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モテナス吉志171204

Polémique au Japon : un youtubeur filme un pendu dans la ≪forêt des suicides≫
Sa vidéo était censée être drôle, mais a profondément choqué. Le célèbre youtubeur Logan Paul, un Américain âgé de 22 ans, est au cœur de la tourmente depuis le 31 décembre. Le jeune homme connu pour ses vlogs (journal vidéo) humoristiques a eu la mauvaise idée d'aller se promener avec des amis dans la forêt d'Aokigahara. Or, ces bois situés au pied du mont Fuji, au Japon, sont connus car de nombreuses personnes viennent s'y suicider...
Macabre trouvaille
Logan Paul et sa bande d'amis sont venus chercher le grand frisson dans la forêt d'Aokigahara, où un triste record de 200 suicides a été comptabilisé en 2010. Lors de leur balade, les jeunes gens sont tombés nez à nez avec un homme pendu à une branche d'arbre... mais ont continué à filmer. ≪ Cette vidéo est une première dans l'histoire de YouTube ≫, déclare Logan Paul, visiblement très excité par cette découverte. ≪ Attachez vos ceintures, parce que vous ne verrez jamais plus une vidéo pareille ! ≫
Nous avons choisi de ne pas publier la vidéo en entier par respect pour la personne décédée.
Au cours de la vidéo longue de 10 minutes, on peut entendre le jeune homme et ses amis commenter la scène tout en filmant le cadavre. ≪ Mec, ça n’a pas de sens. Ses mains sont violettes, il est mort ce matin ≫. Les jeunes gens se sont finalement décidés à appeler la police. Logan Paul s'est ensuite empressé de publier la vidéo sur Youtube, tout en affirmant : ≪ Ce n’est pas pour attirer les clics. C’est le vlog le plus vrai que j’ai jamais posté sur cette chaîne ! ≫
Les réactions ne se sont pas fait attendre : la majorité des internautes ont condamné l'initiative de Logan Paul et l'ont accusé de n'avoir aucun respect envers le mort. ≪ Comment as-tu osé ! ≫, s'est indigné Aaron Paul, l'acteur de la série Breaking Bad. ≪ Tu me dégoûtes. Je n’arrive pas à croire que tant de jeunes te suivent. ≫
Devant la polémique, le youtubeur a tenté de faire son mea culpa dans une longue lettre postée le 2 janvier sur Twitter. ≪ Je suis désolé. C’est une première pour moi. Je n’ai jamais été face à de telles critiques avant, parce que je n’ai jamais fait une telle erreur avant ≫. Le jeune homme tente de se justifier : ≪ J’ai fait ça en pensant que cela pourrait avoir un impact positif sur Internet, sans imaginer que cela pourrait être pris si négativement. Ce n’était pas l’intention. Je voulais éveiller les consciences sur le suicide et la prévention contre le suicide. Je me suis dit que si cette vidéo pouvait sauver juste UNE vie, cela valait le coup ≫.
Les excuses de Logan Paul n'ont pas suffi et de nombreuses voix continuent de l'incendier sur les réseaux sociaux. Sophie Turner, actrice de la série Game of Thrones, fait partie des plus furieux/ses : ≪ Tu es un idiot. Tu n’as pas éveillé les consciences. Tu t’es moqué. Je n’arrive pas à croire à quel point tes "excuses" sont des éloges envers toi même. Tu ne mérites pas le succès (les vues) que tu as. Je prie Dieu que jamais tu ne vive quelque chose comme cet homme sur ta vidéo ≫.
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村本大輔(ウーマンラッシュアワー) @WRHMURAMOTO
朝生の学者達はおれに「日本が奪われたらどうすんだ!」と無視すりゃいいおれの話しに、すごく時間をかけて熱弁をふるってくれたけど、いま奪われてる辺野古高江の話は冒頭でサラッと終わった。違和感。
ジョニィサンダクレス @jumpinjack11111

朝生の録画観たら後半の村本総攻撃はむかついたな。
普通の日本人が眠くならないような議論をしてくれという村本の懇願を無知は黙ってろという雰囲気。
アジェンダがどうしたとかわざわざ外国語使用するとかじゃ普通の日本人は聴いてくれねえよ


指輪を買いに行こうと天文館の山形屋+マルヤガーデンズに出かけました.いろいろ悩んでネックレスになりました.山形屋では振舞い酒もいただきました.
スーパーで買い物をしてお昼は牡蠣天ぷら+トンカツ.おいしいです.
落ち着いたところでテッド2.お下品な映画と聞きましたが,なかなか真面目なところもあります.女性弁護士が「正義を!」というところに圧倒されました.ハッピーエンドで面白かったです.

