被爆から71年となる8月9日を前に平和祈念像の清掃が行われました。

あの悪夢のような戦争。
身の毛のよだつ凄絶悲惨。
右手は原爆を示し、左手は平和を。
顔は戦争犠牲者の冥福を祈ります。
文化勲章を受章した名誉県民の彫刻家、
故・北村西望氏(1987年逝去・満102歳没)の意匠です
建立されたのは被爆と終戦の10年後。
台座と併せ、当時5000万円の費用が掛けられました。

「そのお金で何とかならなかったかしら 石の像は食えぬし腹の足しにならぬ」
長崎の被爆詩人、福田須磨子(1974年4月逝去・満52歳没)は、そう記しました。

参院選が終わり、球児たちの熱戦が続く長崎の夏。
“シワシワゼミ”の鳴き声とともに
季節はまた「祈りの夏」へと近付いていきます。