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2012年11月

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不妊の妻が幼児を買おうとして5万元騙し取られ 怒った夫に離婚を迫られる

 

 不妊が理由で、夫が変心するのが怖わい妻子が赤ん坊を買う事を思いつき、子供は買えずに金も騙し取られ、それを知った夫が離婚を決意した。近日、江蘇省のさる裁判所で離婚訴訟を審理し、法廷でこの馬鹿な周女史は後悔した。

 

 辛豊鎮基馮村の周女史は夫の徐さんと結婚して10年が過ぎたが、結婚後二人の仲はずうと良かった。二人とも子供が欲しくてその気持ちは益々強くなり、特に徐さんの母親は望みが叶えられないことに頗る不満で、いつも周女史の顔色を覗っていた。焦った周女史は密かに病院で検査した結果、排卵異常で、受胎のチャンスが非常に少ない事を知った。

 

 夫が知れば離婚を言われるのが怖くて、周女史は突然偽りの懐妊を思いつき、密かに人づてに子供を養えきれず人に遣りたい家庭を探し、買ってきて自分が生んだ事にしようとした。周女史は家に帰った後徐さんに妊娠したと嘘をつき、徐さんは非常に喜び、望みがかなったと周女史に対し更に何でもかなえるようになった。そして周女史は密かに自分の母親に子供の売り手を探さした。

 

 少しして、ある人が周女史の母親に、隣村の華さんにツテがあると話した。周女史の母親は周女史と共に華さんに会い、双方協議し、周女史はまず手付金として三万元渡した。事が巧くいったら更に子供の母親の栄養費として五万元渡すことにした。八ヵ月後、華さんは可愛い男の子を抱いてきて周女史に見せ、周女史に満足かどうか聞いた。一目見て健康そうで大きくなれば男前の子供に、周女史は喜びの余り、華さんが残りの5万元要求したとき、周女史は深く考えずに手渡した。華さんは金を手に入れた後、雲隠れして再び戻ってこなかった。臨月のときになり、子供が生まれない周女史は夫に白状した。真相を知った徐さんは怒りのあまり言葉もでず、数日後に裁判所に離婚を要求した。

 

 裁判官は訴訟を受理した後、双方と何度も和解調停したが、徐さんが言うには、自分のぬか喜びは大した閔代ではない、問題は妻がこんなに馬鹿だとは思わなかったし、法律に違反して子供を売買し、苦労して汗水流して稼いだ金を騙し取られるとは、実際こんな愚かな女と暮らしていけない。しかし、周女史は自分が間違っていた事を知っており、今後二度と夫を騙さないし、自分がこんな事をしでかしたのは夫を愛しているからであり、離婚には断じて同意できないという。

 

 裁判官は審理ののち、周女史は徐さんを騙したが、二人は長年連れ添っており、双方夫婦の感情は悪くなく、被告の行為の本意は原告との生活を更に良くしようとしたためであり、夫婦双方の感情も決して徹底的に破裂していない。したがってこの裁判官は徐さんの訴状を取り下げた。

     ・・・・・以上本文

 

裁判の結果については国が変わればありうることですので、云々しません。

ここ何週間か「幼児売買」の裁判ばかり目に付く。これで何件目かな?

 

そこで、今日は以前幼児売買の温床を取り上げた事がある。即ち、「養子供養老」の思想が農村に根強く残っている事が原因と書きました。 更に、考えてみると農村部の幼児売買にも一人っ子政策が深く関わっています。農村部では、最初の子供が女の子の場合二人目を産む権利があります。

 

 しかし、一般に農村部では子供が生まれてもすぐに戸籍に入れることはしません。最近はどうか知りませんが、一人っ子政策が始まった頃は、子供が生まれても戸籍登録せず小学校に上がるときに登録するケースが多かった。これは生まれた子供が無事に育つかどうか判らないので二人目を生む。男の子・男の子の場合もあれば、女の子・男の子、女の子・女の子の場合もあります。最初が女の子で二番目も女の子、そして三番目を産んで男の子の場合、多くは二番目の女の子を他人に遣ります。

もう一つ面白い現象は、二番目の子供が元気な場合は二番目の子供を先に登録し、最初の子供を後から登録するケースです。このケースは結構多く、戸籍上はお兄ちゃんが弟になってしまいます。そして、小学校に上がるもの弟若しくは妹が先になります。戸籍上の年齢と実年齢が違う農村生まれが実に多い。