豪華景品 伝統の「仙台初売り」
豪華な景品で知られる伝統の「仙台初売り」が仙台市で行われ、朝早くから多くの人が列を作りました。
江戸時代から続く「仙台初売り」は、商人が心意気を示そうと豪華な景品がつけたことが始まりとされ、仙台市中心部の商店やデパートなどでは1月2日に初売りをします。
商店街では、早朝から獅子舞や太鼓の演奏が披露され、あちこちの店で多くの人が開店前から列を作りました。
このうち、老舗のお茶の店では商品の景品や福袋などを目当てに先月27日から待っているという愛知県から来た70代の男性を先頭に2日朝7時の開店までに200人以上が列を作りました。
この店では、1万円以上の買い物をした100人に、電気ポットや高級なお茶などが入った最大で70センチほどの茶箱を先着順に景品として贈っていて、列に並んだ人たちは商品を買っては茶箱をもらって行きました。
およそ40番目に景品をもらった群馬県から来た40代の男性は「箱の中にはお茶のほかに、体温計やバウムクーヘンが入っていました。ことしは良い年になると思います」と笑顔で話していました。


新年早々スーパームーン 2018年の最大満月
 満月がひときわ大きく見える「スーパームーン」が新年早々の2日未明、各地で観測された。国立天文台によると、2018年で最も満月が大きく見える2日は地球と月の間は約35万7千キロで、最も小さく見える7月28日は約40万6千キロ。
 今回、月が最も近づいたのは2日午前6時49分。「最小の満月」に比べると直径は14%、明るさも30%増しで見えるという。
 月は、円ではなく楕円を描くように地球の周りを公転している。さらに、太陽や地球の重力などにも影響を受けるため、地球からの距離は毎年微妙に変化している。


ソウル市長「韓日慰安婦合意は惨事…再交渉は不可避」
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が韓日慰安婦合意について「再交渉が避けられない」という意見を明らかにした。
朴市長は2日、韓国ニュース専門チャンネルYTNの番組に出演し、韓日慰安婦合意の裏合意が明らかになったことについて「惨事としか言いようがない。協約をするうえで裏合意をするというのは堂々たるものではないということであり、国民にも説得力がない合意の内容を入れたということだ」と述べた。続いて「実際に内容を見ると、政府が大韓民国を代弁しているのか日本を代弁しているのか分からないほどの内容が入っている」と批判した。
韓日間の再交渉問題については「私は避けられないと考える。もちろん、すでに政府間で合意したものであり容易ではないが、国民の意思を代弁していないものをどうやって認めるのか。したがって時間がかかっても問題を提起するべきだと考える」と述べた。
朴市長は1990年代初めから旧日本軍慰安婦問題解決のための法的支援活動に参加し、2000年に日本政府と責任者に有罪を言い渡した国際市民法廷である旧日本軍性的奴隷戦犯国際法廷に韓国側の検事として出席したりもした。
2011年にソウル市長に当選し、6年間にわたり市政を率いてきた朴市長は、今年6月に開催される韓国地方選挙で3選に挑戦するかどうかが注目されている。


弁護士会が橋下徹氏の処分検討の方針 市長当時の発言で
6年前、当時大阪市長だった橋下徹氏のもとで行われた市の職員を対象にしたアンケート調査が不当労働行為とされたのに、橋下氏が決定に従わず「市の公務員は何百人もクビですよ」などと発言したとして、弁護士会が懲戒処分を検討する方針を決めたことがわかりました。
大阪市は橋下氏が市長だった平成24年、職員およそ3万人を対象に、労働組合の活動や政治活動の経験についてアンケート調査を行いましたが、これについて翌年の平成25年、大阪府労働委員会が不当労働行為とする決定を出し、その後、市の労働組合が起こした裁判でもアンケートの違法性を認める判決が確定しました。
この問題で、裁判を起こした労働組合とは別の組合が「橋下氏は労働委員会からこうした行為を繰り返さないと誓約文を出すよう命じられたのに従わなかった。さらに『大阪市の公務員は何百人もクビですよ』などと違法な発言をした」として、弁護士としての橋下氏を懲戒処分にするよう大阪弁護士会に申し立てていました。
申し立てを受けて大阪弁護士会が「弁護士としての品位を失う行為だ」として、懲戒処分を検討する方針を決めたことが関係者への取材でわかりました。
これについて橋下氏の秘書は「今の段階ではコメントできない」としています。


村本大輔、マツコ、水道橋博士、水原希子…炎上に負けず政権批判や反差別を貫いた芸能人「よく言った大賞」
 芸能人が少しでも権力者を批判するような発言をするや、ネトウヨが束になって襲いかかり、大炎上させられるどころか、テレビから干されてしまう。一方、権力を擁護し、弱者を叩く発言をすると、喝采を浴び、テレビ出演や企業がらみの講演が殺到し、瞬く間に売れっ子になる。
 その結果、空気を読むのに長け、政権や強いものに媚を売るタレントばかりがテレビを席巻するようになった。
 しかし、そんな状況でも、権力に対しおかしいことは「おかしい」とはっきり口にし続ける勇気ある芸能人や文化人は存在している。
 そんな芸能人、文化人を称えようと、リテラが毎年、選んでいるのがこの「芸能人よく言った!大賞」だ。
 ま、リテラに褒められたところで誰もうれしくなないだろうし、下手をしたら、「ネガティブな反応が増えるだけ」と迷惑がられるかもしれない。
 でも、本サイトはそれでも彼らの勇気を称えたい。彼らが言葉を発してくれたおかげで、沈黙していた国民が励まされ、権力に「NO」を突きつける声が確実に増えているのだ。黙っていられるはずがない。
 ということで迷惑を承知で選ぶ「芸能人よく言った!大賞」。8位から順番にお届けしよう!
