摂食機能療法・摂食治療・摂食嚥下リハビリテーション
2012年01月10日
摂食・嚥下障害のセミナー 嚥下内視鏡検査の実習
日曜日は、蒲田歯科医師会主催のセミナーに参加しました。摂食・嚥下障害のアセスメント・スクリーニング講義と嚥下内視鏡検査の実習です。
講師の先生は、
日本大学歯学部摂食機能療法学講座
戸原 玄 准教授
戸原先生のセミナーは、今回で5回目の受講となります。
嚥下内視鏡検査の実習は、3回目になります。
今回のセミナーのメインは、嚥下内視鏡検査の実習です。まずは、模型を使っての実習です。
内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)を鼻から入れていきます。
嚥下内視鏡の操作は、コツがあります。
模型を使って、コツがわかり、だんだんと慣れてきました。


次は実際に内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)鼻から入れていきます。
内視鏡をゆっくり、進めていくと、喉頭蓋(肺と食道の入り口)を見えてきました。
そして、牛乳を飲んでもらい、肺に落ちないで、食道にはいっていくのを見ました。
また、プリンも食べてもらい、プリンが、喉頭蓋に落ちてきて、食道にはいっていくのを見ました。

今回は、相互実習です。
相互実習ということで、戸原先生に内視鏡を入れる先生が・・・
さぞ、緊張したことでしょう。
内視鏡の操作は、だいだいできるようになりました。
今後は、内視鏡の練習をもう少ししてから、実際に活用したいと思います。
2011年08月25日
ファイナルサマ−inたまがわ2011
月に2回、特別養護老人ホームたまがわに摂食治療に行っています。その特別養護老人ホ−ムたまがわで、「ファイナルサマ−inたまがわ2011」納涼祭が、明日の8月26日(金)に行われます。
子供太鼓、盆踊り、チアリーディング、花火、ゲーム、模擬店・・・など楽しそうですね。
お近くにお方は、どうぞ。
2011年05月27日
摂食機能評価 食形態
休診日の水曜日の午前中は、小学校の健診をして、終わり次第、特別養護老人ホームたまがわにに行って摂食治療と大忙しの一日でした。
今回の摂食治療は、入居したばかりの方です。
食事は全介助の方で、食事の形態があっているか摂食機能評価をしました。
食事の形態は、
主食では、ご飯、軟飯、全粥、ミキサーなど。
副食では、常食、刻み、極刻み、ミキサーなどがあり、その他にゼリー食、高カロリ−栄養食、プレビ食などがあります。
水分では、そのままでいいのか、トロミをつけるか、お茶ゼリーなどがあります。
摂食機能評価をして、その人にあった食事形態を選びます。


老人ホームのお庭には、初夏のお花がたくさん咲いていました。
そろそろ梅雨です。
そして、梅雨が終わると真夏。
今年の夏は、どうやって節電するか・・・
今年だけは、冷夏になってほしいですね。
今回の摂食治療は、入居したばかりの方です。
食事は全介助の方で、食事の形態があっているか摂食機能評価をしました。
食事の形態は、
主食では、ご飯、軟飯、全粥、ミキサーなど。
副食では、常食、刻み、極刻み、ミキサーなどがあり、その他にゼリー食、高カロリ−栄養食、プレビ食などがあります。
水分では、そのままでいいのか、トロミをつけるか、お茶ゼリーなどがあります。
摂食機能評価をして、その人にあった食事形態を選びます。


老人ホームのお庭には、初夏のお花がたくさん咲いていました。
そろそろ梅雨です。
そして、梅雨が終わると真夏。
今年の夏は、どうやって節電するか・・・
今年だけは、冷夏になってほしいですね。
2011年03月03日
摂食治療 摂食嚥下リハビリテーション リクライニング


月に2回、特別養護老人ホームたまがわに摂食治療に行っています。
早めに行って、老人ホームのお庭を散歩しました。
冬のお花が咲いていました。
まだまだ寒いですが、お花を見ると少しほっと暖かくなります。
今回の摂食治療は、姿勢をリクライニングにした方がいい場合です。
食事は全介助の方で、食べ物をお口に溜め込んでしまい、嚥下がなかなか起こりません。
