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台南・光171214-2

Au Japon, ce petit gâteau consommé au Nouvel An provoque de nombreux décès
Hervine Mahaud
Délicieux mais très dangereux. Le mochi, une préparation à base de riz gluant davantage consommé pendant les fêtes, a déjà tué deux personnes au Japon en ce début d’année.
Malgré son aspect rond et doux, le mochi est en réalité un petit gâteau très dangereux. Consommée pour de grandes occasions comme le Nouvel An, cette préparation à base de riz gluant a déjà tué deux personnes au Japon. Treize autres se trouvent dans un état critique et ont été hospitalisées à Tokyo, rapporte le Japan Times.
En cause, sa texture visqueuse, inspirée d’une recette chinoise. Le riz est d’abord cuit à la vapeur avant d’être pilé et écrasé. Sa fabrication donne même lieu à un spectacle en pleine rue comme dans la ville japonaise de Nara, considérée comme le berceau du mochi.
Risque d’étouffement accru chez les personnes âgées
Si le mochi est avalé trop rapidement, il peut entraîner une suffocation. La pâte, à la fois visqueuse et élastique, doit être bien mâchée pour ne pas rester coincée dans la gorge.
Selon les médias japonais, 90% des personnes victimes de cette gourmandise ont au moins 65 ans. Les autorités japonaises recommandent régulièrement aux personnes âgées, qui peuvent avoir des problèmes de déglutition ou de salivation, de couper leur gâteau en petits morceaux avant de l’avaler.
Malgré les avertissements, le mochi fait des ravages chaque année. En 2015, neuf personnes sont décédées à cause du petit gâteau tueur.
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フランス語の勉強?
Nobuyo Yagi 八木啓代 @nobuyoyagi
「他の場所では、彼女の主張が大騒動を引き起こしたかもしれない。しかし、ここ日本では、わずかな注目を集めたにすぎなかった。」http://naomikubota.tokyo/blog/nyt
清水 潔 @NOSUKE0607
ここで無関係に思うであろう話をひとつ。日本軍が1937年にやらかした「南京事件」(虐殺、強姦、強奪)。従軍記者が大勢いたにも関わらず新聞は全く報じなかった。でもそれを大きく報じたのがNYタイムス。だから南京事件は世界中に知れ渡たった。ほら、無関係そうだけど、じわじわ来るでしょう。
DR.COBA @hisatocoba
ニューヨークタイムズ紙は一面と8面全面に写真付きで伊藤詩織事件を!

町山智浩 @TomoMachi
一刻も早く安倍首相に議員か記者が「山口敬之をどうすべきか」質問するしかない。どう答えても答えなくても必ず何かの意味が生じるから。
布施祐仁 @yujinfuse

朝生でウーマン村本さんが非武装中立を主張したら他の出演者から「攻められたらどうするのか」という質問が出て、それに対して村本氏が「北朝鮮や中国が何で日本を攻めるのか?」と聞いたそうですが、説得力のある回答はあったのでしょうか? 脅威を語るのであれば能力だけでなく意図も説明するべき。
通りすがりのデブ‏ @tuudebu
外国はなぜ侵略するの、尖閣取られて何が悪いの、人殺しは嫌、等と言われて何も返せなかった朝生文化人たち。彼彼女らの議論は理詰めだけの机上の空論で現実には起き得ないのではないかという問いには何も返せないのです。ショー化していたプロレスに対抗して出てきたUWFみたいな村本。
ロジ @logicalplz
今回の朝生で一番驚いたのは片山さつきだよ。
憲法を「法律」と言ってしまっている。
憲法とは国家権力を制限し国民の権利を保障するもの。法律とは国家権力が国民を制限するもの。
以前も「天賦人権論をやめよう」と言っていた。
議員がこういう基本的な理解すらないまま改憲を進めているのが現状。


新春生放送!東西笑いの殿堂2018を見ました.大阪からの中継では雪が降っていると言っていました.寒いんだろうな〜と思うけど鹿児島にいるのでよくわかりません.2-3℃くらい暖かいみたいです.
今くるよがテレビに出ていました.いくよがいないので1人だけで,なんだかさみしい気持ちになりました.
昨日と同じくトンカツを食べて,夕方のフェリーに乗るために南ふ頭からのバスを待ちます.待合室では種子島行きのお客がたくさんいました.
南ふ頭からバスに乗るのは数人で天文館ゼロでしたが,中央駅でたくさん乗り込みました.
志布志には日弁連の看板が出ていて取り調べの可視化を訴えていました.
志布志からのフェリーで好きではない芋焼酎を飲みました.

初日の出に多幸祈る 東松島・野蒜海岸、連凧100枚以上舞う
 初日の出を見ながら新年を祝うイベント(奥松島ビーチハウス組合主催)が1日、東松島市の野蒜海岸で開かれた。地域住民ら約1000人が参加。振る舞われた甘酒などで暖を取りながら、2018年の飛躍を誓った。
 仙台と気仙沼の凧(たこ)の会などの会員たちが協力し、砂浜で連凧100枚以上を揚げ、新年のスタートを華やかに彩った。
 午前6時50分ごろ、水平線から太陽が昇り始めると歓声が上がった。この瞬間を待っていた地域住民らは、初日の出に東日本大震災からの早期復興や思い思いの願い事を祈念したり、写真を撮ったりするなど新年の到来を祝福した。
 東北芸術工科大3年の茄子川彩佳さん(21)は「今年4月から就活生になるので、卒業制作とともに就職活動を頑張りたい」と18年の抱負を語った。
 阿部裕介代表(35)は「復興を今より一歩でも二歩でも前に進めていきたい。少しでも海に足を運んでくれる人が増えれば何よりです」と話した。
 初日の出イベントは震災前まで元旦に開催されていた「延びる開眼多幸上げまつり」が復活した行事で、今回で4回目。
 宮戸地区ではこの日、奥松島公社の「初日の出クルーズ」が行われ、家族連れなど約40人が2018年の幕開けを船上で過ごした。