★8位 明石家さんま
政治的発言のイメージがない大物芸人の意外な「日本の戦争加担」への抗議活動
 明石家さんまといえば、政治や社会に関する真面目な発言をするイメージがない人も多いのではないだろうか。それゆえ、ビートたけしには〈反射神経と言葉の選択のセンスは凄い。ただ、いかんせん教養がない〉(『バカ論』新潮社)などと悪口を言われてしまったりもするのだが、しかし、実はかなり本質的で踏み込んだ政治的発言もしている。
 11月に放送された『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)のなかで、さんまは日本が多額の拠出金を出していた湾岸戦争の時期、「俺はね、人殺しのアシストしたくて働いてるんじゃない」「こんなもんに金使うんだったら、俺は納めません」と税務署まで直接文句を言いに行ったことがあるというエピソードを披露したのである。
 実はこれは数年前に『さんまのまんま』(フジテレビ系)でも語られたことがあるエピソードだ。しかし過去の出来事とはいえ、さんまがあえていまこのエピソードを披露したのは、安倍首相とトランプ大統領がひたすらに押し進める「戦争の機運」への危機感を感じ取ったからではないだろうか。
 来年は、湾岸戦争の時期のことだけではなく、「いま」の安倍政権の戦争加担について直接、批判してくれることを期待して、8位に選ばせてもらった。
★7位 佐野元春
知性派ロックミュージシャンが表明した共謀罪批判と安倍・トランプ批判!
 若手ロックバンドのミュージシャンが政治的なイシューに対して口をつむぐ一方で、積極的に問題意識を発し続けたのが佐野元春だ。
 彼は、共謀罪の成立を危惧。5月17日には、フェイスブックに〈政府が進めている「共謀罪」に危険なシルシが見える〉というフレーズから始まる詩を投稿した。
 そのなかで彼は共謀罪について〈戦前の治安維持法と似ている〉と指摘。そして、スーザン・ソンタグによる「社会においても個々人の生活においても、もっとも強力で深層にひそむ検閲、それは自己検閲」という警句を引用して、共謀罪の成立によりアーティストたちが自分の表現に自主規制をかける兆候が出ることを危惧した。
 結果的に共謀罪は強行採決されたわけだが、それでも彼は自分の言葉に「自己検閲」という名のストッパーをかけることはなかった。
 10月には、広島市内で行われたイベントの壇上にて、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に安倍首相が言及しない状況を「もし核廃絶という目標を本気で持っているならば、日本のリーダーがお祝いのコメントを発信してほしい」と語った。
 また同月には、「こだま-アメリカの友人、日本の友人に」という楽曲を発表。スポークンワード形式のこの楽曲では、〈誰がリーダーだろうと気にしない/気にするのは/リーダーに翻弄された人々/巻き込まれ、分断され、差別され/時に、人と人が殺しあうゲームに参加してしまう〉と朗読。人々の対立を煽る日米のリーダーを批判した。
 こういった気骨あるミュージシャンが若手からも出てくると良いのだが……。
★6位 星田英利(元ほっしゃん。)
ネトウヨからの「反日芸人」攻撃にも屈せず安倍政権への怒りをツイートし続ける反骨芸人
 前述したように、弱者を叩き権力者に媚びへつらう芸人ばかりが幅を利かす状況のなかで、異色の存在が、星田英利(元ほっしゃん。)だ。星田はツイッターを駆使して、安倍政権の原発政策や戦争加担、言論への圧力などについて徹底批判を繰り返している。
 その結果、ネトウヨに「反日芸人」よばわりの攻撃を受け、頻繁に炎上。それとともにテレビでもその姿を見ることが少なくなっていったが、それでも星田はいまもまったくスタンスを変えていない。
 先日も、安倍首相とトランプ大統領の北朝鮮への対応を疑問視。「戦争に行かされるのは国民。戦争をさせる人を絶対に許してはならないと思います」と怒りをあらわにした。
 大阪民主新報17年10月22日号のインタビューで「選挙権を取って26年、いろんな政権を見てきましたが、今の政権にはこれまで感じたことのない違和感を覚えます。いろんなことに説明責任を果たしていない」と語っていたが、その発言はけっして党派的なものから出ているわけではない。
 普通の生活者として、安倍政権に対しておぼえた怒りをストレートに言葉にしているだけなのだ。そしてだからこそ、彼の言葉には、素朴ながら説得力がある。
 星田のツイッターアカウントを見ると、固定ツイートとして一番上に〈大人たちがみんな常に"モノ言える人 "でいないと、今の子供たちの将来にモノ言える世の中をプレゼントできへんと思うよ〉という文が掲げられている。こういう人こそワイドショーのコメンテーターをやってほしいのだが……。
★5位 水道橋博士
安倍首相に媚を売る見城徹・幻冬舎社長の恥知らずな振る舞いに「飲み屋でやれ!」
 2016年は、安倍政権について〈数こそ力で、リベラルを破壊していく政権運営ってめっちゃくちゃ怖い〉〈本当に権力って長くやればやるほど腐敗しますよね〉と真っ向批判し、ネトウヨから炎上攻撃を受けた水道橋博士。
 だが、そのスタンスは2017年も健在だった。総選挙直前、安倍首相の盟友・幻冬舎の見城徹社長が自らのネット番組「徹の部屋」(AbemaTV)に安倍首相をゲスト出演させ、「ずーっと安倍さんのファン」「日本の国は安倍さんじゃなきゃダメだ」などと恥ずかしくなるようなおべっかを連発したことに対して、ツイッターで強烈なダメ出しを食らわせたのだ。
〈是非、若者に見て欲しい。これが将来勝ち組になるオトナの会話だ。これくらい「飲み屋でやれ!」と思う映像も珍しい〉
 この博士の発言にネトウヨたちから再び「三流芸人」などのバッシングが嵐のように寄せられたのだ、これに、映画評論家の町山智浩氏やラサール石井が博士の援軍として参戦。逆に見城批判とネトウヨ批判が盛り上がる形になった。
 博士はそのあとも、著書『藝人春秋2下 死ぬのは奴らだ』で『ニュース女子』ヘイトデマ問題の裏に『そこまで言って委員会NP』の製作会社社長の存在があることを指摘するなど、サブカル文化人らしい斜めからの切り込みで、この右傾化状況を批判し続けている。
★4位 水原希子
理不尽なヘイト攻撃に対し、「平和の希求」「反差別」を宣言した姿勢に拍手!