どうも舌の動きが悪いようです。
リクライニング車椅子に変えてもらい、姿勢を少しリクライニングにして、食事をするようにしてみました。
通常は、お口に入れた食べ物を舌の動きによって、のどの方に送り込み、嚥下しますが、舌の動きが悪い方は、リクライニングにすると、重力によって、送りこみができます。
また、のどでは、食道が後ろにあり、食道の前に気管がありますので、リクライニングにすることによって、食べ物がのどの後ろ側を通り、気管に入りにくくなり、誤嚥しないようになります。
リクライニングにすることによって、嚥下もスムーズにできるようになりました。
2011年02月17日
東京医科歯科大学同窓会 摂食・嚥下セミナー アドバンストコース 嚥下内視鏡実習
日曜日に東京医科歯科大学同窓会のセミナーに参加しました。アドバンストコース
嚥下内視鏡検査を用いた摂食・嚥下障害の評価と症例検討
講師の先生は、日本大学歯学部摂食機能療法学講座
戸原 玄 准教授
前回は、基礎コースを受けましたが、今回はアドバンストコースで、嚥下内視鏡検査の実習です。
内視鏡の達人のインストラクターの先生方です。
内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)を鼻から入れていきます。嚥下内視鏡の操作は、初めは大変でしたが、少しずつ慣れてきました。
内視鏡をゆっくり、進めていくと、喉頭蓋(肺と食道の入り口)を見えました。そして、実際に牛乳を飲んでもらい、肺に落ちないで、食道にはいっていくのを見ました。
また、おにぎりも食べてもらい、おにぎりが、喉頭蓋に落ちてきて、食道にはいっていくのを見ました。
相互実習ですから、内視鏡を入れられる体験もしました。
なんか痛そうですが、実はほとんど痛みはなく、少し感じるぐらいです。
内視鏡の操作は、コツがわかりましたが、まだ、練習は必要です。
今後は、もっと内視鏡の練習をしてから、実際に活用したいと思います。
2011年01月31日
東京医科歯科大学同窓会 摂食・嚥下セミナー
東京医科歯科大学同窓会のセミナーに参加しました。基礎から学ぼう 摂食・嚥下
-機能解剖から嚥下内視鏡のライブデモまで-
講師の先生は、東京歯科大学大学 解剖学講座
阿部 伸一 教授
日本大学歯学部摂食機能療法学講座
戸原 玄 准教授
阿部先生からは、まず、摂食・嚥下の基本となる解剖についての講演です。
摂食・嚥下障害では、解剖学知識が大切になってきます。
摂食・嚥下障害が、どこに、なぜ起こるのか?そして、どのようにしていけばいいのか?
阿部先生は、摂食・嚥下の舞台となる口腔・咽頭領域の解剖学知識を「機能解剖」という観点から、解説してもらいました。
戸原玄先生の講演は、以前に聞いたことがあります。
歯科医師会のセミナーでしたので、短い講演でしたが、今回は、1日しっかり講演を聞くことができました。
戸原玄先生は、嚥下診察用の内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)の第一人者です。
嚥下内視鏡によるいろいろな症例の動画をみせてもらい、摂食・嚥下障害の評価や実際の治療について、詳しく聞くことができました。
嚥下内視鏡のライブデモもありました。
これが、嚥下診察用の内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)です。これを鼻から内視鏡を入れて、喉頭蓋(肺と食道の入り口)を見ます。
食べ物が肺に落ちないで、食道にはいっていくのを見ます。
肺に落ちるようなら、誤嚥していることになります。
セミナーの終了証です。今回のセミナーは、日本摂食・嚥下リハビリテ-ション学会の公認研修会になっています。
今回は講演とデモでしたが、来月に内視鏡の実習セミナーに参加予定です。
内視鏡の技術を習得して、摂食・嚥下障害の診断に役に立てたいと思います。
2011年01月13日
摂食・嚥下セミナー
蒲田歯科医師会のセミナーに参加しました。講師の先生は、日本大学歯学部摂食機能療法学講座の准教授 戸原玄先生。