 

 

 

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妻子が首吊り自殺し、その夫がセクハラによると起訴し2万元の賠償金を得る

 

福建省仙遊県のある農婦が自分が経営する焼肉店で共同経営者に手を握られているところを、夫に見られてしまった。翌日早朝この農婦は近所の家の窓の欄干で首吊り自殺をしているのが見つかった。夫は思案した後、妻が自殺したのは、共同経営者のセクハラが原因と考え、法廷に告訴し、相手方に賠償を要求した。

 

 本当に共同経営者は農婦に対しセクハラを行なっていたのか、彼の行為が農婦の自殺の原因なのか?誰が農婦の死亡の責任を負うべきなのか?最近、蒲田市の法廷は案件に判決を下した。

 

 妻子の首吊り自殺で、彼は共同経営者を起訴

 

 2001年10月26日早朝、仙遊県のある村の村民は陳玉珍が近所に住む陳慶勇の家の窓の欄干で首を吊って死んでいるのを見つけ、このニュースは日ごろ静かな村で大騒ぎとなった。陳玉珍は今年30歳、隣村に嫁いできて夫とは仲むつまじく、一男一女を育てており、このような情況で何故自殺を選んだのか?一連の猜疑は村中で噂された。

 

 計殺が介入し調査した結果認定したのは、陳玉珍は自殺であるとし、事件は終結した。しかし、悲痛の中の夫林武彬は思案した挙句断定して言うには、妻は自殺させられたのであり、共同経営者の陳建剛のセクハラは引き起こしたのだ。林武彬は陳建剛に妻の死の妻の死の責任を認めるよう要求。今年、死者の夫と父親及び子供は陳建剛を告訴し、陳建剛に経済損失として15万元、精神損失として5万元の賠償を要求した。

 

 夫は法廷で証言 セクハラを自ら見た

 

 今年3月22日、法廷は開廷しこの案件を審理

 

 林武彬が言うには、陳建剛とは平常商売上行き来している。2011年10月25日午前10時ごろ、陳建剛は冷凍品を共同経営の焼肉店に配送しているとき、下心で、陳玉珍の手を強引に引っ張り、部屋に入り陳玉珍との不正当な男女関係を要求したが、陳玉珍に拒絶された。この情況を私に見つかり、陳建剛と争いになった。妻の陳玉珍は悔しさの余り、首吊り自殺した。陳建剛のセクハラ行為と妻の死因に直接的な因果関係がある。林武彬は又法廷に公安局で陳建剛が供述した記録及び、陳玉珍が生前電話でからかわれている通話録音を提出した。

 

 これに対し、陳建剛は違う話をした。自分と陳玉珍は長年業務関係にあり、平常もしょっちゅうお互いに冗談を言い、この行為は決して法に違反しておらず、主観的に見ても間違っていない。

 

 法廷はセクハラが自殺誘引の一因と判断

 

 陳玉ちんの自殺の原因はなに?陳建剛の行為は陳玉珍の自殺に対し、賠償責任があるのか?

 

 裁判官は、警察の尋問記録はただ陳建剛が陳玉珍の手を握ったことを証明しているだけで、陳建剛が陳玉珍の手を強引に引っ張り、閔を閉め不正当な男女関係発生等のセクハラ行為を要求した事は証明できないし、通話記録に陳玉珍が陳建剛が愛を示し男女間の不正当な関係を要求している供述があるが、陳建剛はそれを認めておらず、したがってこの記録は陳建剛が陳玉珍に対しセクハラがあったことを証明するには不足である。

 

 しかし、陳建剛の処理には陳玉珍との間に不当が存在し、陳玉珍の夫が疑いを持ち、殴りあった。陳建剛の行為は陳玉珍の自殺の一因を引き起こし、陳玉珍の死亡と因果関係がある。

これに対し、法廷は陳建剛は相当の民事責任を負うべきであり、陳建剛は本案件において誤りの度合いが軽微であるので、酌量の余地があり林武彬に経済損失として2万元を賠償することを結審した。

 

     ・・・・・・・以上本文

 

