2020年02月

アントニオ猪木のガードポジション!!



「猪木vsジャラ・ペールワン」のYouTube動画で、猪木がガード・ポジションを多用しているのを見てビックリして、他にもいろいろ見ていたら、こんなのにもたどり着きましたよ!

15年くらい前の映像。
当時アメリカにあった新日LA道場で撮影されたアントニオ猪木のスパーリング動画。
相手はブラジリアン柔術の強豪のヴァリッジ・イズマイウとアラン・ゴエス。

いわゆる"接待スパーリング"ではあり、ツッコミ所はいろいろあるかもですが。

・この時点で猪木は60歳前後!であることと

・猪木にはブラジリアン柔術の経験は全くない

ということを考えると、正直驚きを隠せない!

・ガードポジション(フックガード)からの前三角や、アキレス・ヒールフックなどの現代MMAやBJJで使用されるサブミッションを多用。

・ガードワークがけっこううまい。特に両脚かつぎ(ダブルアンダー)へのディフェンスとか。

・スイープうまい!4:56と5:53

約60歳、もはや老人といえる年齢の人間の動きとは到底思えない。

おそらく猪木の下ぜめは大坪飛車角(牛島辰熊・木村政彦のプロ柔道出身)経由だと思うんですが、PRIDEやUFCなどが出現するはるか以前からこういうテクニックを体得していたのかと思うと、本当に驚きです!

PRIDEと言えば、猪木は初開催のPRIDE1で高田延彦がヒクソン・グレイシーに敗れた際に、

「よりによって一番弱いヤツが出て行きやがった!」

などと発言して、格闘技側からは、「とんでもないハッタリをかますもんだ」と思われた感じでしたが。

あながちまるっきりのハッタリでもなかったのかも知れません。

いろいろ調べると、猪木はボブ・ループ戦やボブ・バックラウンド戦など、アマレスの強豪選手との対戦では(通常のプロレス試合なのに)けっこうガードポジションを多用していたとか。

40年くらい前、第1回のUFC、ホイス・グレイシー出現よりかなり以前にです。

本当に驚きです。




 

2月18日(火)柔術一般クラス

山田くんクラスでした。

この日は、朽木倒し(アンクルピック)と、ラペラを使ったパスガード、ニーオンザベリーからのラペラチョークを練習しました。

ポジショニングのみに偏らず、テイクダウンや極めもバランスよく指導しています。

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2月18日(火)柔術キッズクラス

またどこかで詳しく書くつもりですが、今、キッズクラスでは、技よりも「身体の動き」を重視した練習をしています。

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続・カーフスライサー(ふくらはぎ固め)とマニア話〜アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン、1976年のカーフスライサー〜






以前


カーフスライサー(ふくらはぎ固め)とマニア話


http://blog.livedoor.jp/shimizupg/archives/52118102.html

と題した記事を投稿したところ、バズって(っていうんですかね)、拡散されて、ブログ閲覧数もすごい数になってビックリしたことがあったんですが。

その続き?です。

最近、YouTubeで、

アントニオ猪木vsジャラ・ペールワン

の動画を見つけて(これも、すごい貴重映像で、これだけでもたくさん発見があり、いろいろと語れる)その流れからあらためて「猪木vsアクラム・ペールワン」を見てみたのですが。

なんとこの伝説的な試合で、猪木がペールワンにカーフスライサーをかけている(かけようとしている)のですよ!

動画の7:40から8:00くらい。

あの有名な、バックから猪木がアクラムの眼に指を入れた、アクラムはそれで失明した、
アクラムは猪木の腕に噛みつき猪木は腕の肉をかじりとられた、云々の直前のシーン。

猪木は胴タックルから入り、そり投げ!
崩れたところで、小手投げ(オーバーフック)でテイクダウン→マウント→バックマウント
バックマウントからチョーク(フェイスロック?)を狙うも、アクラムの首が固く、シングルバック(っていうか、レスリングのまたさき)→足狙いにスイッチ

という流れ。

猪木本人のアフレコ解説で「足狙い云々」を言っているので、足関節狙いは間違いない。たまたまこの体勢になったのではない。また、この体勢から狙えるのはカーフスライサーか、反転させてのレッグスプリットくらいしかない。最初はカーフスライサー狙い、途中から狙う足を変えてレッグスプリット狙いにも見えるけど、カーフスライサー狙いはほぼ間違いないのでは?