「摂食・嚥下障害の評価と訓練の実際」
摂食・嚥下障害の評価で、誤嚥の心配がある場合、検査を行います。
今までは、ステソスコ-プ(聴診器)を食事中に首にあて、嚥下の音や呼吸音を聞いて、誤嚥の疑いの診断をしていましたが、わからない場合も多くあります。
そこで、蒲田歯科医師会では、嚥下診察用の内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープ)を1台購入しました。
これが、結構、高価なものですので、個人では、買えません。
内視鏡で、実際に食べている所を見るのです。
鼻から内視鏡を入れて、喉頭蓋(肺と食道の入り口)を見て、食べ物が肺に落ちないで、食道にはいっていくのを見ます。
肺に落ちるようなら、誤嚥していることになります。
今回のセミナーでは、内視鏡について重点的に話をしてももらいました。
写真は、暗くてわかりにくいのですが、内視鏡のデモです。
今後、内視鏡の実習セミナーにも参加予定です。
内視鏡の技術を習得して、摂食・嚥下障害の診断に役に立てたいと思います。
2010年12月03日
摂食治療 摂食障害 全介助の方の摂食機能評価
月に2回、特別養護老人ホームたまがわに摂食治療に行っています。
今回は、老人ホームのスタッフからの依頼です。
高カロリ-栄養食とミキサー食を全介助で食事されている方です。
体調が回復してきて、自食に意欲がでてきたので、自食できるか摂食機能評価をお願いしますのことでした。
高カロリ-栄養食です。
少しの量で、十分栄養がとれるように高カロリ-で、食べやすいようにゼリ-になっています。
ミキサー食です。
食形態はOKでした。
実際に本人に自食してもらいました。
普通のスプーンでは重く、疲れやすくなりますので、軽いシリコーン製のスプーンを使ってもらいました。
コップも軽く持ちやすいものにしました。
嚥下もいいようです。
スタッフには、見守りをしっかりしてもらい、その日の調子をみて、疲れてくるようでしたら、途中から介助にはいってもらうようにしました。
あと、この方は歯がありませんが、食後の口腔ケアをハミングッドでしっかりやってもらうようにしました。
高齢の方ですので、今後も経過をみていきたいと思います。


12月ですが、この日は天気がよく暖かい日でした。
早めに行って、老人ホームのお庭の散歩です。
秋の花がきれいでした。
ぽかぽか陽気に猫も気持ちよさそうです。
今回は、老人ホームのスタッフからの依頼です。
高カロリ-栄養食とミキサー食を全介助で食事されている方です。
体調が回復してきて、自食に意欲がでてきたので、自食できるか摂食機能評価をお願いしますのことでした。
高カロリ-栄養食です。少しの量で、十分栄養がとれるように高カロリ-で、食べやすいようにゼリ-になっています。
ミキサー食です。食形態はOKでした。
実際に本人に自食してもらいました。
普通のスプーンでは重く、疲れやすくなりますので、軽いシリコーン製のスプーンを使ってもらいました。
コップも軽く持ちやすいものにしました。
嚥下もいいようです。
スタッフには、見守りをしっかりしてもらい、その日の調子をみて、疲れてくるようでしたら、途中から介助にはいってもらうようにしました。
あと、この方は歯がありませんが、食後の口腔ケアをハミングッドでしっかりやってもらうようにしました。
高齢の方ですので、今後も経過をみていきたいと思います。


12月ですが、この日は天気がよく暖かい日でした。
早めに行って、老人ホームのお庭の散歩です。
秋の花がきれいでした。
ぽかぽか陽気に猫も気持ちよさそうです。2010年08月27日
摂食治療 摂食障害 経官栄養の方の摂食機能評価


月に2回、特別養護老人ホームたまがわに摂食治療に行っています。
今回は、経官栄養(胃にチュ−ブをいれている)の方で、お口からの食事ができない方ですが、お楽しみとしてゼリ−を食べることができないかどうか摂食機能評価をしました。
長い間、お口で食事をしていないので、まずは、口腔ケアです。
ハミングッドで、丁寧にお口の中のよごれをとりました。