 ザ・プレミアム・モルツのCM出演を契機とした水原希子へのヘイト攻撃は本当におぞましいものだった。
 プレモルの公式ツイッターアカウントが投稿するプロモーションツイートに対し、「エセ日本人」だの「通名を使うな」といったヘイトコメントのリプライが多数飛ばされたのだ。
 しかし、これに対する水原の態度は毅然としたものだった。騒動を受けて彼女は、ツイッター上に〈どこの国で生まれても、どこの国で育っても、どこの国に住んでいても、みんな地球人である事には変わりません〉〈一日も早く、この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい〉〈全ての争いがなくなる事を心から祈っています〉というコメントを投稿。
 ネトウヨたちのヘイトに対して萎縮することなく、それでもなお多様性を認め、地球市民として、戦争と差別を憎み、平和を希求する姿勢をはっきりと示したのだ。
 この、理知的で毅然とした水原の対応。それに比して、バカのひとつ覚えのように「日本人じゃない」「朝鮮人だ」と攻撃を繰り返し、彼女を起用した企業にまで「反日」と言いがかりをつけるネトウヨたちの愚劣さ、グロテスクさはどうだろうか。
 差別主義者たちが卑劣な差別攻撃で口を封じようとするのに対し、個として立ち、差別と戦争を憎み、そして、平和を希求し続ける彼女のことを、これからも全力で支持していきたい。
★3位 SKY-HI(AAA日高光啓)
アイドルグループに参加しながら共謀罪批判にも踏み込む貴重な若手ミュージシャン
 昨年、「音楽に政治をもちこむな」論争などというバカバカしい議論が巻き起こったことが象徴的なように、現在の日本の音楽業界では少しでも政治的な発言をしただけで炎上を焚き付けられる。だから、直接的に権力者を批判するような楽曲を発表するなどもってのほかだ。
 そんな唾棄すべき状況をSKY-HIは打ち崩した。
 共謀罪が強行採決されてからわずか6日後、彼は「キョウボウザイ」と題された新曲を突如YouTube上にアップ。その歌詞は、〈燃えた家計簿に(加計)/火消しをするように/木で隠した森(Friend)/丸出しでソーリー/シンゾウには毛が生えて/舌の数は無尽蔵/HP残り36ポイント(支持率)/保護するのは秘密の方で/テロと五輪 歪なコーデ/組み合わせて出来た/それで治安維持しようぜ〉というもので、森友・加計問題を追求されることを嫌がり、早く国会を閉めてしまいたい一心で議論を打ち切った安倍政権の独善的な姿勢を直接的に批判した。
 炎上を恐れるあまり、日本のミュージシャンで政治的な発言に踏み込む人はほとんどいなくなってしまった。とくに、20代〜30代の若い世代となると、ほとんどいない状況である。来年もひとりでも多くSKY-HIに続く人が現れてほしいものだ。
★2位 マツコ・デラックス
「安倍ちゃんなんてもう馬鹿の象徴じゃない?」という正論に絶賛の声!
「安倍ちゃんなんてもう馬鹿の象徴じゃない?」
 国民の多くが感じていることをマツコ・デラックスは言葉にしてくれた。
 マツコは10月2日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)にて、安倍首相のことを「馬鹿の象徴」としながら、病的な無神経さであるとも批判した。
 マツコがこの発言をしたのは、ちょうど安倍首相が森友・加計隠しのために衆議院を解散させた直後のこと。国際的に芽生える対話の機運に背を向け、自ら北朝鮮問題を煽りたてておきながら、「国難」などと国民の危機意識に訴えかけようとするやり口は見苦しいものだったが、そういった状況を指してマツコは「あれぐらいのさ、アホな人じゃないと、多分あんなことやれないと思うんだよね。この時期に解散とか、普通の神経だったら言えないじゃん? でも、それを言えちゃうだけの図太ささだったり、無神経さだったり、どっか病気じゃないとやれない職業だと思うのよ」とも批判した。
 また12月に安倍首相がインスタグラムを開設した際は、『5時に夢中!』で別の出演者がSNSによって首相の本当の仕事が世間に伝わるなどと安倍首相のインスタを歓迎したのに対し、マツコは「超、安倍寄りのこと言ってるじゃないの」と返し、こう続けた。
「インスタとかSNSっていうのは、ようはああいうのって、ものすごい操作できるってことを見てる人は(考えておくべき)。都合のいいように、それだけを信じるのは違うかなって思うんだよね。出てるものすらフェイクニュースである可能性もあるわけじゃん。トランプさんなんて、そういうやり方をしているわけじゃない? 『これが真実だ!』って言っているけど、それが真実かどうかはわからないわけじゃない?」
 権力側から発信される情報の危険性について喝破してみせたのだ。実際、マツコの指摘するとおり、安倍首相はfacebookやメルマガでデマ情報を発信してきた前科がある。
 マツコはこれまでも、リオ五輪閉会式における「安倍マリオ」についてや、アベノミクスについてなど安倍批判をしてきたが、今年はさらに踏み込んだ批判をしている感がある。いまの日本で最も売れているタレントがこういったアティテュードをもっているというのは、とても勇気づけられる話であるが、それだけ安倍政権の危険度がのっぴきならないところにきている証左かもしれない。
★大賞 村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
最強の「反戦芸人」としての地位を築いた1年。『THE MANZAI』の漫才は伝説に!
