青のり

2017年09月05日

河川や汽水域の海域で晩秋から春に収穫する青のりを、年間を通して陸上の水槽で青のりを養殖する試みが注目されています。

本日は、高知県へ出向いて地下水を利用したスジ青のりの陸上での水槽養殖を視察。

1日に仕上がる数量はまだまだ少ないものの、香り良く、色の良いきれいな青のりが1年中生産できるということで、安定供給が使命の海苔産業にとって今後大いに期待するところです。

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shikokunori at 21:12コメント(0) 

2016年06月25日

久しぶりにブログを書いたら、東京都の細井さんからコメントをいただきました。

細井さんは大学1~2年時のクラスの友人です。
熱気球を飛ばしたりするサ-クル、飛行研究会に所属し、雄弁かつ行動派でもあり、大学時代は我が家まで遊びに来て青のりの加工作業を手伝ってもらったことが思い出されます。
学生時代の友人達は北海道から鹿児島まで全国各地からの出身者で、卒業後はあまり会う機会はなかったのですが、近年は遠隔地でもブログ、フェイスブック、ラインなどで交流する機会が増えてきました。
ありがたいことにブログを読んでもらっているということで、これからも時々は更新しなくてはいけませんね。


ところで細井さんからのコメントは、国産青のりが供給不足で売るものがないのなら海外に目を向けてはどうか、という趣旨でした。

海外の生産状況についてはあまり詳しくはないのですが、中国、韓国では青のりが生産されその多くが日本に輸入されています。
弊社でも商社を通じて買付する機会がなかったわけではありません。
青のりの代用品である低価格の「青さ」同様、お客様の要望で買付することもありますが、取扱数量は微々たるものです。
私どもの事業はまず、地元である愛媛西条で収穫された海苔を販売することからスタ-トしました。
次に四国海苔という社名の通り、お客様の要望にこたえる為に西条以上に評価の高い徳島県や高知県の青のりを買付し提供させていただきました。
これらの四国産青のりはお客様に高く評価いただいてきました。
豊富な四国産の青のりを各地のお得意様にご提供することで十分であり、海外産にまで手を出す必要がないと考えてきました。

しかし近年の減産傾向と不安定な生産状況では、とてもお客様の要望に応えられないことになってきました。
事実青のりを大量に使う大手の食品メ-カ-では、できれば国産を使いたいけれど、中国や韓国産を含めた海外産の仕入れをしないと1年間の必要数量に届かないことになってしまします。
国産青のり100%使用という表示は小さなマ―ケットでは通用しますが、大量販売の大手には通用しません。
おそらく今後も国産青のりの品不足は続き、共販価格の高騰も続くものと思います。

ならば弊社も海外産で調達をといっても、過去の仕入れ実績に基づいて調整される為に現状での仕入れは限りがあります。
また、弊社の存在意義を考えると正直あまり手を出したくない商材です。

国産青のりの不漁とともに沈むかもしれない船から脱出しないでこのまま櫓をこぎ続けるのか、新たなビジネスチャンスを求めて切り替えていくのか、これからの船長の判断が成否のカギをにぎることになります。



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2015年12月01日

晩秋の季節となり、今年も新のりの生産が始まりました。

まずは、徳島県吉野川産すじ青のり。
今年は前年度よりも2週間は早い初共販となりましたが、その後は順調とは程遠い生産状況です。
雨の多さか、日照不足か、原因はわかりませんが、張り込んだ青のりが成長してくれません。

現在、スジ青のりが成長してくれるのを待っている状況で、予定された共販も中止となっています。
12月中旬以降にどれくらい生産が回復してくれるか、1月半ばまでの短い漁期の中、今後の収穫が心配されます。

続きましては、日本最大の海苔産地、有明海の乾のり生産。
11月24日は佐賀県産、25日は福岡県産、27日は熊本県産と新のり初共販がスタ-トしました。
日本の海苔産業を支える大産地で、今や全国生産の6割が有明海産です。

しかし、こちらも今期は高水温と降雨が続いたことで赤芽のノリが多く収穫され、前年度に対し大きく生産がおちこんでしまいました。
減産の影響で相場も強く、今期の仕入れも昨年にも増して高い仕入値となりました。

先日、買い付けた佐賀県産の初摘み海苔が入荷しましたが、品質的には味のある口どけの良い有明らしい海苔でした。

瀬戸内海産は12月中旬以降に共販が始まります。
今年も良質のノリを仕入れて、美味しい海苔に仕上げていきたいと思います。


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shikokunori at 21:26コメント(0)トラックバック(0) 

2015年05月31日

5月29日、本年度愛媛県青のり入札会も終了です。

生産開始が大幅に遅れ、しかもアオノリが成長しないという状態が続き、最終的には約12トン、前年度の約28%、最盛期の1割以下の生産で終了しました。

当地、愛媛県西条地区の青のりは、指定商社による共販が始まって26年になります。
天然青のりが生産された時代から、養殖により量産体制が整うようになり、2~3ヶ月間の生産期には毎年150トン近くの青のりが収穫されるようになりました。
量産されることで共販価格が低迷する時代もありましたが、この5年間ほどは生産状況が不安定になり、価格もどんどん上がるようになってきました。
しかし、値段は上がっても数量が上がってこなければアオノリ生産者にとっては厳しい経営環境になります。
もちろん、商社側も需要にこたえるだけの数量がないと、その産地の品は使えないということになります。

ここ数年の状況を見ると、収穫地である漁場環境が変わってしまったことは間違いありません。
このままではぬるま湯に入ったカエルが逃げ遅れ、ゆでガエルになってしまう状況になることを危惧します。

まずは、不作の原因究明です。
愛媛県の水産課に調査を依頼するようですが、何年もかかるようではお終いでしょう。

他県でも試みる青のり養殖に、そのシェアを奪われる時代が近い将来やってくるかもしれません。

shikokunori at 07:01コメント(0)トラックバック(0) 

2015年02月26日

6時3分発のJR特急しおかぜ号に乗り、東京経由で熊谷に出張。

クレ-ム発生で、少し気の重くなる商用でしたが、JRに揺れれながら一人考える時間を持てたことは収穫でした。

さて、その夜は気分も新たに、銀座の居酒屋「縁」さんで吉野川産すじ青のりを使った料理をリクエスト。
日本全国の隠れた銘酒を呑みながら、料理を堪能させていただきました。

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shikokunori at 22:32コメント(0)トラックバック(0) 
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