志村建世のブログ

多世代交流のブログ広場

2011年12月

日本政治の本当の危うさ

 消費税問題と原発事故対応が大きなニュースになった年末だが、日本の政治は重大な暴走を始めているのではないか。天木直人氏のブログは、民主党政権下での「野党不在」の状況を鋭く指摘していた。民主党が野党でなくなったために、平和・安保の問題がブレーキを失ってフリーパス状態になっているというのだ。
 次期戦闘機F35の採用でも武器輸出3原則の見直しでも、自民政権下で提案されたら民主党は野党として徹底的に論争を挑んだに違いない。ところが今は与党としてそれらを推進する立場になり、自民政権でさえ簡単にはできなかったような踏み込みを始めている。自民勢力はもともとチェックするつもりはないし、議論するとしても解散総選挙の理由づけにするだけだろう。
 経済の建て直しと原発をどうするかが日本の重要課題であるのはわかっているが、いずれも日本の国内問題に属する。世界に対して日本がどういう立場でどんな進路を取るかは、日本の憲法をどうするかという問題にかかわってくる。その議論を避けたままで、既成事実の積み上げで日本の針路を変えて行くのを、ただ傍観していたら危険ではないか。
 不幸にして今の日本の政治では、その対立軸が見えなくなっているのだ。天木氏は「憲法9条が泣いている」と、やや情緒的なタイトルをつけているのだが、これは情緒ではなくて国の基本の問題になる。子孫にどんな国を残すかということではないか。
 反原発は、反戦・平和の運動とも連動しているが、来年の原発ゼロ実現とともに、平和と憲法9条の問題を、改めて広く国民の課題にしなければならないと思った。今の政党では影が薄れているが、国民は忘れてはいない。憲法9条を次の総選挙では政党の公約第1項にさせよう。

2011年を送る・電気の光(替え歌)

(「蛍の光」の替え歌です)

電気の光 ゆらめいて
にわかに節電 夏のころ
いつしか年も 終わるとき
思い出さまざま ひびき合う

町ごと呑まれた 大津波
呆然たたずむ 人々よ
まぶたに焼き付く その姿
抱きしめ今夜も 祈ります

想定外の 原子炉は
もろくも吹き出す 放射能
冷温停止と 言うけれど
廃炉に最低 四十年

あしたの日本は どこへ行く
内外波風 厳しくも
どこへも行けない 民がいる
絆をたしかめ 生きて行く


無残なり民主党政権

 厳しい寒さの年末とともに、民主党政権の中にも荒涼たるすきま風が吹き抜けている。もはや公約違反の党内にとどまってはいられないと、離党する議員が増えてきた。年明け早々から新党立ち上げが始まるという。「対米自立」も「コンクリートから人へ」も、公約はあっさりと捨てて、消費税増税路線を「不退転の決意」で進めるというのだから、民主党の選挙公約は完敗に終ったと言ってよい。
 あの夏の政権交代の熱気は、いったい何だったのだろう。長年の保守党政治に風穴があいた、聖域として守られてきた利権国家の体質にメスが入ると誰もが期待していた。一回の政権交代で、すべての問題が解決に向かうとまでは思わないにしても、今までにない新しい流れが始まることを疑う者は少なかったと思う。事業仕分けは、そのハイライトだった。
 どうも様子が変になったのは、鳩山氏の「普天間基地の移転先は、最低でも県外」が怪しくなった辺りからだった。小沢、鳩山両氏への「カネの問題」での執拗な攻撃もあった。それにしても意外なほど脆い頓挫と政権投げ出しだった。後を継いだ菅氏だが、これがまた対米従順と消費税発言とで、期待外れに輪をかける結果になった。あとは思い出したくもない後退の連続だった。
 一連の成り行きを見ていて民主党支持者としての最大の不満は、民主党が戦わずして撤退を繰り返すように見えたことだった。政権を与えてくれた支持者のために渾身の力をふるって戦い、刀折れ矢尽きて敗れたというのならまだ許せるし、怒りは抵抗勢力に向かって、民主党をさらに支持しようとする力にもなる。だが、たとえば対米交渉で、一度でもそのような真剣な姿勢を見せただろうか。
 問題は公務員制度の改革でも、特別会計の利権構造の解体でも、すべてに共通していたように思われる。国民が付託した意思を代弁して改革を断行するという迫力に欠け、官僚や財界の立場に気を使いながら、結局は協力して貰える範囲の仕事しかしていないのではなかろうか。
 東日本大震災が民主党政権下で起こったことは、民主党が正気を取り戻すチャンスかもしれないと私は思った。自公政権が進めてきた原子力・エネルギー政策を根本から見直すのも、批判的な立場から徹底してできる筈だった。しかしこの面でも、無難な挙国一致が優先されつつあるようだ。
 自民党は政権に慣れすぎて政官財の癒着を引き起こしたが、民主党は政権の素人ばかりで行政の能力が不足だったのだろうか。だとすれば経験を積めば改善が期待できるのだろうか。衆議院4年の任期は半分を過ぎている。あと1年半で昇り竜の目のさめるような活躍は、初夢としても無理だろうか。