今まで食事をしていませんでしたので、お口の中が乾燥していましたが、ハミングッドの刺激で、唾液が出てきました。
そこで、聴診器を首にあて、唾液を飲み込む音を聞きます。
唾液の嚥下は大丈夫のようです。
しかし、ハミングッドにつけた水分で、むせてしましました。
水分は、どうもダメのようです。
次にテストフ−ドのお茶ゼリ−を一口食べてもらいました。
ゼリ−をクラッシュ(こまかくする)します。
ゼリ−を固まりのままだと、そのまま飲み込み、気管にはいって、窒息する危険がありますので、ゼリ−をこまかくします。
クラッシュしたゼリ−の一口をお口に中にいれました。
久しぶりの食事でしたが、ゆっくりと嚥下しました。
そこで、また聴診器です。
嚥下の音がしっかり聞こえます。
嚥下は大丈夫のようです。
誤嚥性肺炎の既往がありますので、まずは、お楽しみで、おやつに十口ぐらいのゼリ−のこまかくクラッシュしたものを食べてもらい、様子をみることしました。
写真は、老人ホームの庭に咲いた夏の花です。
元気良く咲いていたひまわりですが、そろそろ種に・・・
まだまだ残暑がきびしいですが、秋の気配がもうそこまできているようです。
「ファイナルサマ−inたまがわ2010」納涼祭が8月27日(金)に特別養護老人ホ−ムたまがわで、行われます。子供太鼓、盆踊り、チアリーディング、花火、ちびっ子広場、模擬店・・・など楽しそうですね。
お近くにお方は、どうぞ。
2010年08月05日
摂食治療 認知症で手づかみの方
特別養護老人ホームに摂食治療に行ってきました。今回の摂食治療は・・・
認知症のある方で、おはしやスプ−ンを使うことができません。
手づかみでお食事をされますので、ご飯は、おにぎりにしました。
問題は、おかずです。
歯がなく、入れ歯もない方で、入れ歯をつくるのも難しい状態です。
刻み食では、お芋やにんじんなどの煮物で、歯肉や舌でおしつぶしができるものはOKでしたが、お肉や繊維質のもので、噛み切るものは、食べるのがむずかしいようです。
お肉や繊維質のものは、極刻みにすることにしました。
しかし、極刻み食は、手づかみでは、ぼそぼそになってしまいます。
極刻み食を手づかみできるようにするには、どうすればいいか?
これから試行錯誤です。
何かいい案は、ありませんか?
2010年07月29日
摂食治療 エナチャ−ジ風お茶ゼリ−にとろみ
今回の摂食治療は・・・お口からの摂食は難しく、エナチャ−ジで、なんとか栄養をとっている方の水分補給です。
とろみをつけたお茶では、むせてしまいます。
お茶ゼリ−をクラッシュ(細かく)したものでは、のどにつまらせて窒息の心配があります。
エナチャ−ジでは、むせないようなので、エナチャ−ジ風のもので水分補給できるように考えました。
とろみの茶とお茶ゼリ−の中間のもので、お茶ゼリ−をクラッシュしたものにとろみをつけたものです。
やわらかさは、エナチャ−ジにかなり近いものです。
慎重に試していきたいと思います。
2010年07月16日
摂食治療 インプラントの口腔ケア
月に2回、特別養護老人ホームに摂食治療に行っています。
摂食治療で大切なのは、口腔ケアです。
食後の歯ブラシをしっかりすることで、誤嚥性肺炎が半分に減ったという報告があります。


今回は、インプラントがはいっている方の摂食治療です。
お口の中を見たら、なんと8本のインプラントがはいっていました。
インプラントの周囲に炎症がおきないように、口腔ケアをしっかりしないといけません。
インプラントの周囲に炎症がおきて、インプラントを除去しなくてはならない場合がおきたら、それは大変です・・・
介助の必要な方ですので、老人ホームのスタッフにインプラントの部位を見てもらい、食後の歯ブラシをしっかりやってもらうことにしました。
よろしくお願いします。
最近では、インプラントの治療が多く行われているようですが、インプラントを入れられた方が高齢になり、寝たきりになった場合、インプラントがいろいろな問題を引き起こすのではないだろうかと心配になります。
島田歯科医院では、インプラントの治療は専門医に紹介しています。
高齢になっても、インプラントのメインテナンスができるだろうか?