新春の女川まばゆく 初日の出駅前にぎわう
 東日本大震災から7度目の年明けを迎えた1日、宮城県女川町のJR女川駅前は初日の出を拝む多くの人でにぎわった。
 午前7時すぎ、厚い雲から太陽が顔を出すと、駅から女川湾へと伸びるプロムナードにまばゆい陽光が走った。通りに集まった町民らは新年のあいさつを交わしながら、穏やかな海に上る朝日を見つめた。商業エリアでは雑煮や雑炊の販売も行われ、訪れた人たちの心と体を温めた。
 昨年に続いて訪れた同町の派遣社員堀籠梨奈さん(40)は「最高の初日の出が見られた。今年も健康第一で過ごしたい」と笑顔で話した。


震災復興を御来光に祈る 津波避難タワーで元日訓練 仙台・新浜
 東日本大震災から7度目の新年を迎えた1日、津波被害を受けた仙台市宮城野区の新浜地区で、住民らが地区の津波避難タワーを使った避難訓練を実施し、屋上で初日の出を拝んだ。
 住民有志の団体「新浜オダヅモッコ倶楽部(くらぶ)」が初めて主催した。訓練は午前6時、震度7の地震に伴い津波警報が発表されたとの想定。倶楽部主宰の村主英幸さん(58)がメガホンで住民らに避難を呼び掛けて回った。
 住民や震災後に移転した元住民ら約100人が高さ10メートルの屋上に集まった。午前6時55分ごろ、地平線から太陽が顔を出すと、震災で亡くなった人たちへの思いを込めてそれぞれが手を合わせた。
 震災後に宮城野区の上岡田地区に移転した無職菊地充夫さん(68)は「またみんなで集まれてうれしい。ふるさとが少しずつ活気ある町に戻ることを願っている」と話した。
 倶楽部によると、約150世帯が暮らしていた新浜地区は津波で約60人が犠牲になった。現在は約70世帯が住んでいるという。


<仙台初売り>中心商店街盛り返し、仙台駅周辺は勢い継続 客足に相乗効果
 2日に仙台市内であった恒例の仙台初売りは、2大商圏のJR仙台駅周辺と中心商店街ともに売り上げが好調だった。昨年は大型商業施設の開業が相次いだ仙台駅周辺に押された中心商店街が、今年は盛り返した。関係者は「二つの商圏が競い合い、盛り上げてほしい」と願った。
 中心商店街のクリスロード商店街(青葉区)にある日本茶販売「菅原園」では、茶箱の売り上げが昨年の約1.5倍に上った。菅原裕順社長は「昨年は人出が少なくなった印象があったが、今年は例年通りかそれ以上」と安心した様子だった。
 一番町四丁目商店街(同)の顔、仙台三越は開店前に昨年より約1000人多い約1万2000人が並んだ。午前の段階で宝飾品や化粧品、食料品などの売り上げは前年比プラス。渡辺憲一社長は「一時は仙台駅前に客足が流れたが、今年は戻ってきた。来店者数も売り上げも前年を上回りそうだ」と話す。
 一方、仙台駅周辺も昨年の勢いを継続している。駅西口の仙台パルコとパルコ2には開店前、昨年を計約1000人上回る計約6000人の行列ができた。門野正弘店長は「客足は前年比で9%増。主力の衣料品以外にも食品や雑貨が貢献している」と説明する。
 昨年初めて初売りをした東館が加わったエスパル仙台店も駅2階の東西自由通路側入り口に前年より多い約1300人が並び、午前8時の開店を15分早めた。小原能和店長は「売り上げが良かった昨年12月からの流れが年が明けても続いている。自由通路拡張の効果は大きい」と力を込める。
 エスパル仙台店を訪れた仙台市泉区の大学生渡辺夏帆さん(21)は「初売りは毎年、駅前で洋服を品定めしていたが、今年は中心商店街にも食品などを求めに行ってみる」と話した。
 藤崎の小野寺宣克常務は「(仙台駅前に大型商業施設が開業してから)時間がたち、初売りの買い物客が駅前から中心商店街に向かう流れができた。両地区に相乗効果が出ている」と分析した。


チャグチャグと新年告げる鈴の音 馬コ10頭が初詣
 国指定無形民俗文化財の「チャグチャグ馬コ」が1日、岩手県滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社に初詣に訪れ、色鮮やかな装束をまとった馬たちが今年の家内安全と五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
 午前9時ごろ、引き手に連れられた10頭が参拝。神事に続いて神社周辺をパレードし、雨がちらつく新春の空に「チャグ、チャグ」と鈴の音が響いた。
 盛岡市の長沢陽向ちゃん(4)は「カラフルな衣装でとてもきれい。家族みんなが1年元気で過ごせるようお願いした」と話した。
 初詣は神社と南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会が主催し、今年で17回目。今年のチャグチャグ馬コは6月9日にあり、約80頭が滝沢市から盛岡市までを練り歩く。


