立川の駅の古茶屋
 さくら樹の
 もみぢのかげに
 見送りし子よ

 明治39年秋10月、この地を過ぎ一首をものす。
 駅前数株の老桜あり、多摩桜と称す。
 茶屋、色あせたる赤毛布、村童の群れ、歌人の詩興をそそる。
 この一首は自然主義の最も良く現れたるもの。
 牧水は宮崎の産、祖父は埼玉県所沢の出。
 遺族は当市に居住。

 本歌碑は全国にて10番目に当る。 
 昭和25年12月1日。
 市制施行10年に際し、歌人牧水の記憶のために建つ。
 立川観光協会