2011年末ブログ望年会

 今年もいよいよ押し詰まり、忘年会の季節となりました。当ブログでは、例年「望年会」と称しまして、この一年を振り返り、来る年への期待などを話し合う席を設けております。本日の深夜12時まで、コメント受付をフリーにしておきますので、どなたでもお気軽にご参加ください。コメント欄にいただいた投稿を、順次オモテ記事に掲載しながら会話を進めてまいります。ブログをお持ちでなくても、メールアドレスがあれば支障ありません。初めての方も、どうぞご参加ください。
 それでは、今年も長老の「うたのすけ」様から開会のご挨拶をいただいておりますので、ご披露させていただきます。
(うたのすけ様) 
 ブログ連歌にご参集の皆様、今年も望年会が巡ってまいりました。この歌会年を追うごとに隆盛を極め、大勢の皆様の忌憚なき投稿によって、他の追従を許さぬブログ界きっての親睦団体の地位を確保して参りました。
 ここに改めて志村大兄の昼夜にまたがるお骨折りに感謝であります。このこと並大抵の気合いでは出来ぬ作業であります。私ごとではありますが、ブログ連歌によって勇気づけられ、或いは笑いを誘われて参りました。鬱が躁に替わり日々新たなる境地に立たされて来ました。
 さて顧みますればこの連歌の集い、2007年10月27日の志村氏のブログの「ブログ連歌へのお誘い」に端を発しており、以来4年の長きにわたり、本日5時47分現在4520句に至っております。
 そして年の瀬の望年会も毎度盛会でございます。今年も大勢の方々の参加を願い、ここに発会の音頭を志村大兄のご指名により、不肖うたのすけがとらせて頂きます。
 皆様、お手元のグラスにお好みの飲み物をお注ぎ下さい。よろしいですか。それでは皆様、カンパーイ!
(志村) 
 うたのすけ様、ありがとうございました。私も4年前を思い出しました。最初は実際に人の集まる会をイメージしたのですが、ブログの特性を生かした「ブログ望年会」で正解だったようですね。これなら会費も旅費もかかりません。毎年新規の方が見えるのも楽しみです。今年はどうでしょうか。
(相々健々様) 
 皆さま方を差し置いて大変失礼いたします。帰省前での言い捨てのご無礼をお許しください。
 今年の漢字は『絆』が選ばれましたが、自分は『残』という漢字を思います。特に、国土の一部を半永久的に損壊する事故を発生させ、多大な害を今なお発生させる恐怖を残している原発を「冷温停止、事故は収束」として忘却・風化させようとする動きを目の当たりにし、その感を強くいたしました。
 解決どころかむしろこじれるように残されているものが増えてはいないでしょうか?
 生き残りながら取り残されている人々は多くいます。
 変革を願い、託しながら約束全てが反故にされ、放り出されたも同然の人々の無念の怒りは渦巻きながら残り、むしろ激しくなってはいないでしょうか?
 過去にして忘れよう、とにかく先に進もうという主張がまかり通ろうとする状況だからこそ、様々な『残された存在』を忘れずに見すえつつ、“本当に良い解決”を考えていくことが大切だと思うのです。
 最後になりますが、志村様、今年は何かとありがとうございました、お礼申し上げるとともに、来年もよろしくお願いいたします。
(志村)
 どうぞご無事で行ってらっしゃい。どうぞよいお年を。
 来年こそ、本当によい年にしたいですね。うわべだけの前進で見過ごされる「残」を大切にするというのは、大事な視点だと思います。新年には旗とともに、そんなアピールもしてみませんか。また西口でお会いしましょう。
(みどり様)
 ブログ望年会、待ち遠しいような気持ちでおりましたが、年初めの諸々の用意があり、今しがた帰宅致しました。楽しい企画を今年も続けて下さいましたこと、ありがとうございます。これから小休止です。
 うたのすけ様、力強い乾杯の音頭ありがとうございました。一口飲み物を頂きます。行動が遅くなり、年末の用意が整わず落ち着きません。女性群はおいおい顔を見せて下さるものと思います。
 まずは昼時、お料理を御馳走になりますね。私も改めて夜に伺いますが、なんとか料理の一皿二皿なり持参したいと思います。どうぞゆっくりなさって下さいませ。
(志村)
 家庭では、まだまだお忙しい時間帯と思います。どうぞご都合のよいときに、またおいでください。お待ちしています。
(深山霞様)
 今、広島労働局から帰宅しました。今年最後の、「健康管理手帳」(石綿)手帳の申請を済ませました。今年は、自らの病の根源が判明し、それにより、これからのライフワークにたどり着くという、私にとって、大きな転換期となりました。それに付けても、ブログを通じて、励まされくじけることなく新年を迎えられそうです。皆さん本当にありがとうございました。年明け早々には、十人の「健康管理手帳」(石綿)申請が待っています。一人でも多くの、アスベスト曝露者が、救われる年になりますように。また、ノーモアーヒロシマ、ノーモアーナガサキ、ノーモアーフクシマの年になりますように。脱原発是非ともその流れを、作りたいものです。脱アスベストがなされたように、必ずや脱原発の流れが来ると信じています。皆さん良きお年をお迎えください。
(志村)
 アスベスト問題の深刻さと、それが今の放射線被曝問題と関連していることに気づかせていただきました。「悪いものは悪い」を徹底するしかないのですね。後追いの対策では、多くの人が苦しみます。原子力被害も「元から断つ」ためには、核の廃絶しかありません。
(花てぼ様)
 素っ頓狂も長屋の賑わいとか申します。やっと駆け付けてまいりました。が、まだ頭が真っ白です。「頓狂」の所以であります。
 先ずは志村様、いつも茶の間をご提供ありがとうございます。うたのすけ様には、ご無沙汰しておりまして、今夜、志村様宅でお会いするからとばかり横着をしておりました。みどり様同様、後ほどまた伺いますがうたのすけ様はその頃はもうおねむの時間かもしれません。先ずはご挨拶かたがた顔出しまで。
(志村)
 いつも多彩な才能満開の花てぼさん、世の中を明るくしてくださいます。ブログには視覚・聴覚の宝物が山積みですから、皆さんにも訪問をおすすめします。入り口はこちら
http://pub.ne.jp/Shography/