河北春秋
 戊辰戦争で集団自刃した白虎隊19士が眠る飯盛山(会津若松市)に登ると、仲間外れのように離れて飯沼貞雄(旧名貞吉)の墓がある。共に自決を試みるも死にきれず、複雑な感情を持ちながら生きた人である▼維新後は白虎隊自刃の情報が素早く世間に伝わったすごさに驚き、電信技師養成所へ。1909(明治42)年には仙台逓信管理局工務部長に就任し、31年に76歳で亡くなるまで仙台で暮らした。平成に入って、孫が預かる遺品の中から直筆書の「白虎隊顛末(てんまつ)略記」が見つかった▼「心」に「耳」を寄せて「恥」の字になる。元白虎隊士は生涯で聞くに堪えないほどの非難をきっと耳にしたに違いない。だが、その逆境に意味を見いだし「時代の証人」になった。生き延びたからこそ、仲間のこと、戦のこと、会津藩のことが後世に伝わった▼正月三が日、過去を振り返り、未来を見つめる時間も多かろう。挫折や失敗は付きものであり、そのとき飯沼のように再出発ができたら、と思う。勤め先や学校、地域で自分の生かし方はいくらでもある▼今年は戊辰戦争からちょうど150年。後に飯沼は「孤虎」と号し<過ぎし世は夢か現(うつつ)か白雲の空にうかべる心地こそすれ>と詠んだ。奥羽越列藩同盟の諸藩はあの敗戦を現代へどう糧としてきたのだろうか。

大阪で初雪 近畿の広範囲で雪に
渡辺 かおる [日本気象協会関西支社]気象予報士
きょう1月3日、大阪で初雪が観測されました。平年より12日遅く、昨年より6日遅い観測でした。これで、近畿地方のすべての気象台から、初雪の便りが届きました。
大阪で初雪
きょう午前10時50分ごろから大阪市内で雪がちらつき、大阪管区気象台より初雪が観測されたとの発表がありました。
きょう正午、大阪市中央区から見た空です。晴れ間と雪雲が混在しています。
レーダーの画像で見ても、雪や雨を降らせる雲が近畿地方の中部にまで流れ込んでいます。
大阪市内では小雪が舞う程度となっていますが、郊外や内陸部ではうっすらと積雪している所もあります。
お出かけの際には車の運転などに注意をしてください。
また、きょう降った雪が夜の冷え込みで凍り、路面が凍結する恐れもあります。
あすの仕事始め、足元に十分注意をなさってください。


小沢強調「安倍さんは退陣してもいい状況」
 ★政治家の自宅で有志が集まっての新年会は、自民党でもどのくらい続いているだろうか。派閥の領袖(りょうしゅう)といえども小選挙区になり、元日は宮中で新年祝賀の儀があるものの、そのまま地元にとんぼ返りする議員も多い。いつしか派閥政治が幅を利かせ、番記者たちが集う根幹もついえた。ところが都内の私邸で元日から新年会を続けているのが、自由党代表・小沢一郎だ。 ★自由党は現在衆参6人の所帯だが、自由党の現職元職をはじめ、希望の党や立憲民主党からも出席した。その中で小沢は昨年を振り返り「野党の完全連携が当初からなっておれば、11選挙区の勝利にとどまらず、野党が圧勝したことは間違いない」と持論を展開。選挙のたび惨敗し、野党がそこに向けて毎回動いていることが滑稽だ。「子供でも分かる話だが、なかなかそこがうまくいかない」。 ★「安倍政権、従来で考えれば、政権はつぶれていても、安倍さんは退陣していてもいいような状況であります。『こんなことをなんで野党が傍観しているのか』。『本気になって戦えば、絶対、退陣に追い込むことができる』と思っております」。そして07年、09年民主党時代の年金の問題やガソリン税の問題を例に「ちょっとやりすぎじゃないか」と言われるぐらい、徹底して院内でも与党に抵抗したことに触れた。「多少荒っぽいことをしなきゃ、メディアも報道しない。いけないというものに対しては徹底して抗戦しなくてはならない」と説き、森友・加計学園疑惑追及の徹底を訴えた。 ★小沢のシンプルな野党の役割と“攻め方”に国民は期待するも、野党各党の力量や覚悟が追い付いていないのだろうか。小沢は「安倍政権は決して強くない。その基盤は非常に脆弱(ぜいじゃく)だ。自分勝手な自分たちだけの権力の乱用をしている」と危機感を募らせるが、野党の分裂でポストが増えたことで、万年野党が居心地がいいと感じている野党議員が多いのではないか。目指す目的が統一会派の野党では、話にならない。