中国語でセクハラを「性骚扰」(シンサオラオ)といいます。この言葉は若い女性が使っているのを見たことがありますが、実際に裁判で争われたことはかつて聞いた事がありませんでした。今回の案件は被疑者が死亡しており真実はわかりません。被疑者が自ら訴えた事件があれば面白いのですが、未だ聞いた事がありません。多分私の情報不足でしょう。

いずれにしても、セクハラが中国でも認知されつつある事は事実でしょう。

 

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  既婚男子が愛人の為に離婚したが、相手の女性は愛人は貴方だけでないという。

 

 2012年11月18日午後6時、重慶の街路で、30過ぎの男性が一台のGMW X3を叩き壊した。

 派出所の民警が現場に駆けつけたとき、車を叩き壊した男は逃げ去っており、壊されたBMWの側には、木の腰掛が転がっていた。

 

 民警は車の持主を探すと、楊麗という女性で、彼女は近くのスーパーで買い物中だった。周りで見ていた人が彼女に言うには、車を壊したのは30歳前後の男で、黒いジャンパーを着ていた。楊麗は民警に誰が壊したのか知っていると言った。

 

 車を壊した男は湯銘と言い、楊麗より二歳若い。

 

 11月19日午後2時、重慶のある借家内で、民警は湯銘を見つけた。湯銘の話では、彼と楊麗は共に各々結婚しており、有る時友人の集まりで知りあい、たちまち愛人関係に圧発展した。一年余り過ぎて、彼は楊麗と、時期が熟せば、離婚して再婚しようと相談した。

 

 湯銘が言うには、数週間前、彼は楊麗にこの事を提案した。楊麗は同意したので、彼は家に帰り奥さんと離婚手続きをした。しかし彼が楊麗に会ったとき、以外にも彼女が彼に言うには、自分は貴方のために離婚できない。なぜなら彼女には他にも愛人がいるという。

 

 二人はこのために激しく喧嘩した。11月18日午後6時、彼は路上で都合よく楊麗のGMVが路上駐車しているのを見つけ、仕返しに道端に置いてあった腰掛で、GMVの左右のバックミラーとボンネット、フロントガラスを叩き壊した。

 

 目下、湯銘は故意器物破損罪容疑で拘留され、彼が壊した損害金額は見積りでは34744元である。

 

     ・・・・・・・(以上本文)

 

 宝馬(GMV X3)を乗り回し、借家を借りて愛人との密会を楽しむ優雅な奥様。こんな女に熱を上げ、離婚までした挙句、女に袖にされた馬鹿な男のお話でした。

 振られたときの女の台詞が「貴方のために離婚できないわ。だって愛人は貴方一人だけではないもの」だってさ。しゃれてるね~。こんな優雅な生活をしている女が、離婚して別の男と引っ付くわけないじゃないか。考えれば判りそうなものを、頭に血が上った男には判らないのでしょうね。

それと仕返しの方法が余りにも稚拙すぎるよな~。中国の男は(女もだけど)頭に血が上るとすぐに暴力に訴える。男も女も頻繁に喧嘩している。所かまわず相手が誰であろうと殴りあい物を壊す。本当に中国人は血の気が多い。

・・・この延長線上に今回の反日行動の打ちこわしがあったのですよ。肝に銘じておきましょう。

 

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80后の女性が愛人に会いにいく旅費を捻出するために 5千元で2歳の息子を売り払う

 

 夫と頻繁に喧嘩し、80后の幼い婦人陳某は2歳の息子風ちゃん(仮名)を連れて家出した。浙江にいる愛人に会いに行く路費を捻出するために、陳某は2歳の息子をなんと売り飛ばした。10月31日午後、風ちゃんの父親徐さんは警察に通報した。閔候警察は28時間余り努力の末、風ちゃんは遂に父親の懐に抱かれた。

 

 5000元で息子を売り飛ばし 切符を買って愛人に会いに行く

 

 閔候県の刑事偵察大隊は通報を受けた後直ちに専任班を作り、当日夜閔候甘薯街道の大元村の借家内で陳某を逮捕した。予審で、警察が掴んだことは、徐某と陳某は四年前に福州で知りあい、二人は結婚登記をせずに同居生活を開始した。これ以前に陳某は雲南で女の子を育てている。2011年5月、陳某は閔候大湖で息子の風ちゃんを生んだが、二人の子供は共に戸籍申請していない。

 