 今年の大賞は、やはりこの人をおいてほかにいないだろう。ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』(フジテレビ)で見せた漫才は圧巻だった。
 村本といえば、今年8月には『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に初出演。「安倍さんは戦争の臭いがプンプンする人」「核の抑止力っていうのはほんとうに意味がない」などと物怖じすることなくはっきり意見を口にし、北朝鮮問題にも「対話」の努力を政治家に求め、その上、日本が侵略した過去にまで言及。終戦記念日には〈僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません〉とツイートし、本サイトでは「最強反戦芸人」としてこの話題を取り上げた。
 そして『THE MANZAI 2017』で村本は、ウーマンラッシュアワーという芸人として、こうした政治批判を、なんと漫才のネタに見事に昇華し披露してみせたのだ。
 まずしょっぱなからテレビではタブー扱いの原発ネタをぶっ込んだのを皮切りに、沖縄の米軍基地問題、被災地の進まぬ復興、安倍首相の対米追従などを、村本の超高速かつ「立て板に水」の迫力ある語り口で次々と斬ってみせる。そして、最後はそういった問題を取り上げないメディアや国民の意識の問題を突きつけた。
 年が明けて1日未明の『朝生』でもそのスタンスはいささかもぶれることはなかった。リアリストを気取った論客たちが、憲法9条について、加憲か2項削除かなどというテクニカルな議論に終始するなか、村本は「憲法9条2項に何が書いてあるんですか」「(9条にあるとおり武力の行使を)放棄すればいいじゃないですか、非武装中立がいい」と敢然と言い放った。この発言に自称リアリストたちは「もっと勉強してから来い」「侵略されたらどうするんだ」などと村本を一斉に非難したが、「白旗あげればいい、殺すくらいなら殺される」「お花畑ですけど?」と一歩も退かなかった。そして「非武装中立と言ったとたんに、これでは議論が成り立たない」と現在の憲法議論の議題設定の狭さを突いた。
 例によって、放送直後から村本はネトウヨや冷笑系から一斉攻撃を受けている。2018年もこうした苛烈な非難に晒され続けるのは確実だが、無知やお花畑と非難されることを厭わず反戦を主張し続ける村本の存在は、貴重というだけでなく、かなり格好いい。どうか負けずにいまの姿勢を保ち続けてほしい。
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 いかがだったろうか。芸能人「よく言った」大賞。その発言の背景や内容を知れば、このランキングに名前を連ねた芸能人や文化人たちがいかに勇気ある言動をしたか、がわかるはずだ。
 実際、彼らは発言の後にネトウヨから大炎上を焚き付けられており、ツイッターなどSNSのアカウントをもっている人は、リプライ欄が地獄絵図のような状況になった。
 今後、メディアで政権批判をすることはさらに困難になり、同調圧力もますます強まっていくだろう。それでも、芸能人、タレント、アーティスト、作家の皆さんはぜひ、圧力に負けずに声を出し続けて欲しい。その言葉のひとつひとつがこの国を覆う閉塞状況を切り裂き、言論の自由を取り戻す第一歩となる。
 来年は「よく言った!大賞」の選定が困難になるほど、たくさんの人が声をあげる状況になってくれることを願っている。(編集部)


袋叩きも…元旦『朝生』のウーマン村本は全然間違っていない! 本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ
 元旦(1日未明)に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に出演したウーマンラッシュアワーの村本大輔が、放送直後からネット上でフクロ叩きにあった。ツイッターではこんな誹謗中傷が溢れている。
〈テメェの無知を国民や政治のせいにするな。テメェがアホなだけやろがぃ〉
〈ウーマン村本、ただのバカならまだしも、日本にとって害になってきましたね!〉
〈売国奴村本は日本人としての資格がないから、国外追放か死ねばいい〉
〈この人左翼からも若干嫌われとるよね。多分日本人やないよ。〉
 村本は、番組で憲法9条の改憲が議論になるなか、「(9条にあるとおり戦力を)放棄すればいい」「非武装中立がいい」などと敢然と言い放ち、他の出演者から「もっと勉強しろ」「侵略されたらどうするんだ」などと一斉に非難された。番組終了後には、これらの村本の発言がニュースとしてまとめられて拡散。井上達夫・東京大学教授から「少し自分の無知を恥じなさい」、「村本くんの発言の裏にある種の愚民観を感じる」など指摘されたことも含めて、村本の“無知”と“愚民観”がフレームアップされ、炎上しているらしい。
 だが、筆者も『朝生』を見たが、実際の村本の発言は、むしろ憲法9条とその改憲をねらう動きをめぐって、極めて本質をつくものだったと言うべきだろう。逆に、一見リアリスト的な応答で村本を批判しているかのように見える学者の三浦瑠麗氏や落合陽一氏らが、実のところ、なんら建設的な憲法議論に寄与していないのも明らかだった。
