2014年12月

2014年12月21日

本日、「ノリに届かぬ海の栄養」と題して養殖ノリの不作、色落ちについて日経新聞が取り上げました。
以下、掲載記事を要約し、お伝えいたします。


かつて有明海と並ぶ大産地であった瀬戸内海のノリ養殖。
90年代は35億枚を超えていたが、ここ数年は30億枚を下回ることが多い。
原因は、海の栄養塩が減ったことと植物プランクトンの大量発生と考えられています。

工場廃水の規制や下水道整備などが進み、海はきれいになりました。
ところが工場廃水や生活排水に含まれる窒素やリンなど、ノリの成長に必要な栄養塩が不足し、不作や色落ちの原因になりました。
また、ダムや護岸の整備が進み、栄養塩が川に流れこみにくくなったことも大きな要因です。

もう一つの原因がユ-カンピアと呼ぶ植物プランクトンが栄養塩を取り込んでしまったこと。
温暖化で水温が上昇し、ユ-カンピアが繁殖しやすくなりました。
また、温暖化はノリ養殖期間が晩秋から初冬にずれ込み、養殖期間が短くなってしまいました。

対策として、ノリの色落ちが広がると国や自治体は栄養塩を海に送り出すことを狙い、ダムの放水を実施します。
冬に下水処理設備の能力を落とし、処理水に含まれる窒素を増やす自治体もあります。

反面、海に流れ込む栄養塩を増やすとプランクトンの異常発生を起こしやすくなる危険もあり、デリケ-トな問題です。
埋め立てによる干潟の減少で、プランクトンを食べる貝類が減少し、海の生態バランスが崩れてプランクトンが増えやすくなっています。

海の生態系を回復させるためにどんな取り組みを進めるか検証する必要があります。

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shikokunori at 16:25コメント(2)トラックバック(0)黒のり 

2014年12月03日

12月3日、今年度の徳島スジ青のり初共販です。

10月上旬に2つの台風が襲来し、吉野川が大雨による濁りと低比重の影響で種付け準備が遅れました。
例年よりも2週間程、生産開始が遅れたものの、青のりの生育は順調で初回の入札にしては13.8トンと、かなりまとまった数量が出品されました。

12月の新青のり需要に応える為、各商社とも積極的な買付となり価格もしっかりと応札され盛況でした。

弊社もどうしても仕入なけらばならない注文も入り、予定以上の数量を買い付ける結果となりましたが、これもやむを得ないことです。

原料が買えなくて販売のチャンスを逃すことを避けるため、利益率は度外視してでも原料確保しなければなりません。

まずは、お客様の要望にこたえることから始まり信頼を得るものと考えます。

気持ちを切り替えて、次回の共販に備えます。

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shikokunori at 22:19コメント(0)トラックバック(0)青のり 
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