(遊工房様)
今年は大変な年になってしまって
実は
希望は無くなって
やけくそなんです

原発全面停止まであと6基とはいえ
停止させまいとする勢力の異常なこと
私から見れば気がくるっているとしか思えないけれど
これまた絶望のあまり
やけくそで
儲けられる限りは儲け
うまく行くなら
切り抜けて絶望は他に押し付けて
経済 経済 と
いうことなのかなあ
 
ともかく私の目には
原発廃炉まで何十年かかるかわからず
それまでに
またあの地球が脱線したか!?と言うような地震が
きっと来ちゃう!

恐ろしいのです
 
ともかくすべての原発は止めて
子供や若者が生き延びて行けるように
やけくそながら できることをしないと
 
津波でたくさんの人 物を失って
絶望している人たちも
生き延びて
ともかく 生き延びて行かないと
と 思うのです
 
やけくそですけれど
死ぬまでは頑張って生き延びないと

暗い話ですんません
(志村)
遊工房さんのお気持はよくわかりますが、ブログをお訪ねすると、決して暗さがありません。言いたいことは黙っていられない、すごい活力が伝わってくるし、毎日が話題づくりの達人のようです。
http://yuukoubo.blog.ocn.ne.jp/yuu/
百聞は一見に如かず、です。何かあったときに、人のために我を忘れて働いてしまうだろうと私は思っています。死ぬまで生きていて下されば結構ですから、体は大事にしながら、いつまでも元気にご活躍ください。また、前回よりは少しゆっくり、お会いしたいですね。
(うたのすけ様)
 大事な望年会というのに咳と喉の痛みで医者に行ってきました。別にお医者さんにかかるほどの症状ではないのですが、年末年始にこじらせでもしたら大変ですので行ってきました。ところで処方されたお薬が多いので並べてみます。
一つ 細菌の感染を抑える薬
二つ 咳を鎮める薬
三つ 腹の調子を整える薬
四つ 痛みや炎症を抑え、熱を下げる薬
五つ 胃酸の分泌を抑える薬
以上でありまして、家へ戻って直ぐ服用、直ぐ効果が表れホッとしております。
(志村)
 医者通いも仕事のうちです。お疲れさまでした。医者の処方も、長持ちする「おせち薬セット」ではないでしょうか。効いたのでしたらお買い得です。温かくしてお大事にお休みください。
(花てぼ様)
 あら、うたのすけ様、まだ起きていらっしゃいましたね。お醤油買いやモンブランのお話は拝見しておりました。お風邪でしょうか。どうぞお気を付けくださいませ。
 私はブログを始めてから確か6年めに入っているのではないかと思いますが、私が目下密かに企んでいるのは、この31日除夜の鐘を聞くと同時にアクセスカウンターが20万を数える瞬間を見るということです。今のままですと1日100人として丁度あと3日でうまい具合にいくという勘定です。
 すみません馬鹿なことに命かけているみたいに。
 「人の褌で・・・」あらら、この事、も少し雅な言い方がないのかと調べていましたら「人の牛蒡で法事」というのがありました。
 ここにあまり気が利いたことを入れられないものですから、上の格言ではありませんが、私は今夜は次の方のブログを紹介したいと思います。「いらくさ」さまのブログです。福島の方で、今入院なさっていますが、非常にユニークな詩や俳句を大変「雅」な言葉を使ってお作りになります。私は今日は「垂り(しずり)」という言葉を知りました。 いらくささまのブログはこちらです。
http://terayamahe.seesaa.net/
(みどり様)
 出来たての料理を持参いたしました。(みどりの本日のブログ)
http://pub.ne.jp/20071203MOTOTO/?daily_id=20111228
 先程、深山霞様がお越しのようでしたから、奥方のかすみ様を誘いに回り道してきました。金柑の甘露煮を沢山作っておりましたので、是非お持ち下さいとおねだりして参りました。よろしかったら、ご夫妻で再度お越し下さるようにお願い致しましたが、どうでしょうかしら?
遊工房様
 こんばんは。
ほんとうに、誰もが心が荒んでしまいそうな今年でした。
私は昨日、昨年春に病院で同室だった方から、お誘いを頂き半年ぶりで会いました。
彼女は佃島で生まれ育った、女性でS23年生まれです。江戸っ子という感じの方です。
片方の目を失明した上にも、血管を脚から取り、心臓へ繋げる大手術後に菌が入ってしまい、再入院しました。現在は仕事も失いました。
高級マンションも越さざるを得ず、前途多難ですが再起を目指しております。
 東北の事態はとても酷く、辛い事ですが、皆どこか耐えがたいようなことに、明るく耐えている気が致しました。
日本中が放射能汚染されてしまうようなことは、何としても反対し続けましょう。
横須賀の原子力潜水艦の母港化は、あまり注目されておりませんが、あの中の原発の恐怖もあります。
甥たちの家があり、流砂現象も危惧されます。
 地元にマグニチュード9,0の地震が来たらと考えましても、いい知恵など湧きません。
ですから生き延びられるだけ生き、その間前向きに生きるしかないというのは、同じ気持ちです。
遊工房様には見知りのない女性の話も、同じでした。
「私たち、ズバリ言えば死にぞこないだよね。足掻いたってしょうがないよね」
あまりの言い方に唖然とし、次に頷きながら、心から笑ってしまいました。江戸っ子の父親を思い起こしながら、こういう言い方に、久しぶりにあったという思いがありました。
やけくそも同じ類でしょうかね。
怖がることはありませんよ。
此れだけ生きたら、後は死ぬだけですもの。
でも、今夜は希望の望年会です。
自分の立ち位置を誤魔化さずに、それでも支え合えるものなら支え合い、精一杯生き続けましょうね。
