた。落ち葉の上に居たのはトラツグミ。
ゆるキャン△16巻に出たカフェでお茶するとしよう!
何度もこの店は見かけていたけど、今まで立ち寄ってなかったのだ。
アプトの道から見える小さな建物は雑貨屋で、道路沿いにカフェがあります。
Coffee House MiniMini.という山小屋風カフェ。
お店のオーナーに許可を得て店内も撮影させていただけた。
こぢんまりしたお店なので大勢だとキビシイかも?テラス席もありますよ。
ココアとカフェオレをいただきます。お供のぐんまちゃんも一服しましょう。
オーナーさんと、ゆるキャン△についてお話できました。掲載されていたのは知り合いから教えられて知ったとか…前巻の秩父三峯神社の時そうだったけど、結構許可取りとか無いんだな(^_^;)
店名にMiniMiniと付いているだけあり、オーナーもミニ所有者。群馬のナンバー「群」表記が渋い!
店を出てアプト道を進むと、16巻で斉藤恵那ちゃんが見つけた「中山道」の道標を見つけた。
峠の湯からアプトの道から逸れて、坂本宿を歩きます。
くつろぎの郷コテージの横に車両が置いてあるけど、どう見ても個人の土地?近くには寄れない。
坂本宿を歩いているとジョウビタキの雌が居た。もふっとして可愛いな。
中山道の17番目の宿場町(江戸から数えて)の坂本宿。
脇道にあった筒型ポスト…寂れた感じが良い。
江木食パンの看板のロゴが昭和っぽい。
鉄道文化むらの中を見学できるほどの足は残っていない…登山じゃないのに足がヘロヘロだ。
熊ノ平駅往復で約13kmの距離になりますよ。
ゆるキャン△16巻の聖地巡礼もかねたアプトの道ウォーク、満喫できました!