全原発、速やかに廃止 立民の原発ゼロ法案の骨子判明
 立憲民主党が今月下旬召集予定の通常国会で提出する方針の「原発ゼロ基本法案」の骨子が二日、判明した。「速やかに全ての商用原発を廃止する」ことを政府の基本方針とし、全原発を止め、エネルギー危機に陥った場合以外は稼働を認めない。原発に依存しない社会の実現に向けた「国の責務」を明確にする。民進党が「二〇三〇年代」などと将来の目標としていた議論と比べ、具体的な方策に基づき、すぐにでも原発ゼロを実現させることが狙いだ。 (山口哲人)
 法案は「基本理念」を、高速炉の実験炉などを含めた原発を「計画的かつ効率的に全て廃止」と掲げる。電力需要減と再生可能エネルギーの割合増で原発に依存しない社会をつくる。
 「基本方針」では、原発の運転は石油輸入が途絶えるなど「原子力以外のエネルギー源を最大限活用しても電気の安定供給確保に支障が生じ」、事故時に有効に機能する地域防災計画が作られている場合に限定。非常時を除き稼働を事実上認めない内容だが、「廃止」との関係は分かりにくいと指摘される可能性がある。
 原子炉等規制法が原則四十年とする運転期間の延長や新増設は認めない。使用済み核燃料の再処理と核燃料サイクルも中止する。
 原発を不要とするため、三〇年時点の電力需要を一〇年比で30%以上減らし、再生可能エネルギーによる発電割合を40%以上とする。こうした方針を確実に達成するため、基本法施行後二年以内をめどに法制上の措置を講ずるとした。
 政府は、廃炉で経営悪化が想定される電力会社の損失に必要な支援を行い、地域経済への悪影響が懸念される立地自治体にも国が責任をもって対応する。
 立憲民主党は希望の党、民進党(衆院会派は「無所属の会」)、共産党、自由党、社民党の野党五党に法案の共同提出を呼び掛け、東京電力福島第一原発事故から七年を迎える直前の三月上旬に提出を目指す。
 小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(会長・吉原毅城南信用金庫顧問)も同様の法案を作成している。
◆「今すぐ実現可能」 脱原発の旗印に
<解説> 立憲民主党が提出する「原発ゼロ基本法案」は、原発ゼロ実現に向け、現実的で具体的な道筋を示そうとしていることが特徴だ。安倍政権は原発再稼働を推進しているが、野党第一党が「脱原発は今でも可能」とする法案を出せば、市民や野党の脱原発勢力が再結集する旗印になる可能性がある。
 旧民主党は、党内に電力労組出身議員を抱え、速やかな原発ゼロには必ずしも前向きではなかった。現在でも、民進党は「三〇年代」とし、希望の党は「三〇年までに」と主張する。一方、立憲はすぐにゼロは可能との立場を鮮明にし、民進や希望と大きく異なる。
 原発は「麻薬」に例えられることがある。電力会社や自治体が一度手を出すと、原発に依存した経営や財政となり、事故による不利益が甚大になる可能性が分かっても止めることが難しいからだ。
 立憲民主の法案骨子は、根本的な「治療策」として、政府が経営と地域経済に「法制上、財政上その他の措置を講じる」とした。「原発国有化」という選択肢も念頭にある。電力会社や立地自治体とともに脱原発を進めることを重視する点で、これまでの脱原発議論とは「本気度」が異なると言える。法案に与党が賛同する可能性は低い。だが、野党第一党が速やかな原発ゼロを目指す姿勢を示すことで、原発の是非が再び、国会論議などで大きな争点となりそうだ。 (山口哲人)