 “彼は私が最近汪という男と頻繁に連絡している事を見つけ、私と彼はいつもこのことで喧嘩していたので、私は家を出ようと思った。”と陳某はいう。10月6日正午、夜勤明けの徐某が寝ているうちに、陳某は二歳の息子風ちゃんと連れて僅か600元余りのお金を持って家出し、福州駅に来た。

 

 陳某は風ちゃんを連れて駅の側の旅館に3日間泊まった。“私は浙江へ行き汪さん会いたいが、お金が足りなく浙江までの切符が買えず、しかも彼と会うとき子供連れでも不便だし。”と陳某は言う。10月9費、彼は駅で荷物運びを手伝っている何某と知り合い、彼に息子を売るたいと相談した。その後、何某は駅で客引きしている張夫婦を紹介した。張夫婦の裏のルートで、10月10日9時ごろ、陳某は風ちゃんを龍岩の李姓の夫婦に売り渡し、5000元のお金を受け取った。

 

 息子を売って得たお金で、陳某は数着の服とスマートフォーンを買い、同時に浙江への切符を買った。陳某は浙江で汪某に会った。徐某は頻繁に陳某に電話をし、陳某は息子を福州の知人に預けていると言い、売ったとは言えなかった。その後、陳某はついに息子を売り飛ばした事を認めた。

 

 警察は速やかに行動し、子供は父親の懐に戻ってきた。

 

 11月1日9時ごろ、閔候警察は前後して何某と張夫婦を捕まえた。

 

 何某の供述で、彼はただ陳某を張夫婦に紹介しただけで、風ちゃんがどこに売られたか知らない。事が成功した後、張は彼に200元くれた。張某の供述は、風ちゃんは彼の妻の龍岩の親戚に売られた。

 

 11月1日12時ごろ、専任班の民警は張某の妻李某に対し予審を行なった。李某が言うには、“私の龍岩にいる兄が障害者で、結婚していないが、子供を育てたい。彼女(陳某)が子供を売る意思があることを知って、私はすぐさま龍岩の実家に連絡した。10月10日、私の母親の姉である李某と彼女の夫が来て子供を連れて帰り、彼女(李某)に5000元の礼金を渡した。”

 

 11月1日20時、李某と彼女の夫は風ちゃんを連れて福州駅に到着した。20時30分、家を離れて20日の風ちゃんは父親の懐に帰ってきた。この時は徐某が通報して28時間しか経っていなかった。目下、この案件は更に一歩審理中。

 

     ・・・・・・以上本文

 

一昔前、「総合商社は女と麻薬以外なんでも取り扱う」と言って顰蹙を買った人がいた。しかし、その彼も「幼児売買」は念頭になかったと思う。

中国では、特に農村部では未だに「幼児売買」に対する罪の意識が希薄なようだ。「幼児売買」は買い手がいるから売り手が現れる。従って、これをビジネスにする「幼児・児童誘拐」団も数多く存在する。

当然、中国にも法的に「養子縁組」するシステムはある。しかし、未だに金で売買が絶えない。いやむしろ多くなっている。この現象がはっきりしてきたのはここ十数年でその前は殆どといってなかった。それまでは、たまに都会生まれの女性が旅の途中で誘拐され農村に売られることはあったが・・・

 

 何故、幼児売買が頻繁に起こるかですが、中国には「養子養老」の考えが根強く、これは「子供を養って、その子供に老後の面倒を見てもらう」ということで、特に農村で子供の無い家庭若しくは男の子の居ない家庭では、買ってきてでも「跡取り」として育てたいという考えがある。

 

従って、この「幼児売買」を「残酷」と見るか、「これも生きる手段」とみるか、「文化の違い」「社会システムの矛盾が生み出した鬼っこ」と見るかは人それぞれでしょう。しかし、中国でもこの行為は犯罪であり、法的には「日本人の価値観となんら変わりない」のも事実です。

 

 

 

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大卒生が農村の父親を恥ずかしがり 家に入り孫を見るのを拒否

 

 一家総出で苦労して 息子を大学に行かせ、そして卒業後南京に留まり、結婚して独立した。この息子は 当然親孝行すべきであるが、老いた父親が孫の顔を見たくなり、はるばる湖北から出てきたが、息子は彼を家に入れさせない。

 