ちなみに、失明云々、噛みつき云々のは、この後足狙いをあきらめ、またあらためて首を攻めるシーン。

他にも、興味深い場面としては、3:10で猪木が引き込み→フックガードを見せるシーンもある。
これも、猪木本人がアフレコ解説で引き込んだと証言しているので、たまたまそういう体勢になった訳ではない。

っていうか、この3年後に行われたジャラ・ペールワン(アクラムのおい)戦では、猪木はガードポジション(フックガード)を多用しているし、柔術的な(!?)下ぜめもかなりできるのではないか?そう言えば「ゴングspirit」誌のインタビューでは「若手時代の道場でのスパーリングでは前三角が得意だった」とも言ってた。

それにしても、上記したレスリング的なテイクダウン、足関節技、柔術や高専柔道的な引き込み&下ぜめ、柔道やレスリング的なサイドポジションでの押さえ込みだけでなく、マウントやバックマウントからの極め、と、猪木の格闘技的な実力・技術の再検証・再評価があってもよいのでは?
「プロレスと格闘技をごちゃまぜにするな」というのが現代の常識?ですが。

カール・ゴッチ経由のキャッチ・レスリングと大坪飛車角(プロ柔道出身。牛島辰熊・木村政彦門下)経由の高専柔道的な寝技のブレンド(たぶん。キャッチ・レスリングには、下ぜめ・ガードポジションはない)で、普通の柔道やレスリングとは明らかに違う動きになっている。

けっこう現代格闘技的な動きではないですか?

もちろん、現代のBJJやグラップリングの最先端の技術とはくらべるべくもないですが、40年以上前ということを考えると。

そして猪木のカーフスライサーは、ゴッチ経由ではないか?

カール・ゴッチが修行したウィガン(スネークピット、蛇の穴)の古い写真にカーフスライサーありますね。

https://www.snakepitwigan.com/wp-content/themes/snakepit/images/history-1.jpg

カール・ゴッチ"ちょくでん"というヤツですね(笑)。

猪木の若手時代の得意技がコブラツイストで、さらに平成4年に東京ドームで行われたドン・フライとの引退試合のフィニッシュがグランド・コブラツイスト(ツイスター)なんですが、道場でのガチンコ練習がちゃんとベースにあるのかと思うと胸アツですね!

全くプロレスというのは「底が丸見えの底無し沼」ですよ!

また、この試合を語るときに、「アクラムなんて、腹も出ているし、脚も細い。こんなの強いはずがない。ただのオッさんじゃないか」という声もありますが。

この試合の時のアクラムは、けっこうな高齢(40代後半?)で、すでに引退後であったとかなんとか。
でもおいのジャラの方は、なかなかの体の厚み、身体能力で、それを見ると、アクラムもかつては相当の実力者であったんではないかと思います。

あと、この試合を現代MMAと同列に語ると違和感がありますが、真剣勝負(ノールール、命のやり取り)っていうよりかは、勝敗の事前取り決めなしのプロ・レスリング(スリーカウントかギブアップを奪う)って感じじゃないですかね。例えば肘で急所を打つとか、カカトで頭を踏むとか、故意に相手に大けがをさせる、っていう雰囲気ではない。


※アントニオ猪木vsアクラム・ペールワンというのは、ミスター高橋いわく、猪木生涯たった二度のガチンコ試合(事前の取り決めなしの真剣勝負。もうひとつの猪木ガチンコ試合は対モハメッド・アリ戦)のひとつだったとか。
アクラム・ペールワンという選手は、パキスタンの土着のレスリング(インド・レスリング)の選手で、現地では国民的英雄。
1976年12月12日、パキスタンのカラチ・ナショナルスタジアムで行われたこの試合は、同年に猪木vsアリ戦の行われた後、世界的に広まった猪木の知名度ありきで行われたと言われています。
集まった観客の数は7万人とも10万人とも。

また、この試合によってイスラム社会に広まった猪木の知名度が、のちのイラン・イラク戦争の際の人質解放に役だったとかなんとか、っていうのもあり、プロレスマニアや猪木ファンには、非常に有名で、伝説的な試合なのです。


試合の詳細やことの顛末は、

柳澤健さんの

「1976年のアントニオ猪木」



に書かれています。









2月16日(日)柔術一般クラス

再三再四のアナウンスですが、パラエストラ岐阜は、土日も開館していますよ。

○土曜日
10:00〜12:00柔術一般クラス
19:30〜21:00総合格闘技クラス
21:00〜22:00柔術初心者クラス(&一般フリースパーリング)

○日曜日
10:00〜12:00柔術一般クラス

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