寝たきりになった場合、訪問してインプラントのメインテナンスができるだろうか?
インプラント治療をする先生(私も含めて)の課題だと思います。
老人ホームの庭にアジサイが咲いていました。
梅雨が終わると、本格的な暑い夏がやってきます。
体調には、気をつけましょう。
摂食治療で大切なのは、口腔ケアです。
食後の歯ブラシをしっかりすることで、誤嚥性肺炎が半分に減ったという報告があります。


今回は、インプラントがはいっている方の摂食治療です。
お口の中を見たら、なんと8本のインプラントがはいっていました。
インプラントの周囲に炎症がおきないように、口腔ケアをしっかりしないといけません。
インプラントの周囲に炎症がおきて、インプラントを除去しなくてはならない場合がおきたら、それは大変です・・・
介助の必要な方ですので、老人ホームのスタッフにインプラントの部位を見てもらい、食後の歯ブラシをしっかりやってもらうことにしました。
よろしくお願いします。
最近では、インプラントの治療が多く行われているようですが、インプラントを入れられた方が高齢になり、寝たきりになった場合、インプラントがいろいろな問題を引き起こすのではないだろうかと心配になります。
島田歯科医院では、インプラントの治療は専門医に紹介しています。
高齢になっても、インプラントのメインテナンスができるだろうか?
寝たきりになった場合、訪問してインプラントのメインテナンスができるだろうか?
インプラント治療をする先生(私も含めて)の課題だと思います。
老人ホームの庭にアジサイが咲いていました。梅雨が終わると、本格的な暑い夏がやってきます。
体調には、気をつけましょう。
2010年04月20日
誤嚥性肺炎 訪問診療
大田区の事業のねたきり高齢者訪問歯科支援で、治療の依頼がありました。
誤嚥性肺炎で入院していた方で、入れ歯があわないということでした。
摂食指導と入れ歯の治療で、久しぶりの訪問診療に行ってきました。
食べている時に、上の総入れ歯で落ちてくるようです。
まずは、ファストンをつけてみました。
入れ歯安定剤で、のりのようになり、入れ歯と歯ぐきをくっつけます。
実際に食べてもらいましたが、いいようです。
次に摂食指導です。
実は、この方は総入れ歯のなので、お口の中のケアをしていませんでした。
舌苔(舌の表面につく白い汚れ)がたくさんついていました。
この舌苔が原因のようです。
食後、オ−ラルケアをせず、そのまま寝てしまい、寝ている間に唾液にまじった舌苔が、肺にはいったと考えられます。
家族の方に、モアブラシをつかって、舌の掃除をしてもらうことにしました。
そして、市販のデンタルリンスで、食後にうがいもしてもらうことにしました。
これで、誤嚥性肺炎を予防できると思います。
誤嚥性肺炎で入院していた方で、入れ歯があわないということでした。
摂食指導と入れ歯の治療で、久しぶりの訪問診療に行ってきました。
食べている時に、上の総入れ歯で落ちてくるようです。まずは、ファストンをつけてみました。
入れ歯安定剤で、のりのようになり、入れ歯と歯ぐきをくっつけます。
実際に食べてもらいましたが、いいようです。
次に摂食指導です。実は、この方は総入れ歯のなので、お口の中のケアをしていませんでした。
舌苔(舌の表面につく白い汚れ)がたくさんついていました。
この舌苔が原因のようです。
食後、オ−ラルケアをせず、そのまま寝てしまい、寝ている間に唾液にまじった舌苔が、肺にはいったと考えられます。
家族の方に、モアブラシをつかって、舌の掃除をしてもらうことにしました。
そして、市販のデンタルリンスで、食後にうがいもしてもらうことにしました。
これで、誤嚥性肺炎を予防できると思います。
2010年01月21日
2009年12月04日
摂食指導 経管栄養の摂食機能評価
その日は天気がよく、ぽっかぽっかでしたので、早めに行って老人ホ−ムの庭を散歩です。
写真は、庭に咲いていた花。
冬の花は、きれいですね。
今回の摂食治療の方は、胃ろうの経管栄養の方です。