志村様
 個人的話が長くて済みませんでした。
でも、ご一緒に聞いて頂きたいとも思いました。
いつも暖かいお力添え感謝申し上げます。
明日はどうなりますか・・・・・・
解っているようで、その実なにも解らない身でもあり、方向も掴めない未熟な有様はご存知の通りです。
呆れながらも、どうぞ今後ともによろしくお導き下さい。
(志村)
花てぼさん、いらくささんのブログを見てきました。映像と言葉と文字が、不思議な世界を作っていますね。自分にはできないが、その魅力を感じることはできます。書道とも似ていませんか。
 みどりさん、深山霞さんから「アスベスト」の本を一冊お預かりしています。年内にお送りしておきます。難病とたたかう人たちの気持は、短歌を通してみどりさんと通じているようです。道は遠くても、あきらめない人たちを見るのは力になるのですね。 
(遊工房様)
みどり様、ありがとうございます
この間、かわいい少女の日本舞踊を見てきて、みどりさんを思っていました
日本舞踊って いいですね
私 描きたいです
ブログに載せた絵 見に来てください
http://yuukoubo.blog.ocn.ne.jp/yuu/2011/12/post_121a.html
(ハムハム様)
 今年も、旅がらすの道すがら、チョク、チョク、「長屋シムラ」に寄らせていただき、大家のご隠居さんにも甘えて、言いたい事も言わせていただいてしまいました。表現の自由の素晴らしさを体感して、大変生き甲斐を感じた年でした。有難うございました。
 戦前と戦後の両方の時代を生きた経験があり、両者を実感的にも比較できる数の少ない世代の一人として自負しております。生きているだけでも存在理由があるとも思っております。
 来年は、国民皆で、もっと大きな課題を背負う事になると思いますが、皆さんとの交流を通して力をいただき、老若男女共にダッシュしたいと思います。来年も宜しくお願いいたします。
(志村)
ハムハムさん、年賀状を書きながら「昭和はだんだん遠くなる」と書いていました。それは忘れ去ることではないのですね。忘れてはいけないものがある。それが現代に生きるようにするのが私たちの仕事なのでした。
(深山霞様)
 私のブログに金柑の甘露煮を持参しました。皆様でご賞味ください。先ほどまで、姉、弟の家へみかんと、餅を配っていました。あかねは、年賀状作成で、疲れ果てています。例年自分の仕事として、やってくれるので、甘えています。そのうち、皆様の所へ、参上すると思います。
http://fujimori.no-blog.jp/blog/
(志村)
 深山あかねさんは、きちょうめんに仕事をなさる方なのでしょうね。こちらのエントリーは、ずっと開けておきますから、明日でも結構です。無理はなさらないようにお伝えください。深山さんの投稿は保留対象にはなりません。
(花てぼ様)
深山 霞さま
今、みどりさまのところへ寄り道していました。
今年は私のブログにもお出でくださりありがとうございました。あかね様の金柑の甘露煮、朝の内にひとつつまませていただいていました。
霞様のところでも二個つまみ食いしてきました。
今後ともお身体お大切にご活躍されますようお祈り致します。
(深山あかね様)
 遅くなりました。うたた寝しそうでしたが、みどりさんに起こされてヘアースタイルなど整えてやっと参加できました。
 福島の原発事故収束宣言はありませんが、おくればせながらも平成天皇より原発中止の詔勅があす正午にあります。という夢を見たというえいこうさんはまだですか?
 花てぼさん、さきほど、『花連』のCDをコピーしてさしあげた友達のうちに届け物を持っていったらとてもよかったので、友達にまわしてよいかと聞かれ、みなさんに回してあげてくださいといっておきました。
 それに金柑はひとつつまむとそれだけでは終わりません。夫に姉夫婦に届けてもらったら、目の前で半分食べてしまったというので今晩あっ、明けたので昨夜また一瓶持っていきました。
 志村さん、お褒めいただいたのですが、わたし几帳面に仕事できません。志村さんの『百人一首』字あまり字足らずなしに収まっている解説に、いつもすごいなと感心しています。たまに新聞にエッセイを頼まれたりすると、いったん長い文章を書いて削って削っていきますが、ことばにまったく艶がなくなったりしてしまいます。志村さんの解説ではその句をより深く味わえるので不思議です。
 ブツブツ。酔いが回ってきました。
 艶といえばうたのすけさんのブログにはなんともいえない色気を感じます。ね!お父さんそうでしょ!といつも夫に同意を得ます。夫も「そうだね、そうだね」といっています。奥様がうらやましいですが、いまごろは御寮人ともぐっすりでしょうね。
 みどりさん、おさそいありがとうございました。みどりさんのブログに習ってきのうは花を買ってきました。なんと夫も買ってきていました。大きな声ではいえませんが、花を買うのは私のほうが少し上手。きょう預かる予定の孫が帰ったら仏壇や玄関に飾ります。
(志村)
 やはり深夜にお見えでしたか。昨夜は少しくしゃみが出てふとんに入り、また起きるつもりが、そのまま寝てしまいました。「百人一首」の本文は、父の文章です。あの人の残したものとしては、よく出来ている本の一つだと思います。
 わが家も昨日は玄関に小さな正月飾りをつけました。そちらはお孫さんが見えますか。楽しみですね。よいお正月になりますように。
 皆さま、ご参加ありがとうございました。中締めのあいさつをしたつもりでしたが、いま見たら入っていないのに気がつきました。改めてご参加にお礼申し上げ、明年のご多幸を念じます。
 原発中止の詔勅は、主権者たる国民みんなで出しましょう。

