新潟市の皮膚科医のブログ

新潟市中央区のしむら皮膚科クリニックの院長のブログです。

カテゴリ:治療機器・診断機器 > 光線力学療法(PDT)

日光角化症は、前癌病変である皮膚腫瘍で将来的に皮膚がんになる可能性があるので治療が必要です。治療としては、切除、液体窒素、抗癌剤の塗り薬が一般的ですが、海外ではPDT(光線力学療法)を第一選択としている国もあります。PDT(光線力学療法)は組織に入って行きやすい光感受性物質であるALA(アミノレブリン酸)を病変部に塗って、ある波長の光を当て、選択的に組織破壊を行う治療です。

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治療前。ここにALA(アミノレブリン酸)を塗って4時間置きます。

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4時間経ったら、紫外線ライトを当ててALA(アミノレブリン酸)が吸収されているか確認して、

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赤色ダイオードを30分照射します。照射中はあってもチリチリする痛みくらい。

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1週間後です。1回の治療で見事に消えました
しばらく経過観察して再燃するようならもう1回治療します。

簡便で安全な治療なので日本でも保険適応してくれるといいのですが・・・

イボに対する光線力学療法(フォトダイナミックセラピー)を本格的に開始いたしました。

当院で液体窒素療法をメインに治療していて、なかなか完治しない患者さん数人にお勧めして光線力学療法を施行してみました。
結果は、5人に施行して4人が完治
国内外の論文でも50~60%の奏効率のデータが出ています。
論文上の平均治療回数は6~8回。
ちょっとめんどくさい治療ですが、痛みも少なく(当院では痛みよりもチリチリした感じを訴える方がほとんど)、奏効率も高いので是非お勧めです。

治療の流れは、
1.アミノレブリン酸軟膏をイボの上に塗布します。

2.塗布したところをラップで覆い、さらにアルミホイルで覆い、テープで固定します。

3.4時間そのままとし、アミノレブリン酸をイボに吸収させます。

4.ラップ・アルミホイルを剥がし、皮膚表面のアミノレブリン酸軟膏を拭き取ります。

5.LED(発光ダイオード)治療器を用い、赤色光を20~30分照射します。

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写真はLED治療器

費用は、1回6,000円になります。自費初診料が3,000円、自費再診料が1,000円かかります。 

なかなかイボが完治せず、お困りの方にお勧めです! 

しむら皮膚科クリニック

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先日購入したLED美顔器で、光線力学療法(PDT:photodynamic therapy、フォトダイナミックセラピー)を始めてみました。

光線力学療法は組織に入って行きやすい光感受性物質であるALA(アミノレブリン酸)を病変部に塗って、ある波長の光を当て、選択的に組織破壊を行う治療です。

適応疾患は、皮膚ガン、イボ、水虫、ニキビ、掌蹠膿疱症など多岐にわたります。今のところ、イボと水虫と鼻の脂漏に対してやっています。結果が出るまで数回かかりますが、どれほど効果が出るものか今から楽しみだなあ

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赤色と青色のLEDの美顔器を買いました。美顔用の器械なのですが、もちろん治療に使います。

赤色は光線力学療法用(photo dynamic therapy PDT、フォトダイナミックセラピー。ALAという物質を塗って光をあてる治療。にきびとか皮膚腫瘍とか水虫とかイボとかいろいろ治る)に使って、青色はそのまま使用して、にきび菌の殺菌に使用します。

本格稼働はまだですが、いろいろ試して行きたいと思っています。

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