誤嚥性肺炎で入院され、お口からの食事が無理となり、胃にチュ−ブを入れて栄養をとっている方ですが、ご家族からお口で食事をさせたいとの希望です。
そこで、摂食機能評価をしました。
長い間、お口で食事をしていないので、まずは、口腔ケアをしました。
歯ブラシとハミングッドで、丁寧にお口の中のよごれをとります。
今まで食事をしていませんでしたので、お口の中が乾燥していましたが、歯ブラシの刺激で、唾液が出てきました。
そこで、聴診器を首にあて、唾液を飲み込む音を聞きます。
唾液の嚥下は大丈夫のようです。
次にテストフ−ドのお茶ゼリ−を一口食べてもらいます。
ゼリ−をクラッシュ(こまかくする)します。
ゼリ−を固まりのままだと、そのまま飲み込み、気管にはいって、窒息する危険がありますので、ゼリ−をこまかくします。
クラッシュしたゼリ−の一口をお口に中にいれました。
久しぶりの食事ですので、始めは動きがありませんでしたが、少しづつかむような動きがでてきました。
そこで、また聴診器です。
弱いですが、嚥下は大丈夫のようです。
誤嚥性肺炎の既往がありますので、まずは、お楽しみで、おやつに一口から二口のゼリ−やプリンのこまかくクラッシュしたものを食べてもらい、様子をみることしました。
今後、調子がよければ、再評価して、ステップアップを考えていきたいと思います。
2009年11月13日
摂食治療 経管栄養の方の口腔ケア
老人ホ−ムの摂食治療に行ってきました。
今回は、フロア−全体のチェックです。
食形態、姿勢、スプ−ンの工夫、義歯の適合、介助方法などをチェックしました。
食べるペ−スの早い方には、「ゆっくり食べてください。」と声かけをしてもらい、食事を小分けにして、スプ−ンを小さいのに変更しました。
昼食時にフロア−全体をチェックして、気になる方の摂食指導です。
そして、今回は、経管栄養の方の口腔ケアの指導もしました。
口で食事していないので、口の中はきれいだと思うかもしれませんが、実は口で食事しないから汚れるのです。
食事をすると唾液がでて、唾液によって口の中をきれいにする自浄作用がありますが、口で食べないので、唾液がでなく、自浄作用がありません。
その汚れは、食べ物からの汚れでなく、口の中の粘膜から剥がれた細胞や口の中の細菌とその細菌が代謝したものです。
歯ブラシの水分をとってから、歯ブラシをしっかりやってもらうようにしました。
歯ぐきや口蓋や舌は、ハミングッドで、汚れをとってもらうようにしました。
経管栄養の方は、口腔ケアが大切になります。
写真は、老人ホ−ムのイベントの案内です。
老人ホ−ムのスタッフが入居者が楽しめるようにいろいろなイベントをやっています。
あと心配なのが、インフルエンザ。
インフルエンザにならないように気をつけてください。
2009年11月05日
小学校の健診と老人ホ−ムの摂食治療
小学校の健診は、春と秋があります。
春の健診は、歯式を書きますので大変ですが、秋の健診は、虫歯のチェックだけですので、全学年を午前中で終了。
それから、12時までに老人ホ−ムに行って摂食治療です。
摂食治療は、昼食時に行って、実際に食べているところをみて、摂食指導をしていきます。
休診日に、健診や摂食治療と忙しい日でした。
そして、今日は、相生小学校の就学時健診があります。
来年入学する子供の健診です。
午前の診療終了後、急いで昼食をとって、小学校に行きます。
今日も忙しくなりそうです。
写真は、老人ホ−ムの庭に咲いていた秋の花です。
この2.3日で、急に寒くなってきました。
もうすぐ冬。
風邪をひかないように気をつけてください。
2009年10月29日
摂食治療 プレビ食
さわやかな晴れた気持ちのいい秋晴れの日。
天気のいいときは、早めに老人ホ−ムに行って、老人ホ−ムのお庭を散歩します。
秋のお花に蝶々がとまっていました。
のどかな秋のひと時です。
さて、今回の摂食治療は・・・
老人ホ−ムの栄養士さんが、いろいろなプレビ食を考えてくれました。
プレビ食って?