 11月12日夜10時過ぎ、 下関警察は通報を受けた。大橋南路156路のバス停の前で、酒に酔った老人が天秤棒で人を乱打しているという。民警が現場に駆けつけた時に見たのは60歳前後の老人が天秤棒を持って、“言うな 言うな 家に入れないなんて”と、三十歳前後の男が彼を止めていた。老人は天秤棒の両端に麻袋と古いカバンを提げているが、麻袋のジッパーは壊れている。老人は古い人民服と汚れたジーンズを着ており、方言でしゃべっている。

 

 民警が訪ねると 彼らは親子。 老人の張さんが、民警に言うには、自分には子供が三人おり、目の前の息子は次男。老人の家は湖北の農村で、家の境遇は良くなく、一家総出でこの息子を大学へ行かせた。息子は南京のさる大学に合格し、卒業後 南京で結婚し男の子を生んだ。

 

 当日、張さんは故郷からやって来た。息子が彼を駅で出迎えたが、家に連れて行かず、ずうっと外をぶらついた。張老人は孫の顔を見たいと言ったが息子は彼を行かせたくない。夜になり、息子は旅館へ彼を連れて行き、食事をし酒を飲んだが、家に帰ろうとは言わない。老人は我慢できず、息子が彼のみすぼらしさを嫌がり、家に帰えって面子を失うのを恐れていると思い、その晩に故郷へ帰すのではと腹が立った。息子は父親を連れて家に帰るのを同意せず、安心もせず、浦口から下関へ連れてきた。

 

 民警が目にしたのは、張老人が道に蹲って泣いて訴えている。ただ故郷に帰りたい、二度とこの息子に会いたくないと言う。泣きじゃくる老父親の前で、この息子は何も説明せず、ただ“メガネが見つからない”と言っている。その後、彼は民警に聞いた。父親を故郷に送り届けるのを手伝ってくれませんか。

 

 その後、民警は老人を駅の方向のバス停へ送り届けた。路行く人は、それぞれに、“父親が破れた服を着てるなんて恐ろしい。或いは双方に矛盾がある。しかしなんと言っても父親でしょ、彼を家に入れないなんて良くないよ。”

 

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     昨日、さる人からお叱りのコメントを頂いた。

中国の悪い面ばっかり書きこんでいるですね。
一般的に言えば、どんな国でも良いこともあれば、あるいこともあります。
しかも、国の状況もまちまちであって、他の国の悪い側面だけ取り上げて楽しんでいるのは如何にも日本人らしくないと思いますよ。
で、中国という膨大な人口数を持つ大きな国を管理することは決して容易なことではありません。大陸流浪人さんは取り上げたものはもちろん事実ですが、中国はいまどんどん前向きで、皆は、自分の悪いことを反省しつつ、他国の良いところを学び、頑張っているのです。
特に、アメリカに対して、NO!を言える国は中国だけ。
如何にも貧乏で弱い国ですが、信念を持つながら、どんどん発展しています。
皮肉や敵対など、どうでもいい、私たちはその辛さを味わいながら、我慢するしかないです。晦とも言えるし、胆とも言える今の中国です。
中国の悪いことだけ見ても、皮肉しても、結局日本の景気は回復できなく、就職率も増えないから、よく考えていただければありがたいです。

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これに対し私は以下お答えしました。

コメントありがとうございます。
私は基本的に親中国ですよ。
なぜって? 79年から中国関係の仕事をしており、現在は中国にすんでいるのですから。
そして、別に悪意で書いているわけではありません。 現状の中国を認識するために書いているのです。
10年以上中国に住んでいても最近の中国の人の考えがよくわかりません。これは私に限ったことでなく、中国人の友人の老干部もよく口にすることですが・・・
ですから現状の世相を主にウオッチしているのです。

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私は、まず記事の翻訳をします。その時出来るだけ原文に忠実に訳することを心がけています。

いつも思うのですが、これ等の記事を書いている記者は何を思って何を目指して書いているのかと。彼らには自分の考えを自由に記事にすることも論評を書くことも禁じられています。従って、彼らに許されていることは「記事の中に他人の言葉を借りて」自分の考えをそれとなく表現しています。 そのような読み方をするならばこの記事を書いた記者が何を言いたいのかが見えてきます。私はいつも彼らが書けなかったことをコメントにして書いているつもりです。時には脱線しますが・・・(笑い)

 

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