原発の全面停止まであと6基

 九州電力の玄海4号が25日に定期検査で停止したため、これで九州電力管内の稼動原発はゼロとなりました。残る原発は、日本全国で6基だけです。おそらくこれで年を越すことになります。54基もあってその7〜8割が稼動していたものが、稼動1割となり、さらにあと数ヶ月でさらに減ってゼロになるところまで来ました。
 当ブログでは、原発の全面停止に向けて、「原発の全面停止まであと○○基」と、リアルタイムでカウントダウンを表示しています。現在運転中の原発と、定期検査で停止する予定期日の一覧表を更新しました。

北海道電力 泊3号 未定(2012年5月?)
東京電力 刈羽5号 2012年3月
       刈羽6号 2012年4月
関西電力 高浜3号 2012年2月20日
中国電力 島根2号 2012年1月
四国電力 伊方2号 2012年1月

 九州や関西ではこの冬の節電を呼びかけていますが、ともかく原発がゼロでも、なんとかやって行けるという実験は成功すると見ていいでしょう。古い火力発電所の復活など、コストや温暖化ガスの問題はあるにしても、私たちの国が、まだ引き返し可能な時点で原発事故を起こしたことは、感謝すべき天の配材なのかもしれません。
 折りしも福島原発の事故についての検証結果が発表され、東電の危機管理能力の欠如が改めて明らかになりました。しかし、この結果の受け取り方で、進路は二つに分かれます。この教訓を生かして今後の原発の管理には万全を期す。海外にもそのことをアピールして、日本の原発技術を積極的に輸出したいと考える人たちもいるに違いないのです。むしろそれが多数かもしれません。
 今までの技術開発だったら、それでよかったのです。先人たちの無数の失敗と犠牲の上に、現代の文明は築かれてきたのですから。しかし、核エネルギーの利用は従来の開発の延長ではない、人類が手をふれるべきでない危険な領域に属するというのが、私たちの立場です。
 これは、人々の国民投票で決めるべき問題でしょうか。私は、それも少し違うように思います。もし人々が原発を容認して人類滅亡を招いたら、自己責任だから仕方がないと言えるでしょうか。もっと高度な政治的な決断によるべきだと思うのです。その決断を迫るために声をあげて行きたい、私はいま、そのように考えています。

(お知らせ)明日の午前10時から深夜12時まで、当ブログ恒例の「年末望年会」を開催いたします。時間を長くとりましたので、ご都合のよい時間にお立ち寄りください。コメント欄への投稿を、順次オモテ記事として掲載いたします。時間内は受付けフリーとしますので、初めての方も安心してご参加ください。メールアドレスがあれば大丈夫です。



ブログ連歌(226)

4499 天皇制 無用の長物 何よりも
4500  惜しめ留めし 人民解放 (恩義)
4501 何ゆえの 休日なるやも 思わざり
4502  かの人もまた 老人の相 (建世)
4503 かの人を 学童疎開の 戦友と
4504  日頃日常 親しみおぼえ (うたのすけ)
4505 軍国の 専制終わり 象徴化 (みどり)
4506  我人間なりと 宣言を出す (ハムハム)
4507 千年の 文化遺産を 体現し
4508  統治せぬこそ 存続の道 (建世)
4509 皇室の ゴシップ記事に 一喜一憂
4510  そんな吾輩 許されて日本 (うたのすけ)
4511 予算出て ますます混迷 新年度 
4512  来年の末 誰が総理か (建世) 
4513 荒廃の 世にも光の 有れかしと
4514  つなぐ縁に いのち輝く (みどり)
4515 郵送で 普天間基地も 返したい (建世)
4516  電卓叩き 送料幾ら (うたのすけ)
4517 10条を 試してガッテン 波静か
4518  安保条約 世界の掟 (ハムハム)
4519 九条を 試してガッテン 波静か
4520  平和憲法 世界の掟 (建世)

原発を許すまじ(替え歌)

