2020年04月

2020年04月17日

たかが報連相、されど報連相 うわべだけでは・・・

Blog 1704k20 Practical Management塾

報連相は、仕事の血管(仕組み)と血液(活用)だ!
〜うわべだけでは、価値は分からないよ〜

報告:義務である、そして一日の最後の仕事
連絡:ミス・ロスを無くし、生産性を向上させる
相談;自らの力以上の成果を得る。報告によって共に成長
★ビジネス上のコミュニケーションとは報連相のことである。
最大の経営資源は人財・人材(この違いについては、後日)だが、その育成のPointは相談!
相談をすれば、必ず報告(進捗・結果)しなければならない。
報告をすることで、報告者の振る舞いや思考が伝わる。
必要に応じて、更なるアドバイスを得ることになる。
ここが、また、縦の多能工化のきっかけとなるのだ。
仕事とは、有難いものである。


2020年04月14日

若き日本蜜蜂の養蜂家に学ぶ

日本蜜蜂の養蜂家に学ぶ          1404k20JCL


わたしの業務は、ひと口で言えば、事業の維持成長の支援である。

支援の方法は、顧客のNeeds, Wantsお困りごとに、正しい打開策を提供し
実行支援を行い、目的である事業の維持成長を達成することである。

つまり、顧客のお困りごとを解決するためのNeeds, Wantsの本質の把握
から始まり、事業の維持成長につながる正しい打開策を抽出し、目的達成の為の
最適手段を決定し、目標達成基準を設定して、目標管理を行い、PDCAでプロセス管理
推進していく。
このプロセス管理によって得られた知見を知財として、蓄積することで、臨機応変に
かつ、スピーディに対応することが可能となる。

打開策決定するうえで、留意している打開の方向性は
 ●値下げ競争に巻き込まれない力を商品・サービスおよびアイデアに持たせること。
 ●そして本質的Needs,Wantsを把握し、そのNeeds,Wantsを満たすコト。そのためには、顧客との関係を決して断たないことである。

最近、その私に、異業種の若い友ができた。
日本蜜蜂の養蜂家である。彼は、養蜂家として独立したのは、3年前。
現在、一年間に150〜200箱の拡張を実践している。そして、その多忙な日々の合間に、日本蜜蜂に興味がある近隣の人達に日本蜜蜂の養蜂の仕方を惜しげもなく、伝授している。みずからの工夫や努力によって得た、知識や智慧・技術を他の救済のために活かす『利他』の精神の実践である。

彼の、知財蓄積の原因は、
1、 徹底した日本蜜蜂のNeeds, Wants, 行動習性の把握
2、 そして、徹底した打開のための進化とカイゼンにある。
日本蜜蜂は、心地よい巣箱には、自然に入ってくるが、気に入るかどうかの調査は
厳密に行っている。(日本蜜蜂の探査行動)
風を読み、匂いを聴き、居心地の良さを測り、見通しの良さ、集団移動のための
目印さえも探査の要因となっていると言う。
そして、彼ら日本蜜蜂のNeeds,Wantsの徹底的な満足を提供するのである。
●蜜箱づくり;素材は入居10カ月前から自然の風雨にさらしておく。
●コーキングは、コーキング部分に切り込みを加えることで、表部を塗りやすく、内部の突出を防ぐ。
●箱の腐食を防ぐために、板の焼き付けをするが、火を嫌う蜂のために、徹底的に
焼すすを取り除く。
●蜜蜂の関心を得る為に、コーキング部分、入り口、天井部、継ぎ合わせ部に蜜蝋
 を溶かし、塗り込める。この際、天井部に塊ができないように、素早い動作が重要。
●まだある。これらの箱を自然に溶け込ませるために、風と天日に当てて、人間の
 匂いを消し去る。
●そうして、やっと設置するのだが、日本蜜蜂の好む立地条件が有るのだ。
 彼は、その好立地場所を、1.風通しの良い岬部、2、巨木のムロ、3、見つけやすい巨岩や墓石などに限っている。
●設置の仕方にも工夫があるし、飛来しやすい日本蜜蜂の道もつくる。
これらの進化は、常に継続される。
その結果が、この成功とこの知見である。
今や、彼を超える養蜂家を私は、知らない。

何年の経験があるとは、彼は言わない。彼が自信を持つのは、経験年数ではなく
如何に、考え、いかに工夫し、いかにその努力の成果を得たか!なのだから。

彼の成功は、日本の明日を担うであろう若き経営者やアントレプレナーたちの、励みに間違いなくなるだろう。

事業の使命に準拠したVisionary Companyの構築プロセスと全くおなじなのだから!
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shimizujcl at 18:13コメント(0) この記事をクリップ!
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岡山の志水

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