 村本は2日のツイートで〈ちんちんを曝け出したアキラ100%、無知んちんを曝け出した村本100%〉と、さっそく笑いに昇華していたが、そもそも村本はネトウヨや冷笑系が言うように、本当に「勉強不足」で「無知をさらけ出した」のだろうか。やり取りを振り返ってみれば、全然そんなことはなく、逆に村本大輔という人間が本当に言いたかったことがよくわかるはずだ。
 いま、村本が炎上している場面は、番組後半、安倍首相と自民党が打ち出した憲法9条の“3項加憲案”と“2項削除抜本改正案”について、三浦瑠麗が憲法と自衛隊の関係を「神学論争」などと述べ出した後のこと。そこで、司会の田原総一郎が「僕はもう少し次元低くしたい。安倍さんの本音はね、やっぱり戦える自衛隊にしたいんだと思う。でね、いまは憲法上は自衛隊は戦えないんですよ」と言うと、これを受けた村本が「田原さん。もういっこ次元低くさせてください」と切り出して、議論が白熱していく。そのやり取りを可能な限り忠実に再現してみよう。
「戦力を放棄すればいい」非武装中立に踏み込んだ村本
村本「いいですか。一瞬だけみなさんの大事な時間を借ります。どうしても気になるから。その『違憲』っていうのは何が違憲なんですか。すみません、そのレベルからちょっと」
三浦「自衛隊が? 自衛隊が違憲なのは……」
井上「君、9条2項の文章読んだことがあるの?」
村本「読んだことがない、だから聞いている」
田原「読めよちゃんと!」
井上「少し自分の無知を恥じなさい」
村本「視聴者の代弁者だから! テレビはそうなんですよ!」
井上「陸海空その他一切の戦力はこれを保有しない。交戦権は行使しない」
村本「井上さん、これテレビですよ。これは若い人からお年寄りまで見てるわけですよ。だから1から10まで聞く必要があるんですよ」
三浦「村本さんの質問は、なんで自衛隊が軍じゃないかってことなの?」
村本「僕は武器は持たなくていいと思ってる」
三浦「2項を守れよってことでしょ?」
村本「うん。だって戦後72年、このままでよかったわけでしょ」
三浦「村本さんは、これ(2項)をそのまま守れよって言ってるわけ」
井上「いや、最初の話は自衛隊がなぜ違憲なんですかってことでしょ?」
村本「戦後70年ここまできてたのに」
井上「政府はずっと自衛隊は違憲じゃないって言ってきたし、護憲派も最近の修正主義的護憲派は専守防衛、個別的自衛権の枠だったら合憲だと言い始めた。でもこれは明らかに明文に反するわけね。自衛隊は予算規模で言えば世界で4位か5位の軍隊ですよ。イージス艦も持ってる、ファントムも持ってるわけですよ。これを戦力じゃないっていうのは本当は難しいんですよ。それが、仮にそうだとしても、日米安保のもとで、世界最高の戦力である米軍と一緒に沖縄の防衛はね、交戦権の行使じゃないってこれは嘘でしょ」
村本「でも僕はそれ、戦力を放棄した方がいいかなと思うんです」
井上「それなら正しい。ただし、日本では護憲派も含めて、自衛隊を全部廃棄しろなんて言う人はいない、もう」
田原「放棄するってことは非武装中立にするってこと?」
村本「はい。ぼくはそっちです。非武装中立について教えてもらいたいです」
 ここでいったんCMに入る。やり取りをちゃんとみれば瞭然だが、村本は9条2項を「読んだことがない」と一度言っておきながら、すぐに「僕は武器は持たなくていいと思ってる」「戦力を放棄した方がいい」「僕はそっち(非武装中立)です」と表明している。
 つまり、場が“自衛隊が違憲となる9条をいかに改憲するか”という話題で持ちきりのなか、村本は果敢に、「非武装中立」という憲法9条の自然な解釈を明言し、戦後日本はその憲法のもとにこれまで殺すことも殺されることもなかったと肯定したのだ。井上がわざわざ引用(やや文言は違うが)しているように、9条2項目は戦力不保持と交戦権否認を謳っており、簡単に言えば「武器は持ちません。武力を交わらせることは認めません」という宣言である。
村本の非武装中立論をトンデモ論理で血祭りにあげる自称リアリスト論客たち
 文脈を切らずに見れば、村本が9条2項を知らなかったというのはありえず、まさに本人が「1から10まで聞く必要がある」と言ったとおりの“カマトト”だろう(たとえば2項後段の交戦権の定義については諸説あり、番組でもそうだったが、もっぱら自衛隊違憲論に関しては戦力不保持に焦点が当たりやすい)。実際、村本といえば、先の衆院選の際にもこんなツイートをして物議を醸した。
〈声を大にして言う。僕は今年は選挙に行かなかった。全国民で選挙に行かなかったやつの方が多い。多数決の多数が国民の総意なら、選挙に興味なかった俺たちが国民の総意。わがままを言う。台風の中、選挙にいかせるぐらい政治に興味をもたせろ。〉
 ところが、のちに実は投票にいっていたことを明かしていた。
「でも実は選挙に行っていました。何が言いたいかというと、みんなすぐに信じちゃう。『選挙に行ってない』と言っただけでその通りに受け取っちゃう。これじゃあ政治家は簡単に操作できてしまう」(インターネット報道メディア「IWJ」17年12月24日)
 ようするに、村本は、自衛隊は違憲→だから改憲すべきという、他の出演者らによって作られていた前提に対し、「2項を読んだことない」と一度ひっくり返すことで、わたしたちは自衛隊や法律を変え「非武装中立」にするという選択肢をなぜ考えないのかと問題提起した。そういうことではないのか。実際、CM明けの村本は、学者にも物怖じせず、実に本質的な9条論を展開する。