プレ鼻腔、つまり鼻腔栄養(経管栄養)の手前という意味で、摂食に問題があり、通常の食事内容では、摂取困難な方のために考えた食事内容のことです。
今回は、栄養士さんがいくつか用意したプレビ食を摂取困難な方に実際に食べてもらい、摂食評価をしました。
まだまだ試行錯誤の段階ですが、その人にあったプレビ食を考えていきたいと思います。
2009年10月08日
誤嚥性肺炎の既往がある方の摂食指導
老人ホームに行って、摂食治療をしてきました。今回は、誤嚥性肺炎をおこしたことがあり、体の左側に麻痺がある方です。
顔が右に傾くようので、正面を向くようにマットを入れるようにしました。
右に傾かないように本人の左側から、食事の介助にはいるようにしました。
顔は傾くと、嚥下がしにくくなりますので、なるべく正面を向くようにします。
口の中も左側は麻痺している可能性がありますので、食べ物をなるべくお口の右側に入れるようにしました。
水分にむせますので、水分はお茶ゼリ−にしました。
誤嚥性肺炎をおこさないように、食後はしっかり歯ブラシをしますが、注意が必要です。
歯ブラシ中の水分を誤嚥しないように、歯ブラシの水分をとって、歯磨き粉をつけずに、よごれだけをとるようにします。
また、食後にすぐ寝てしまうと、よごれのついている唾液を誤嚥する心配がありますので、食後30分は起きているようにしてもらいました。
介助のスタッフには大変だと思いますが、よろしくお願いします。
きょうは、台風の影響で、雨は降ってませんが、風がかなり強いです。
台風の中、多くの方が来院されています。
ありがとうございます。
強風には気をつけてください。
感謝。
2009年09月10日
摂食治療(パン食)・実習生の見学
今回は、主食がお粥、副食が極刻みの方ですが、パンが食べたいと本人からの要望でした。
看護学校からの実習生の見学もあり、大勢の中での摂食治療になりました。
まず、パンを少し食べてもらい、摂食の評価をしました。
しっかり前歯で、噛み切ることができました。
パンを噛み切れないと一口サイズに切る必要がありますが、大丈夫のようです。
奥歯で、かんでいますが、なかなか嚥下に時間がかかりました。
どうも舌の動きが悪いようです。
舌で飲み込みやすい形にするのが、不得意のようです。
でも、後半は、だんだんよくなってきました。
パンはOKです。
摂食治療後に、看護学校の実習生からの質問がありました。
今回も聴診器で首の音を聞きましたが、聴診器で何を聞いているのかという質問です。
答えは、これです。
写真は、101歳のお祝いのお礼として、手作りの絵葉書をもらいました。
おめでとうございます。
101歳は、すごいですね。
摂食治療を通して、少しは役に立つようにこれらもがんばります。
小さな蝶々が、止まっていました。
でも、夏もそろそろ終わりです。
コオロギの鳴声が、聞こえました。
秋の気配を感じました。
2009年08月27日
摂食治療
今回は、経官栄養(胃にチュ−ブをいれている)の方で、お口からの食事ができない方ですが、ご家族の希望により、お楽しみとしてゼリ−を2〜3口だけ食べていましたが、むせる頻度が多くなってきました。
ステソスコ−プ(聴診器)に首にあて、のどの音を聞きました。
唾液を飲み込むだけで、バブリングが聞こえました。
誤嚥の心配がありますので、残念ながら、お口からはやはり無理のようです。
摂食治療によって、お口から食べれることを目指していますが、このようにお口では、食べれないと摂食評価する場合があります。
写真は、「地域交流ファイナルサマ−inたまがわ2009」のポスタ−です。
8月28日に特別養護老人ホ−ムたまがわで、行われます。
子供太鼓、盆踊り、花火、模擬店・・・などが行われるようです。
お近くにお方は、どうぞ。
2009年08月06日
摂食治療
このブログを見て、摂食治療の勉強になるというコメントがありましたので、摂食治療についても、今後たくさん投稿していく予定です。
今回は、スプ−ンで食べている方で、始めは自分で食べるようですが、途中から、介助しないと食べられない方です。
食べているところをみましたが、いろいろ工夫が必要のようです。
