黒のり

2015年12月01日

晩秋の季節となり、今年も新のりの生産が始まりました。

まずは、徳島県吉野川産すじ青のり。
今年は前年度よりも2週間は早い初共販となりましたが、その後は順調とは程遠い生産状況です。
雨の多さか、日照不足か、原因はわかりませんが、張り込んだ青のりが成長してくれません。

現在、スジ青のりが成長してくれるのを待っている状況で、予定された共販も中止となっています。
12月中旬以降にどれくらい生産が回復してくれるか、1月半ばまでの短い漁期の中、今後の収穫が心配されます。

続きましては、日本最大の海苔産地、有明海の乾のり生産。
11月24日は佐賀県産、25日は福岡県産、27日は熊本県産と新のり初共販がスタ-トしました。
日本の海苔産業を支える大産地で、今や全国生産の6割が有明海産です。

しかし、こちらも今期は高水温と降雨が続いたことで赤芽のノリが多く収穫され、前年度に対し大きく生産がおちこんでしまいました。
減産の影響で相場も強く、今期の仕入れも昨年にも増して高い仕入値となりました。

先日、買い付けた佐賀県産の初摘み海苔が入荷しましたが、品質的には味のある口どけの良い有明らしい海苔でした。

瀬戸内海産は12月中旬以降に共販が始まります。
今年も良質のノリを仕入れて、美味しい海苔に仕上げていきたいと思います。


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2015年10月29日

西条市ふるさと納税の返礼品のひとつである海苔の販売が好調です。

返礼品は前年度カタログ掲載でそれほどの受注はなかったのですが、5月以降急激に受注数が増えてきました。
あまり期待をしていなかった分野で思わぬ数字が上がり、業者としては大変ありがたく思います。

西条市に納税していただき、その返礼品として四国海苔を選んでいただいたお客様に感謝申し上げます。



以下、時事ドットコムの情報を引用します。

愛媛県西条市では、2015年度のふるさと納税の寄付金額が8月末時点で1億3500万円(3198件)に達し、年間で2億4000万円に上る見通しとなった。14年度は814万円(336件)で、金額はほぼ30倍になる。
15年度から、30種類だった謝礼品を140種類に増やしたのはじめ、寄付をクレジットカード決済できるようにしたことや、ふるさと納税のポータルサイトへ掲載したことなどが増加の主な要因とみている。寄付件数のうち78%がクレジットカード決済だった。

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2015年08月17日

お盆休みも終了し、少しづつ秋の気配を感じるようになってきました。

さて、この夏、ふるさと手土産として地元のフジグラン西条店や西条市観光交流センタ-等で販売中の弊社海苔商品が、夏の暑さにも負けず好調な売れ行きでした。

販売先の担当者によると、猛暑の中でも品質劣化の心配がなく、比較的安心して持ち帰ることができる海苔が人気だったと聞いています。
涼しくなればやはりお菓子類が強いのでしょうが、猛暑のおかげで日持ちのしない食品を避ける傾向があったようです。

また、地元の逸品として西条海苔の存在が一定の評価をいただいていることも確かです。
中でも弊社海苔商品を支持いただけるお客様が増えていることを実感いたします。

良いものを提供することで、少しづつでもファンを増やしていく努力を繰り返し続けていけば、先行きも明るい兆しが見えてくる、そんな気がします。


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2015年07月07日

先月、購入しました新型海苔供給機を使い、本日は焼のり加工作業です。

旧型機は30年以上前から使ってきた年代物でした。
旧型供給機では、やわらかくてもろい海苔を加工する場合、破損率が高く作業効率も悪くて、ストレスになっていました。

新しくなって、機械はピカピカ、コンパクトにもなり音も静かになりました。
しかし何といっても、製品のロスが格段に少なくなったのが最大のメリットです。
もっとも、お徳用のキズ海苔製品が少なくなってしまい、常連さんには申し訳ないことになりましましたが、勘弁して下さい。

小さな町工場では大きな設備投資ができないでいますが、身の丈に合った設備投資を続けることも目標にしなければ未来はありません。

改善しなければいけない工場や機械類の多さに頭を抱えつつ、少しづつでも前進できるよう心がけたいものです。

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2015年04月05日

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雨の日曜日、桜も散り始めてせっかくのお花見にも水を差すことになりました。

さて、先日発表された乾ノリの全国漁連別共販実績は、3月末現在で76億3130万枚、金額は813億664万円となっています。

前年度と比べますと生産数量8億1063万枚の増、金額も1億8111万円の増となりました。
平均価格も15%程度上昇し、海苔産業も永く続いたデフレからの脱却が見えてきた気がします。

また、産地別では、有明海産が全国生産の55%を占め、瀬戸内海産29%、東日本地区14%という状況です。
一昔前と比べると有明産の占有率が高くなり、かつては拮抗する2大産地であった瀬戸内海地区の減産ぶりが顕著に表れています。
有明産への一極集中がこれからも加速し、他産地の衰退が危惧されるところです。

海苔の用途も利益率が高いと言われたギフト市場が大きく落ち込み、コンビニ、弁当、惣菜、回転寿司等を中心とする業務用が全体の70%以上を占めるようになりました。
セブンイレブンが、おむすびに「有明海産初摘み海苔使用」となれば、指定産地の共販価格は大きく上昇します。
相場をリ-ドするコンビニ業界を後から追いかける老舗の海苔メ-カ-、というような状況です。

正に、現代の海苔産業はセブンイレブン、ロ-ソン、ファミリ-マ-ト等の大手コンビニのおにぎりに産業よって支えられているともいえるのではないでしょうか。

蛇口をひねれば出てくる水やひと手間で飲めるお茶にお金を出して買うことが考えられなかったように、家庭で簡単に作れるおにぎりがこんなに売れるとは思いませんでした。

ダーウィン の進化論に
「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残る のは、変化できる者である」という名言があります。

古くから参入する海苔問屋や加工メ-カ-は、この教えに耳を傾け、実践することができるかが問われます。

shikokunori at 10:30コメント(0)トラックバック(0) 
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