井上「ちょっと質問していいですか。村本さんはじゃあね、非武装中立ね、それは本当に一番筋が通ってるけど、私は間違った理想だと思いますが、ただ多くの人は本当に非武装中立が何を意味するか理解しないで言っているわけね。じゃあ、攻撃されたらどうしますか?」
村本「なぜ攻撃されるんですか」
井上「いや、それを言ってんの。侵略されたら、いや、侵略されないに越したことはない。じゃあ、もし侵略されたらどうするんですか。白旗を挙げて降参なの?」
村本「僕はそっちかなと思います」
井上「そしたら侵略者に対して侵略のインセンティブを与えちゃうよね。それでいいの?」
村本「なぜ侵略される、意味が分からないんですよ」
落合陽一「だって知らない人に通り魔で刺されたりするでしょ?」
村本「だからなぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか、私は分からない」
 実のところ井上も頷くように、9条を非武装中立と無抵抗と解釈するのは、極めて誠実な条文の読み方だ。むしろ、落合陽一のように「侵略」の可能性を「通り魔」と一緒くたにして語るほうが、外交など国際情勢における国家間の駆け引きを度外視するもので、端的に言って頭が悪すぎる。村本が「なぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか」と疑義を呈すのももっともだが、しかし、『朝生』では他の出演者が寄ってたかって村本を血祭りにあげる方向に動いてしまった。
“上から目線”三浦瑠麗の化けの皮を剥いだ村本
井上「いや、それは君が問題を避けているの。君の良いところは問題を逃げないことだと思ったけど、今までの非武装中立論者はみんなそうやって議論から逃げてきた」
村本「じゃあわかりました。答えましょう。白旗を挙げて、僕はですよ……」
田原「ちょっとまって。具体的に言うと、もしも日本が米軍と自衛隊がいなかったら、尖閣は中国が取るよ」
村本「分かりました。じゃあ僕は逃げずに答えますけども、僕は、僕の意見はですよ……」
田原「取られてもいいわけね?」
村本「僕は取られてもいいです。僕は明け渡します。僕はですよ。うん」
落合「なんで?」
村本「だって、だってもし皆さんの身内に、自衛隊とか軍隊がいて、その身内が人を殺して国を守ることって……」
井上「じゃあ自分の身内が殺されるってときに、敵を殺さないと自分が殺される状況に置かれたらどうするの?」
村本「じゃあ、殺されます」
落合「なんで?」
村本「だって誰かを殺すわけでしょ?」
井上「いや、そういうことを言う人は多いの、ね? で、僕はそれはほとんど欺瞞的で……」
村本「僕の考えは僕の考えでいいでしょう!」
 議論を組み立てている井上はともかく、理論も信念も口にせず、ひたすらマウントをとった気で「なんで?」と繰り返す落合の姿こそ“思考停止”と言うほかあるまい。「この人、なんで朝生出てんの?」と苦笑いしてしまったが、他にも、昨年は安倍首相と仲良く会食したことも記憶に新しい三浦瑠麗が、いつもの“議論整理します口調”でこんなトンチンカンを開陳していた。
三浦「村本さん納得してないから、だから結局なんで納得しないかっていうとこうやって世代の差があって、基本的に戦争が身近だった世代から田原さんみたいに、村本さんみたいに戦争が身近じゃない世代になっていって、別にいま東京侵略しても経済的にね見返りないでしょ、と。でいま商売したほうが儲かるじゃんっていう発想に立ってるわけです、でもその人たちが見失っている大事な点は……」
 おいおい、だれがいつそんなホリエモンみたいな話したんだよ(笑)と画面に突っ込みかけたら、それより先に村本にハッキリ言われてしまった。
村本「全然そんなこと言ってないですよ」
 このツッコミに対し三浦は、「たとえば中国がですよ、ひょっとしたら、じゃあその(日本国内の中国)人をウチによこしてください、この人は政府批判をした可能性がありますって言ったときに、渡さなきゃいけないっていうね、そういう裏切りみたいな倫理的に後ろ暗いこともしなければいけないリスクを負うってこと」などと言い返したが、いやいや、それは国際法の領域かあるいは人権の問題であって、直接的に9条改憲議論とは関係ない。つまり、村本は逆に、ポジショントークをしているだけの三浦の化けの皮を、完全に剥いでしまったのである。
“エリート意識丸出し”落合陽一の中身スカスカぶりも明らかに
 その後も、村本の勢いは止まらなかった。終盤、村本は改憲をめぐる論議が国民的に盛り上がっていないことに切り込んだ。村本は「僕はまず、国民の人たちが憲法論議をして、そしてテレビでもやっていって、そして国会でもやるようにしたいんですけど、なぜそのメディアでもうちょっとそれを発信して国民でできるようにならないんですか」と批判したのだが、すると井上がこういう風に反論した。
井上「ちょっといいですか。村本くんの発言の裏に、ある種の愚民観を感じるのね。国民はよくわからないんだから、とかね」
村本「僕は、『僕は(よくわからない)』です」
井上「私はそれね、君、一見ね、国民の目線で立っているようだけどすごく上から目線なんだよ。僕はちゃんと説明すれば小学生でもわかる話(だと思ってる)」