吉田豪、町山智浩、菊地成孔、はあちゅう、真木よう子、キンコン西野…2017年、サブカル論争&炎上事件簿
 大手メディアでは取り上げられるような事象ではないが、昨年も、音楽、映画、アイドルなどをめぐってさまざまな論争が起き、SNS上での大炎上に広がるという光景が連日繰り返された。
 こうしたトラブルは、どうでもいいような重箱の隅をつつきあうようなものに見えるかもしれないが、議論をつぶさに見ていくと、実は、表現圧力や差別など、現在の日本社会が抱える問題や文化状況をあぶり出すようなものもあったりもするのだ。
 リテラでは年始特別企画として、2017年を代表する7つのサブカル事件を振り返ってみたので、ぜひ読んでいただきたい。
■事件1
映画評論を困難にするほど激化した「ネタバレ忌避」の風潮に町山智浩が激怒!
 映画でも漫画でも小説でも、メディア上での作品紹介が少しでも踏み込んだところに言及すると、すぐに「ネタバレだ!」と鬼の首を取ったかのように炎上を焚き付けられる状況が定着して久しい。
 そんな状況に、怒りを込めた異議申し立てをしたのが映画評論家の町山智浩だ。
 問題は、5月に日本公開されたM・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』に関する解説をきっかけに起きる。
『スプリット』という作品はラストで唐突な展開が起きるのだが、その伏線は『スプリット』のなかにはなく、彼の過去作のなかにあるため、町山は〈その作品を特定するとネタバレになるので『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』のうちどれか、とまでしか言えないのです〉とツイート。これがネタバレだと炎上した。
 結論を言うと、最後の最後で『スプリット』の物語は、01年日本公開『アンブレイカブル』と同じ世界線の話だったということが明らかになるのだが、『アンブレイカブル』は15年以上前の作品であり、『アンブレイカブル』を見ていない若い観客はなにが起きたのかさっぱりわからないまま劇場を後にすることになる。実際、町山はそういう人が出ないよう、若い観客への配慮として作品紹介をしたと語っている。
『スプリット』と『アンブレイカブル』がひと続きの物語であるということは、シャマラン監督自身もツイッターで明かしていることであり、こんなことまで踏み込めないまま映画紹介や映画評論をしろと言われても、それは無理な話だ。
 こういった事態に町山は〈料理の食材や調理法、隠し味、つまりネタを解くように映画を分析するのが映画評論家の仕事なのでネタバレ警察ははっきり言って営業妨害だから戦うしかないんだよ〉とツイート。怒りを滲ませた。
 町山の言う通り、このような状況が続けば、映画評論家や映画ライターは、出演する俳優のゴシップネタを伝えるだけの職業になってしまうだろう。それは、映画界にとっても、映画ファンにとっても不利益でしかない。
事件2 『ラストアイドル』の審査をめぐって吉田豪がかつてない規模の大炎上!
 秋元康プロデュースのアイドルグループのメンバーの座をかけたオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日)。
 伊集院光が司会を担当し、審査員にも大槻ケンヂ、中森明夫、宇野常寛、蜷川実花、西寺郷太、大森靖子、マーティ・フリードマン、ピエール中野といった豪華な面々が名を連ねる番組である。そんな錚々たるメンツのなかで、一躍脚光を浴びたのが吉田豪である。
 この番組のオーディションは少し変わって形式で行われる。その時点での暫定メンバー7人のうち、「この人なら勝てそうだ」というメンバー1名を挑戦者が指名し、その2人の間で審査が行われる。
 また、その審査の過程も特殊である。審査員の合議制はとらず、番組側から指名された審査員1名の評価のみで審査が行われる。つまり、誰かが他の審査員と1人だけ違う評価をくだしたとしても、その結果が優先されるのである。
 このシステムが吉田豪の大炎上を引き起こした。
 10月22日放送回において吉田豪は、当時の暫定メンバーのなかでも人気メンバーだった長月翠を落とし、挑戦者の蒲原令奈に軍配を上げた。一方、そのとき審査に加わっていた倉田真由美、マーティ・フリードマン、日笠麗奈は3人とも長月を選んでおり、吉田豪だけが挑戦者を選ぶ結果に。しかし、前述したルールがあるので、吉田豪の審査が優先される。
 番組の最後で、マーティと倉田が吉田豪の審査への不満を述べるくだりが放送されたこともあり、番組終了直後より吉田豪のツイッターは大炎上。
 後日、吉田豪はネット番組『タブーなワイドショー』のなかで、「完成度より伸びしろと可能性で選んだ」と明かし、怒っている人は坂道ファンが多いと指摘した。その理由について「坂道はかわいい子を集めて、波乱の起きないグループを作っている」ため坂道ファンは「かわいい子を選んで当たり前」「波乱みたいなものを求めていない」とし、同じ秋元康プロデュースでも、48ファンは波乱に慣れているからさほど怒っていないなどと分析。一方で、ハロプロファンからは「豪さん間違ってないです」「あの子、最高じゃないですか」と吉田の選択を支持する声が多かったとも語った。
 ようするに、この炎上はアイドルに何を求めるか、アイドル観のちがいがぶつかり合った結果だったといえよう。
 ちなみに、蒲原は途中でグループとしての活動を辞退。繰り上げ戦で勝利した長月は暫定メンバーに復帰し、そのまま確定メンバーまで勝ち残り続けた。
