2010年03月

2010年03月30日

石鎚

本日は快晴、西条の干潟から見える石鎚山です。

標高2000メートルに満たない西日本最高峰ですが、この山の魅力のひとつは海から近いということ。
瀬戸内海から見える石鎚山の景観は富士山にも劣らぬ風格があります。

明日からは寒さもやわらぎ、桜の開花も本格化するのでしょうか。

shikokunori at 20:41コメント(0)トラックバック(0)山と渓谷 

2010年03月29日

12月15日に始まった本年度の愛媛乾海苔入札会も今日で終了です。

地元商社として全部で8回の入札会には皆勤したものの、成果的には十分とは言い難い年となりました。

相場は後半になって色のない下級クラスの海苔が不足気味で、品質は悪くとも値段はしっかりと推移しています。
入札会では値段が入らないのではないかと思える海苔までが落札されています。
この先、そんな海苔が加工されて消費者の口に入ることで、海苔の価値を下げてしまい海苔離れにつながらないかと心配します。

海苔市場は上級クラスの海苔は過剰気味で下物が不足している情勢です。
売価を維持しながら高品質の海苔を提供することよりも、低価格品を供給することが目的となっているように思えます。
ところが、その低価格品を供給する為の下物の海苔が高いとなれば、採算的にも厳しくなります。また、消費者はそんな品質の海苔を食べさせられることになるのです。

そんなフィールドでの競争はやりたくないと思いますから、後半戦での競争入札での買付はほとんどなしの年となりました。
心配するような品質の海苔を無理に販売するよりは、納得の品質を提供することを心がける方が永い目で見れば得策であるはずです。


shikokunori at 21:25コメント(0)トラックバック(0)黒のり 

2010年03月17日

P3020009昨日でいよてつ高島屋の西条特産品まつり終了。

最終日は出展ブースの移動があり、前日までより場所が良くなった影響か3割ほど売上がアップしました。

「人の流れが多い通りの角のコーナーに店がある所が売れる。一番売りたい商品がお客さんの視線に入るように工夫すること」
この道30年というマネキンさんに教えてもらったのですが、売場の位置と商品のならべ方次第で売上が大きく変わるそうです。

普段は何気なく通るデパ地下。
買物をする立場では全く気がつかなかったことが、売り手側に立つことで発見することがいくつかありました。

「笑顔で元気よく明るい接客を、活気ある売場にしよう」
当たり前のことのようですが、売り手に立つと中々難しいことです。

商いとはこつこつと小さな石を積み重ねていくことを続けること。
一発勝負で大きな商売をすることも重要ですが、地道な努力なくして大きな商いはできないでしょう。







shikokunori at 23:15コメント(1)トラックバック(0)マネジメント 

2010年03月14日

12日から16日まで松山の高島屋で西条物産展に出店。

百貨店で買物をされるお客様の多くは、スーパーにない品質と新たな食品との出会いを求めて来店されます。対面販売を基本とする接客は、消費者のトレンドを探る意味でも参考になります。

残念ながら海苔は一番人気のお菓子屋さんに比べますと10分の1位しか売れません。試食品を用意して、少しでも売上げアップを目指してみるのですが、押しが強すぎても弱すぎても売れない。上手な売り子さんは絶妙の接客でお客様とのやりとりを楽しんでいるように見えます。

お客様の声を聞きながら感じることは、売り手側が買い手の思いを十分理解していないことです。

例えば巻寿司に使う乾のりは売れるはずがないという思い込みがありました。
ところが、年配のお客様から「最近はどこの店にも良い寿司のりをおいていない」と言いながら1帖380円の寿司海苔を購入されました。少ししか売れませんが、明らかに良い寿司海苔を求めて来店されたお客様でした。

「海苔がかたくて噛み切りにくい」という声もよく耳にしますが、このことも作る側の効率を優先した結果でしょう。

海苔業者にとって、コンビニ等で販売されるおむすび用の焼のりが主力となり、
味は良くても、穴あきや薄い作りの海苔の評価が低くなってしまいました。
厚く抄くことで海苔が硬くなっても、作り手にとってはロスが少なく作業効率が良いということで、本当に美味しい海苔の評価基準が変わってしまいました。

見た目と使いやすさを優先する為に美味しさがその後になってしまう現状を考えると、弊社のような零細業者は大手とは逆の発想で美味しい海苔を提供することで活路が見出されるように思います。






shikokunori at 22:35コメント(0)トラックバック(0)マネジメント 

2010年03月08日

一雨ごとに春の兆しを感じる3月ですが、今日は少し肌寒い一日でした。

今年の冬は雪が降ることがほとんどなく、市内での積雪がない冬となりそうです。季節はずれのなごり雪が降ることもなく桜の季節を迎えるのでしょうか。

西条地区の海苔生産もほぼ終了、海苔網の撤去作業が進んでいます。
黒のりの後は3月下旬から青のり生産がスタートします。

瀬戸内海では近年、海の栄養塩が不足している為に海苔の色落ちや生産量が落ち込む傾向が続いています。
ダムによる水量調整や田畑の減少等で河川から海に流れ込む水質が変わってきています。
工場排水も規制され瀬戸内の海が綺麗になったことで、皮肉なことに海苔の生産に必要な栄養塩が不足しているのです。

海苔の色が浅くても、食の安全では何の問題もないのですが、やはり美味しさの点では劣ります。生産コストは同じでも価格は安くなりますから、生産者の生計には大きなマイナスです。
生産者の生計が厳しくなれば、厳しい海の仕事を続ける人が減っていきます。

瀬戸内海という大産地が後退して、有明産のシェアが益々高まったところで、有明海も凶作に陥る年がでてくることでしょう。
その場合には海苔の相場も大きく変わってくるはずです。

先が読めない時代です。
しかし、未来を予測して商いをすることができるかどうか、
そして未来を予測できたとしても実行することが難しい時代です。






shikokunori at 23:25コメント(0)トラックバック(0)マネジメント 
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