ふるさとの町 追われ
住みなれしわが家 そのままに
今は訪ねる すべなし
 ああ許すまじ 原発を
 二度と許すまじ 原発を
 われらの町に

ふるさとの 野も山も
あまねくむしばむ 放射能
フクシマの名は 呪われ
 ああ許すまじ 原発を
 二度と許すまじ 原発を
 われらの国に

ふるさとの海 けがれ
沖に住む魚は 事なきや
憂い波うち 果てなし
 ああ許すまじ 原発を
 二度と許すまじ 原発を
 われらの海に

この国の 人々よ
こぞり立ち叫べ 高らかに
われら許さず 原発と
 ああ許すまじ 原発を
 ああ許すまじ 原爆も
 地球の上に

元歌「原爆を許すまじ」は、ここで聞けます
http://www.youtube.com/watch?v=zq9pXGShrHk

(お知らせ)この28日の午前10時から深夜12時まで、当ブログ恒例の「年末望年会」を開催いたします。時間を長くとりましたので、ご都合のよい時間にお立ち寄りください。コメント欄への投稿を、順次オモテ記事として掲載いたします。時間内は受付けフリーとしますので、初めての方も安心してご参加ください。メールアドレスがあれば大丈夫です。


来年度予算案に見る政治のメルトダウン

 野田政権による来年度の予算案が固まったが、復興予算にメリハリのない放漫財政を加えた、しまりのないものになったようだ。震災復興に全力を注がなければならない事情はみんな知っているのだから、不要不急や疑義のある公共事業は凍結するのに絶好の環境だった。富裕な所得や相続や、投資の不労所得への行き過ぎた減税を是正するのにも、抵抗感は少なかったことだろう。しかしそれらの財源を増やす努力を真剣にした形跡はほとんどなかった。いったい誰に遠慮したのだろう。
 デフレで景気が悪いのに困っているのは事実だが、これ以上借金を増やしては国の未来が暗くなることも、誰でも知っている。競争が激しく物価は下がっているのだから、金は使わず大事にしまっておくに限ると考えても不思議はない。国に将来のビジョンがなく、世界の金融も不安定と聞かされたら、ますます守りを固める気持になる。これで景気が回復するわけがないではないか。
 増税を口にしたら選挙に勝てないというが、国民は民主党に期待して、任期4年間の多数議席を与えていたのだ。その任期は、まだ半分を少し過ぎたところでしかない。選挙で公約したことの半分でも4分の1でも10分の1でも実現して見せる気概を示すことはできないのか。
 民主党の政策は、自公野党の政策とごちゃごちゃに入り混じって融解してしまった。消費税率の引き上げを論じる前に、日本の財政を根本から洗い直して再建してみせる、その上でどうしても消費税の増税が必要なら、総選挙で信を問うというのが公約だった。その民主党が、菅氏以来、率先して消費増税を話題にするようになったのだから、これが最大の公約違反と言うしかない。民主党内にも消費増税反対の議員グループがいて、いざとなったら離党も辞さないそうだが、それが直ちに多数派になるのは難しいだろう。
 ところで、生活にも困る低所得者は、もともと所得税は払っていないから税率の増減には関係がない。唯一確実に負担させられるのが消費税なのだ。税の所得再配分機能から考えれば、一般消費税は、失敗した税制の最後の非常手段ということになる。北欧で採用しているから真似ればいいというものではないのだ。
 増税を口にすれば選挙に負けるというのも、一種の神話だろうと私は思っている。国民の不公平感を和らげ、国の将来が安心になるような増税の方法がないわけがない。そうした責任ある増税を掲げる勢力が出てきてほしいものだと心から思う。与野党融合の廃炉からは官僚主導の自動運転政治しか出てきそうもない。来年後半あたりからは、政界再編への動きを期待したい。

天皇制をどうするか・私の皇室典範改定案

 昨日の天皇誕生日、恩義(Oblige347)さんからのブログ連歌への投稿で、図らずも天皇制の今後について考えることになりました。皇族の減少による皇位継承断絶の可能性、つまり最近の女性宮家創設の議論とも関係してきます。
 私の基本的な立場は、天皇家の問題も、なるべく一般の家庭の問題と同じように考えてあげたいということです。少子化の時代に、家系や家業の継続をどのように考えたらいいかということです。
 まず、女性宮家については、結婚時の当事者二人の意思を尊重すべきでしょう。結婚後に夫と妻と、どちらの姓を名乗るかという問題です。夫の姓を名乗るのなら、女性皇族の臣籍降嫁で今と同じですが、夫が同意すれば夫が皇族になることにすればよいのです。この場合、夫は天皇になれないことにしてよいでしょう。ただしこの夫婦の子は、天皇になる資格を持ちます。夫が皇族になるのは、皇室会議の承認事項としてもよいかもしれません。
 天皇を議長とする皇室会議(現行制度の会議ではありません、現在の皇室会議では、皇族は議員10名の中の2名しか参加せず、総理大臣が議長になります)には、もっと自主的な権限を与えたいものです。次の天皇になる皇太子は常に決めておかなければならないが、その人選は皇室会議が行うとすればよいではありませんか。長幼男女の別で法定しても適任でない場合もあるかもしれません。天皇家のことは、天皇家に任せるのが筋というものです。
 そうしておけば、高齢になった天皇が自ら退位して上皇となり、皇位を若い世代に譲ることも可能になります。今よりもずっと人間的な皇室になるのではないでしょうか。さらにこれは、天皇制そのものをどうするかを、皇室自らが考え決断する可能性を開きます。
 日本の天皇は、神話伝説の時代を含めれば125代の世襲を重ねています。国家として古い暖簾を誇る上からは、世界にもまれな立派な看板と言っていいでしょう。しかしこれが国民の間にあいまいな依頼心を醸成し、近代国家の国民としての自覚を育てなかったという意見もあります。さらに日本を特殊な選民国家だとする偏狭な国粋主義を育てる危険性もなしとしません。
 私は個人としては天皇制はあってもいいと思うのですが、もしも天皇制が全くの無用になった、あるいは存在が有害になったと判断される時代がきたら、皇室会議の決議をもって天皇制を廃止し、皇族もすべて日本国民になることができる、そのような可能性を与えてあげたいと私は思います。皇族だって、ふつうの日本国民になりたいかもしれないのですから。
(追記・ここで述べた「皇室会議」は、現行の法制度下の会議ではなく、天皇が実質的に主導して皇室のことを決められる機関をイメージしています。用語として不適当だったかもしれませんが、本来そうあるべきだと思います。)