 炎上騒動以降、番組内では吉田豪のジャッジや炎上をイジるネタがすっかり定着。『ラストアイドル』はシーズン2の放送が決定しており、2018年も一波乱起こることが期待されている。吉田豪は今年も『ラストアイドル』で議論を巻き起こすのであろうか。
■事件3
自民党新潟県支部〈政治って意外とHIPHOP〉が炎上。Kダブシャインが大激怒
〈政治って意外とHIPHOP。ただいま勉強中。〉
 自民党新潟県支部連合会青年局による「LDP新潟政治学校」2期生募集のポスターに書かれたこのキャッチコピーは多くの人々の怒りを買った。
 そのなかでもとりわけ、自民党新潟県支部によって書かれた惹句に違和感を表明したのが、ラッパーのKダブシャインである。
 彼はツイッターに〈持たざる者、声なき者に寄り添うことでヒップホップはここまで世界的に発展して来たのに、今の与党はそれに反して消費税、基地建設、原発推進、はぐらかし答弁、レイプもみ消しに強行採決と、弱者切り捨て政策ばかり推し進めておいて、そこに若者を集めることのどこがヒップホップなのか解説して欲しい〉と投稿。怒りを滲ませた。
 チャック・D(パブリック・エネミー)による「ラップミュージックは黒人社会におけるCNNである」という言葉が端的に示す通り、そもそもヒップホップは社会にはびこる問題を告発する音楽である。
 告発する社会問題は、時代によって変わる。1970年代にニューヨークの貧民街で産声をあげたときには、都市再開発で置き去りにされたスラム街における悲惨な現状の告発であり、現在においては、「ブラック・ライブス・マター」運動が象徴するように、トランプ政権化でますます苛烈になる差別問題であったりする。
 つまり、ヒップホップは〈意外〉でもなんでもなく、政治的であり社会的なものなのである。
 また、そもそも、現在の自由民主党にヒップホップという言葉を使う資格はない。
 言うまでもなく、現在の自民党と、その総裁である安倍晋三は、陰に陽にレイシズムを煽り、新自由主義的な価値観のもと「強きを助け、弱きをくじく」政治をしている人たちである。
 そんな彼らの進める国づくりは、「持たざる者たち」がその苦しみを外の世界の人々に伝えるための武器として機能してきたヒップホップとは180度真逆にある。先に挙げたKダブシャインのツイートはそこに怒りを向けている。
 彼らは『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)に端を発するフリースタイルブーム、ラップブームに軽く乗るつもりで〈政治って意外とHIPHOP〉なる惹句を使ったのだろうが、端的に言って不愉快極まりない騒動であった。
事件4 菊地成孔『ラ・ラ・ランド』を猛批判! vs町山『セッション』論争再び?
 今年公開された映画のなかでも話題作となったのが、第89回アカデミー賞で監督賞や主演女優賞など最多6部門でオスカー像を獲得することとなったデイミアン・チャゼル監督作品『ラ・ラ・ランド』だろう。
 売れないジャズピアニストのセバスチャン・ワイルダー(ライアン・ゴズリング)と、女優を夢見ながらもオーディションには落ち続けるミア・ドーラン(エマ・ストーン)のラブストーリーを描くミュージカル映画の本作は日本でも大ヒットを記録した。
 しかし、商業的な成功の一方で、評論家、特に音楽に関わる人たちからは、作品内におけるジャズの取り扱い方などをめぐって酷評の声が多く起きた。その急先鋒が、ジャズミュージシャンで映画評論家の菊地成孔である。
 彼はウェブサイト『リアルサウンド映画部』の映画評論連載に〈世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね〉と題したコラムを掲載し、『ラ・ラ・ランド』を手厳しく批判。
 そして、このテキストが公開されるや否や、サブカル界隈に関心をもつ野次馬たちは色めきだつことになる。というのも、菊地成孔がこのような評価をくだしたことで、「町山智浩VS菊地成孔」の論争が再び巻き起こるかと思われたからだ。
 この2人は、2015年、デイミアン・チャゼル監督の前作『セッション』をめぐって大論争を起こしている。
 町山は『ラ・ラ・ランド』におけるデイミアン・チャゼル監督の手腕を高く評価しており、状況は『セッション』論争時とまったく同じだったからだ。
 ちなみに、結論から言うと、今回は『セッション』論争のようなことは起きなかったが、『ラ・ラ・ランド』はSNSにおいて他の映画とは比較にならないほど賛否をめぐる議論が巻き起こされた。
 しかし、それにしてもなぜ、「デイミアン・チャゼル監督がジャズを題材に撮った映画」というものに限って、これほどにも日本の映画ファンの「論争スイッチ」が刺激されるのだろうか?
■事件5
作家かライターか? はあちゅう「肩書き論争」にサブカル論客が次々参戦
 はあちゅうといえば、電通在籍時の先輩クリエイター・岸勇希氏によるセクハラ被害を告発したことが記憶に新しいが、「サブカル」という文脈では、また別の話題を巻き起こしている。
「作家」か「ライター」か、という「肩書き」論争である。
 きっかけは、はあちゅうが自身のツイッターに「影響力絶大!人気のある有名な「読モライター」まとめ!」と題された「NAVERまとめ」のURLを張り付けながら、〈読モライターのまとめを見て見たらまさかの私がいた。私、ライターではない...〉とつぶやいたことだった。
 続けて彼女は、自分の認識では、〈作家→自分の意見を書く〉〈ライター→誰かの意見(自分以外に取材)を書く〉という分類であり、そういった意味で自分は作家であり、ライターではないとした。
 これに対し、吉田豪が反応。彼は〈ボクは作家=小説が本業の人だと解釈してるので、はあちゅうさんのこともライター枠の人だと思ってます〉とつぶやき、彼女の肩書きに関する考え方に疑問を呈した。