落合「だって義務教育の小学校6年生の授業でやってる」
 つくづく落合とかいう学者の雑魚っぷり(君はスネ夫クンか?)が鼻につくが、それは置くとしても、井上が村本に対して批判する「ある種の愚民観」ってなんだろう。出演者のほとんどが“自衛隊は違憲だから9条改憲は当たり前”という風に勝手に設定していることを見抜いた村本が、本当にそうなのか? 憲法を守るならば非武装中立という手段もあると、至極真っ当で根源的な議題を拾い上げたにもかかわらず、改憲に至る論議やその是非を「小学生でもわかる話」「小学校6年生の授業でやってる」などと罵って封殺しようとする。それこそ、エリートぶった為政者目線の「愚民観」が丸出しだろう。
 言っておくが、井上先生は普段、学問的な訓練を受けた弟子や研究者らを相手していると思うから、ひょっとしてご存知ないのかもしれないが、実際には、思っている以上にこの国では、憲法を諳んじることのできる国民は少ないし(実際、井上先生も9条2項を一言一句間違えずには引用できなかったではないか)、ましてや改憲がどのような意味をもつかなんて考えてもみたことがない人が大勢を占めている。また政治への関心の低さは投票率が示しているとおりだ。国政選挙で有権者の約半分が投票所に行かないなんて先進国は、日本以外ではアメリカぐらいのものだろう。
 あと、こう言ってはなんだが、だいたいの生活者は深夜の『朝生』なんか見ずに、寝るか、夜通し酒でも飲みながら騒いで、元旦の午後にはお笑いネタ番組とかスポーツ番組をボーッと眺めながら、向かい酒をやり、おせちなんかをつついているものなのだ。もちろん、この“平和”な日本で、戦争をやって誰かを殺したいなんて思っている人は、いたとしてもごくごく少数だろう。その意味でも、「9条2項を読んだことはない」「殺すぐらいなら殺されるほうがまし」と正直に言う村本のような芸人が、その日の『朝生』のなかで一番“国民目線”だったのは間違いない。
安倍が設定した改憲アジェンダに躍らされる論客を「バカ学者ども」と
 それと、もうひとつ言っておきたいのは、井上先生の見方があまりにも“甘ちゃん”だということだ。井上は、村本への「愚民観を感じる」発言のあと、こんなふうに演説していた。
井上「すぐ国民投票って言うとヒトラーが云々って(言う人がいるけど、)あれは例外的ですから。ほとんどの国民投票はまともにやられてるわけ。それで、ここで一つ重要なことは、イギリスのEU離脱のあれもそうだけど、国民投票にかけるぞっていうアジェンダが設定されたらね、国民自身が自分たちが主権者としての選択を迫られてるんだと(自覚する)。普段無関心だった若者もパブで議論し始める。通りで議論し始める。家庭のなかでも喧嘩になるほど論議し始める。だから私はこれを、ちゃんとした課題として設定する。じゃあそれをいま、してこなかった。いきなり国民が改正発議して国民投票かけるのは実は国民投票の問題があって、期間が短いとかあるけど、今一番あれなのは広告放送、投票日の二週間前という制限しかなくて、それまでだったら広告いくらかけてもいい。これを変えなきゃいけないっていうのはありますよね。しかし、にもかかわらず、国民にこういうことを改正すると言って国民投票にかけるとなったら国民は真面目に考えるんだ。それを真面目に考えない。もうちょっといろいろ丁寧に説明してあげなきゃ(ダメなんだ)っていうのは、私は許しがたい愚民観だと思います」
 では、事実、いまの安倍政権が設定している改憲アジェンダとは何か。安倍首相は昨年5月に自衛隊を憲法に位置付ける“9条3項加憲案”を打ち出し、自民党はその首相案と9条抜本改正の“国防軍創設案”を並置して打ち出している。ようは、いきなりラディカルな9条改憲は無理だから、国民がなんとなく「自衛隊が違憲ってよくないかもね」と思うようなマイルドな案を見せて、改憲のための改憲をやろうとしているのだ。一方、成立から70年以上の歴史を持つ現行9条をそのままにするという“9条護憲案”は、完全に議論の端っこに追いやられている。
 そう。安倍政権がつくったアジェンダとは“3項加憲か2項削除か”という二者択一にほかならない。言い換えれば政権は、「主権者としての選択を迫られてるんだと自覚する」らしい国民の多くがそのどちらかを選ぶような状況へと巧みに追い込んでいるのである。そんな政権が仕込んでいる状況を考慮していない人たちが、いったいどうして、村本を「愚民観」などと言うことができるのだろう。
 だからこそ、戦後日本の9条を全面的に肯定し、いや、それ以上に原理主義的な9条護憲=非武装中立を俎上にあげる言論は、貴重であるということ以上に、選択肢を広げていて、「主権者としての国民の自覚」を促すに最も必要とされているものなのだ。村本の発言は、何も間違っていなければ、「無知」と攻撃されるようなものでもない。そう、念を押した上で、最後に番組終了後、沖縄・辺野古に飛んだ村本のツイートを引用して終わりたい。
〈おれが朝生で無知を怒られていたことに対しておれのツイッターをみて会いにきてくれて「僕も知らない、あの場で村本さんが聞いてくれて嬉しかったそれを伝えにきた」と言ってくれた。おい、バカ学者ども、お前達は街の人を知らない。みんな仕事がある。お前らは知で飯食ってるから知ってるだけ。〉(編集部)