西六郷少年少女合唱団のクリスマスコンサート

 寒風の身にしみる今夜、蒲田駅西口前の「ふれあい広場」で西六郷少年少女合唱団のクリスマスコンサートがありました。地元では恒例のイベントになっているようです。冷え込む夜風にも負けず、子供たちは30分にわたって十数曲の聖歌を熱唱してくれました。
 西六郷少年少女合唱団は、公立の西六郷小学校の学童で結成されている特異な合唱団です。私が「みんなのうた」を担当していた48年前の年末には、この合唱団の声で「線路はつづくよどこまでも」が流れていました。夢の超特急と呼ばれていた東海道新幹線が、夢でなく本当に走り出す一年前のことでした。その後、西六郷少年少女合唱団は「みんなのうた」の50曲を歌ったということです。
 この合唱団の強みは、団員のほとんど全員が下町・工場地帯の住人で団結力が強く、子供らしい活力に満ちていることでした。それが当時の「みんなのうた」の、子供を元気にする新しい歌を普及したいという制作意図に合致したのだ思います。すぐれた指導者がいて、基礎練習をしっかりしてから録音に来てくれることも魅力でした。
 その合唱団の伝統が今も脈々と続いて、元団員だった現職の先生が指揮と伴奏をして、市民コンサートに登場しているのでした。寒さに負けな強さは、地元に根を下ろした草の根の強さなのでしょう。この合唱団と「みんなのうた」との因縁は、この26日、月曜日の読売新聞朝刊でも紹介される予定だということです。



八ッ場ダム遥かなり

 八ッ場ダムについては、ついに工事再開・完成へと政府の方針は決まってしまったようだ。「コンクリートから人へ」のスローガンで中止を唱えた前原氏が最後の抵抗をしているが、終戦処理の形づくりをしているようにも見える。民主党の政権公約は、これが消えると、目ぼしいものはすべて消滅ということになりそうだ。
 公約だから絶対に守るべきだというのではない。今は8割まで終っていると言われるようになった工事の実態はどうなのか、私は秋に訪ねて写真とルポでこのブログで報告したのだが、意外にもダム本体の建設現場には、手つかずのままで渓谷が残っていた。してみると八ッ場ダム建設というのは、周辺地域の改造こそが主要な事業で、ダムを作って水を貯めるのは、小さな一部分ということになる。少なくとも金の使い方では、そうなる。
 今回の決定で地元からの反対の声が少ないのは、すでに現場に住民が残っていないからだという説も読んだ。新しい土地へ移った人の方が多くなっているのは事実だと私も思う。しかし今の川原湯温泉と新しい集落とは、それほど離れているわけではない。たとえば数段のエスカレーターをつければ自由に往来もできそうだと思った。観光の目玉にもなるかもしれない。
 もし、ダムに水を貯めるのをやめても、高台に作った新しい町は生きるだろう。道路も鉄道も新しいものを使えばいいので、それに加えて渓谷と古い温泉と、広大な山林と農地も残ることになる。高くそびえる「湖面橋」は、歴史的記念物になるだろう。地元の将来にとっても、決して悪い話ではないと思えるのだが、ダムを中止することによるプラス要因は充分に計算されたのだろうか。
 これから渓谷に巨大なダム本体を作り上げ、広大な面積の湖水になるまで水を貯めて管理する事業が、残り2割の予算でできるとは、私には到底信じられない。ダムを作るというのは、それほど簡単な工事なのか。追加予算の投入など多くの嘘が隠されていると私は思う。ここで止めたら今までの金が無駄になるという理屈で押し切るつもりだろう。
 政府がダム工事再開を決めたと聞いたとき、私は「やんぬるかな、八ッ場」と思った。同時に、川原湯温泉への旅で感じていた温かいものが、急に冷めて行くような気がした。地元の人がそれでいいというのなら仕方があるまい、だだっ広い湖水があるというだけで、そんなところを二度と見に行くこともあるまいと思った。だが、一つだけ質問してみたかった。「ダムを作って水を貯めると、どんないいことがあるんですか、このままでは困るんですか」と。

ブログ連歌(225)