スプ−ンを持ちやすくするために、柄にグリップをつけて、太くして持ちやすいようにしました。
お皿ですが、手前が深くなっていて、すくいやすいお皿に変更しました。
お皿をスプ−ンで押して滑るようなので、滑り止めマットを置くようにしました。
食事は、体力を使いますので、途中で疲れて、動きが止まってしまう場合があります。
その日の調子をみて、介助にはいるようにしてもらいました。
摂食治療となると何か特別な治療や訓練をしているように思われがちですが、実は、食べやすいように工夫することが大切になってきます。
写真は、スリッパ入れの上にある虫かごです。
中身は・・・・
2009年07月23日
摂食治療
今回は、ため込みやむせこみのある方。
ステソスコ−プ(聴診器)を食事中に首にあて、嚥下の音や呼吸音を聞きました。
バブリングが聞こえました。
気管の入り口に弁があり、食べ物がはいらないようになっていますが、そこに食べ物が残り、呼吸によって、泡ができている状態です。
誤嚥の心配がありますので、食事の合間と最後にお茶ゼリーを食べてもらうことにしました。
お茶ゼリーが、残った食べ物をとってくれます。
また、食後にすぐ寝ないようにしてもらい、30分はすわった状態で休んでもらうことにしました。
すぐ寝てしまうと、残った食べ物が気管に落ちてしまう心配がありますので。
誤嚥の心配がありますにで、今後、注意が必要です。
写真は、老人ホームのミキサー食です。
2009年07月09日
片側麻痺の方の食事の介助方法
昨日は、体の左側に麻痺がある方の食事の介助方法を老人ホームのスタッフに指導をしました。
左麻痺がありますので、体が左に傾きます。
傾かないようにマットを入れるようにしました。
右側から介助にはいってもらい、なるべくお口の中の右側に食べ物を入れるようにしました。
口の中も左側は麻痺していますので、食べ物が左側にはいるとわかりにくく、左側の唇から食べ物が流れでてしまうのをふせぎます。
左側から介助にはいると顔が左側に向いて、食べものが左側にはいってしまうので、右側から介助にはいります。
麻痺のある方の介助方法は、工夫が必要です。
食後の歯ブラシもしっかりスタッフにやってもらうことをお願いしてきました。
スタッフには大変だと思いますが、よろしくお願いします。
2009年05月28日
摂食指導
老人ホ−ムの庭の片隅にきれいなお花が咲いていました。
今回の摂食治療は、昼食の食事中に行って、フロア−全体のチェックです。
お茶で、むせる方がいました。
水分にとろみをつけるようにしました。
とろみをつけているお茶でもむせる方には、お茶ゼリ−に変更しました。
姿勢が、左にだんだん倒れる方には、左側にマットを置きました。
椅子が高く、足がぶらぶらする方には、台を置きました。
食べるペ−スが早い方には、小皿に分けて、食べてもらうことにしました。
摂食治療では、現場のスタッフさんにいろいろやってもらうことが多いのですが、スタッフ不足で、また仕事量が多く、たくさんはできません。
まずはできることから、やるようにしています。
2008年11月06日
2008年04月03日
2008年03月06日
2007年11月29日
食事形態と姿勢
摂食治療というと何か特別な治療・訓練をやっていると思われるかもしれませんが、基本的なことが大切になります。
まずは、食事の形態です。
摂食評価をして、普通食・刻み食・ミキサ−食・ゼリ−食などからその人に合った食事形態にします。
次に大切なのは、姿勢です。
体や首が傾いていると食事がしにくくなります。
今回の摂食治療の方は、体の右に麻痺があり、麻痺側に体は傾きます。
口の中も麻痺がある方に食べ物がたまり、嚥下しにくくなります。
体が傾かないように、マットをいれました。
以外に大切なのは、足の位置です。
足がういていると、体が安定せず食事がしにくくなります。
車いすで食事する場合、足がうく場合がありますので、台をおいて足を固定します。
たとえば、高いイスににすわって、足が地面からはなれた状態で食事をしてみてください。
なんか食事がしにくいと思いますよ。
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