 これを端緒として、春日太一、津田大介、及川眠子、深町秋生、掟ポルシェなど、いわゆる「文筆」を生業とする様々な人が、ツイッターを通じ続々と肩書きに対する思い入れを投稿する状況に。
 そもそも、英語の「writer」は、作家も記者もコラムニストもエッセイストもすべて含んだ言葉であり、部外者からしてみれば「どっちでもよくないか?」と思ってしまうかもしれないが、日本の出版業界ではどんな肩書きを名乗るかによって仕事の場が如実に変わってしまったりもするので、確かにこれは重要な要素をはらんだ問題なのかもしれない。
■事件6 真木よう子のコミケ参加が大炎上! 理由は本当にクラウドファンディングか?
 小林幸子や叶姉妹など、近年コミケに参加し大きな話題を集める芸能人が増えてきた。そのなかにあって、理不尽な大炎上をさせられてしまったのが真木よう子だ。
 真木はコミケで出品するフォトマガジンの製作のため、クラウドファンディングでの資金調達をしようとしたのだが、これが問題視された。
 コミケは自費出版物を販売するためのイベントであり、そのための制作費をクラウドファンディングで集める行為はイベント趣旨に反するというのが、彼女を批判する人たちの論拠であった。
 これを受けて真木はコミケの参加を取りやめ、謝罪のコメントを出すことになるが、この炎上が引き起こされた原因が本当にクラウドファンディングだったのかは正直疑問が残る。
 炎上に乗じてSNSに放たれたものには、「真木よう子にはアニメやコスプレへの愛がない。ドラマの宣伝、金儲けのための参加」といった言及が少なくない数見られたが、真木は漫画について造詣が深いことでも知られており、少なくとも小林幸子や叶姉妹よりはよほどオタクカルチャーを愛してのものと思われる。
 にもかかわらず、なぜ真木は大炎上して、小林幸子や叶姉妹は歓迎されたのか。
 その真相は、オタク層の人たちにとって真木の認識は「モテ」で「リア充」サイドの人間であり、彼らにとって敵だと認識されたからではないかと思われる。
 この件が起因するものかどうかはわからないが、彼女はその後体調不良から映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の降板を強いられる事態ともなっている。
 どうも後味の悪い炎上騒動であった。
■事件7
キングコング西野が「お金の奴隷解放宣言」と謳い、絵本を無料公開し大炎上!
「絵本を無料で公開します。金を払わない人には見せないとか糞ダサい。お金の奴隷解放宣言です」
 こんな言葉とともに、キングコングの西野亮廣は2016年10月の発売以来20万部も売り上げていた『えんとつ町のプペル』を全ページ、昨年1月ネットで無料公開した。
 すると、ネット上で西野に対する批判が巻き起こった。いわく「すでに買った人が損」「ほかのクリエイターがもらえる対価まで安くなってしまう」「子どもがお金のありがたみがわからなくなる」「出版社や書店にお金が入らず迷惑」なかには「西野は、生理的に無理」というものまで……。
 しかしそうした批判の声は、どれもこれもいちゃもんのレベルにすぎなかった。たとえば、「出版社や書店にお金が入らず迷惑」というが、無料公開前の時点で20万部を超えており、すでに大きな利益が出ていし、騒動後もその余波でさらに売り上げを伸ばし増刷もした。そもそも無料公開というのは、プロモーション・販売戦略としては、目新しい方法などではない。
「ほかのクリエイターにしわ寄せがくる」という批判も、たしかに多くのクリエイターが劣悪な環境に置かれているのは事実で、改善されるべきだ。
 現在の出版界では、一部の売れっこ作家や芸能人だけが知名度をバックに大々的にプロモーションを展開してもらい、「有名人の本だから」「売れているから」というだけの理由で買われていく。一握りのベストセラーとそれ以外の売れないたくさんの本という、一強多弱の傾向がどんどん進んでいる。そして西野もまた強者に属するひとりだ。
 しかし、この西野の言動は、逆にそういった状況に風穴を開けようとするもの。一握りの売れた者が得た利益を独占するのでなく、社会に還元する流れをつくりだすきっかけにもなり得るものだった。
 西野は宣言のなかで「お金を持っている人は見ることができて、お金を持っていない人は見ることができない」ことに「猛烈な気持ち悪さ」を感じると書いていたが、親の所得格差がそのまま教育格差に直結している現在の日本においてこの西野の指摘は非常に真っ当な感覚だろう。
 むしろ、この西野の炎上で痛感させられたのは、日本人が表現や創作さえ、「お金」という尺度でしか見られなくなっているという現実だ。西野の言う「お金の奴隷」状態を、まさに証明した炎上騒動だったと言っていいだろう。
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 2017年サブカル事件簿、いかがだっただろうか。これはサブカル界隈の論争に顕著な傾向だが、最初はひとつのテーマで2人が論争していただけなのに、どんどん話が広がっていろんな人を巻き込んでいったり、また、サブカル界隈の動向に関心をもつ野次馬からの「空気入れ」がさらに話をややこしくしたり、といったことが往々にして起こる。
 しかし、こういう面倒くさいところも含めて、サブカルというジャンルは状況がダイナミックに変わり、面白い。今年も様々な論争が起こるだろうが、当サイトでは逐一その動向を追いかけていくつもりなので、サブカル関係者はどうか冷たい目で見守っていただきたい。(編集部)


「笑ってはいけない」浜田の黒塗りメイクが物議 黒人作家が語った不安 オリンピックで「やらかすんじゃないかって真剣に不安だ」
渡辺一樹 ハフポスト日本版 ニュースエディター
日本在住の黒人作家、バイエ・マクニールさんは「ガキの使い!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ・2017年12月31日)の画面を撮影し、「#日本でブラックフエイス止めて」とTwitterに投稿した。
年末恒例のお笑い番組「笑ってはいけない」シリーズ。大晦日「紅白歌合戦」の裏番組でありながら、今年も視聴率17.3%を誇った。もはや「国民的な」お笑い番組だ。
2017年のテーマは「アメリカンポリス」。ダウンタウンの浜田雅功が、肌を黒くメイクして登場した。テロップではエディ・マーフィ主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」の説明が流れた。
番組がTwitterでこう投稿すると、「面白い」「めっちゃ笑える」という反応が相次いだ。
一方で、複雑な思いを抱えながら、このシーンを見ていた人たちがいる。
バイエ・マクニールさんは、こんな風に、強い言葉で「ブラックフェイス」(黒塗りメイク)に反対した。
マクニールさんは、アメリカ・ニューヨークのブルックリンに生まれ育ったアフリカ系アメリカ人だ。2004年に来日して以来13年間、横浜に暮らし、作家・コラムニスト・教師として活動している。
日本をよく知り、「日本大好き」と公言する彼が、なぜこうした声を上げたのか。フェイスブックで連絡をとり、詳しく聞いた。
マクニールさんに、まず、あのシーンを見てどのような気持ちになったのかを説明してもらった。
《どんな気持ちかって? とても複雑な気分ですよ。日本社会は、世界がブラックフェイスについてどんな議論をしているか、きちんと見てこなかったように思えます》
アメリカでは1800年代以降に、顔を黒く塗った白人が、黒人役を演じる「ミンストレル・ショー」が人気を博した。しかし、「人種差別的だ」とされて廃れ、いまではすっかり「差別だ」という評価が定着している。マクニールさんが指摘するのは、そのことだ。
《私の気持ちは半々です。
半分の私は、日本のテレビコメディーや音楽でブラックフェイスを見るたび、見下されたような、馬鹿にされたような、そして表面だけを見られて、人間性を否定されているような気分になります。
私の肌の色が、私自身の人間性が、芝居の小道具、あるいは脚本にされたかのように感じるのです。
しかし、もう半分の私は、『彼らは子供で、わかっていないだけ。だから我慢しなきゃ』とも思うのです》
マクニールさんは、こんなふうに思ってしまうこと自体が「つらい」のだと話す。
《敬意を持って、一緒に生きていこうと決めた日本の人たちに対して、このような感情を抱いてしまうのは、つらいことです。》
日本でもダメ?
ネット上では、日本のお笑いと、アメリカの人種差別とでは、文脈が違うのではないかと感じる人もいるようだ。日本でも「ブラックフェイス」はダメなのだろうか?
《ブラックフェイスが、なぜ悪いかって?
それは、これが、多くの日本人が海外の歴史を知らないだけでなく、自分自身の歴史も知らないことを示しているからです。
多くの日本人は、日本人が顔を黒く塗ったとしても、日本にはアメリカの人種差別の文脈や歴史がないので、問題ない、害がないのだと言うでしょう。
しかし、実はアメリカの歴史とは別に、日本でもブラックフェイスの歴史はありました》
遡れば1854年、来航したペリー提督が当時アメリカで流行していた「ミンストレル・ショー」を幕府の役人に披露している。
《それ以来、現在に至るまで、エノケン(榎本健一・日本の喜劇王)ら、多くの日本人コメディアンやミュージシャンがブラックフェイスをしてきました。シャネルズ(※1980年代に活躍)やゴスペラッツ(※2005年〜06年、2015年夏に再始動)のずっとずっと前からのことです。だから、知らなかったという言い訳、日本にはブラックフェイスの歴史がないという言い訳は通用しない。ダメなのです》
最悪のシナリオ
ところが最近まで、日本では「差別の文脈」が特に意識されてこなかった。その問題点を、マクニールさんはこう指摘する。
《さらに心配なのが、日本には(改善のための)時間があまり残されていない点です。日本を愛し、日本のために最善を尽くそうと思っているすべての人たちにとって、最悪のシナリオは2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、ブラックフェイスは差別じゃないという態度を貫いてしまうことです。
もし、オリンピック・パラリンピックの開会式で、誰かがこのようなブラックフェイスをしてしまったら...。全世界が、日本は人種差別主義、あるいは無知な国だと見なすでしょう。これは取り返しがつきません。
日本は、オバマ元大統領やミシェル夫人から、人種差別主義的な国だと非難されるかもしれません》
過去にも署名活動
ふだんであれば、日本のバラエティ番組は日本国内の文脈だけで消費され、そこに世界の注目が集まることはまずない。しかし、オリンピックのように海外の注目が集まっているときには、話が大きく変わる。来日する人が増える分、日本のテレビ番組をホテルなどで見て、海外に向けてTweetする人もいるはずだ。マクニールさんは続ける。
《このような時、日本の立場を弁護し、こういった見方を打ち消すのは、日本のことをよく知る外国人の役割になるでしょう。でも、こんなことがいつも行われているなら、心から日本のために弁護するようなことができるでしょうか?》
「最悪のシナリオ」が起きる可能性は、どれぐらいあるのだろうか。マクニールさんは過去1週間で3回、テレビ番組で「ブラックフェイス」を目にしたという。
《私は2015年にも、ブラックフェイスを放映しないでください、という運動をしました。このときは5000人近くの署名が集まり、フジテレビはそのシーンの放映を取りやめました。しかし、フジテレビはその理由も説明せず、署名活動を認めることもありませんでした。
実は、このとき集まった署名の大半は日本に住む外国人のものではなく、日本人の署名でした。しかし、日本のメディアは、この署名運動についてあまり報じなかった。そのため、メディアはブラックフェイスを快く思っていないのは外国人だけでない、日本人の中にもそういう考えの人がいるのだということを学べませんでした。これは非常に残念なことでした。貴重なチャンスを逃してしまったのです》
テレビは、どうすればいい?
テレビ側としても、黒人差別をするつもりは全くないはずだ。どうやったら「誤ったメッセージ」を発信せずにすむのだろうか? マクニールさんはこのように話していた。
《この問題を解決する方法は、非常にシンプルです。こういう(黒人が登場する)シーンには、日本語が話せる黒人...できれば日本語が話せる黒人の俳優を起用すればいいだけです》
もしくは...。マクニールさんは皮肉を交えて、こう付け加えた。
《もしくは、番組制作者が「日本人のブラックフェイスは面白いので、黒人を怒らせたとしてもしかたない、それがまさに視聴者が見たいものだ」と考えていることを認めて、その「結果」にも対処することでしょうね》
マクニールさんは横浜に13年も住み、「ラーメンと、温泉と、時間通りに運行する電車が大好き」と話す。その彼ですら、こうした受け止めをした。Twitterでは他にも、日本に住む外国人たちが反対の声を上げていた。もし仮に、こうした番組が何の注釈もないまま海外に中継されたとき、いったいどうなるのか。「ブラックフェイス」表現について、国内でも議論を深める必要がありそうだ。