4479 三代目 潰れてくれては 困ります
4480  難民日本に 退去(大挙)押し寄せ (霞)
4481 「チュチェ」なれば 家父長主義で 覇権主義
4482  テロ政策は 変わらざらまし (ハムハム)
4483 泣き比べ 団体個人と 賞があり (うたのすけ)
4484  負けるが勝ちの 笑顔いっぱい (みどり)
4485 共産が 王朝貴族と 成り下がり (玉宗)
4486  民主と言えど 人民は泣く (建世)
4487 ダム一つ 止めるもできず 山枯れる (建世)
4488  人も枯れます 心も涸れる (霞)
4489 被災地じゃ 涙も涸れて 年の暮れ (うたのすけ)
4490  心いためる 天気図の雪 (建世)
4491 見えなけりゃ 見える研究 されますよ
4492  いたちごっこで 高い買い物 (うたのすけ)
4493 消費税 これぞ打ち出の 小槌なり
4494  ウソの福祉で 何でも買える (ハムハム)
4495 妻の尻と 冬至南瓜と わが頭
4496  いづれ固きと 叩いてみたり (玉宗)
4497 明日からは 日差しの戻る 頼もしさ (建世)
4498  畳の目数 日あし伸びゆく (みどり)
4499 天皇制 無用の長物 何よりも
4500  惜しめ留めし 人民解放 (恩義)
(Tennou (Jap. Monach.) is worthless more than anything)
(Missing and repressed People's Liberation we expect for)



見えない戦闘機F35

 自衛隊の次期戦闘機の選定は、F35で結論が出て、1機99億円の4機分が来年度予算に計上されるということだ。候補機としては、ほかにF18とユーロファイターがあったが、いずれも当て馬に過ぎず、出来レースだという声が最初から聞こえていた。
 3機種の中ではF35は開発がもっとも遅れていて、他の2種がすでに実戦配備されているのに対して未知数の部分が残っていた。それにもかかわらず高い評価になったのは、レーダーに捕捉されにくいステルス性を初めとして、高度に電子化された情報能力が魅力だったらしい。戦争の道具だから、軍人が評価すれば、少しでも新しく性能のいいものが欲しくなるのは自然な流れだろう。
 しかし日本が備える軍事力は、何のためなのだろう。憲法の精神からも自衛隊という名称からも、他国からの侵略を防ぐ自衛権は固有の権利だということで国民を納得させてきたのではなかったか。その観点なら、他国の領土へ発見されずに深く侵入する目的でのステルス性は重要ではなくなる。領空内で敵機を迎撃するのなら、軽快な敏捷性が最優先の性能になる筈だが、そのような戦略的な議論は尽くされたのだろうか。
 乏しい資料によるとF18が価格的にはいちばん安そうで、ユーロファイターは国産化にも好意的だったようだが、公表される資料は非常に少なかった。軍事専門家の意見ばかりでなく、日本の国際的な立ち位置から総合的に判断するのが文民統制の役割だと思うが、素人だから適任だと言っていた大臣は、その役目を、ちゃんと果たせたのか。
 これまでの軍事常識なら、軍備は常に仮想敵と戦って負けないレベルでなければならないから、各国は常に軍備拡張の緊張を強いられる。しかし今も今後も必ずそうだろうか。まして日本は国際紛争の解決に武力は用いないと決めているのだ。各国が「他国に脅威を与えない」軍備を心がければ、世界的な軍縮の流れが始まる。日本はその先例になることができるのではないか。
 それにしても戦闘機1機が99億円とは高い買い物である。これを50機規模で揃えるというのだから、税金からそんな買い物をするかと思うと憂鬱になる。しかもその中身がよく見えないのでは救われない。これでは国民の目からのステルスではないか。

北朝鮮 三代目には どうなるの

(熊さん)北朝鮮の将軍さまが急死したって、えらい騒ぎでしたね。
(ご隠居)そうさな、世界にもまれな個人独裁の世襲国家だから、みんな気にするわけだ。しかし自由に取材できるわけじゃないから、あちらさんの提供する情報を流すしかない。中身のない憶測みたいなのを繰り返してるマスコミも、どうかと思うよ。もっと落ち着いて見てりゃいいものをさ。
(熊)なんでも三男坊が後を継ぐらしいですね。「大将さまが引き続いて革命の先頭に立つ」なんて持ち上げてましたよ。でもさ、変ですよね。ふつうに革命っていうと、国民が立ち上がって王様なんかの独裁を倒すことでしょ、北朝鮮の革命って、誰をやっつけるんですかね。
(隠)ああ、言葉ってのは、使う人間の立場で意味が反対にもなるんだよ。北朝鮮の国を作ったことが、日本の支配や古い階級を打ち破った革命だということになってるんだ。ゆうべは北朝鮮の「朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法」ってのを読んでみたが、なかなか面白かったよ。
(熊)へぇー、北朝鮮にも憲法があるんですか。知らなかったね。
(隠)なかなか立派なことばかり書いてあるぞ。民主主義で人民を第一にして、朝鮮を統一する、諸外国とも協力・友好の関係を築くなんてね。キムイルソンの子孫が国を治めるなんてことは、一言も書いてないぞ。人民を代表する会議が最高の指導をするという、民主集中制というやつだ。日本の共産党の体制とも、ちょっと似たところがあるな。
(熊)それでいて将軍さまが絶対じゃないですか。テレビで大勢が嘆き悲しんでいる場面をやってたけど、あれは天皇の崩御よりすごかったですよ。どう見たってあれは王様に忠義な人民ていう感じですね。三男が次の王様になるのも、二代目がそう決めたからじゃないですか。
(隠)実質はそうだよ。革命をスローガンにしている社会主義が、親子代々の王朝みたいになってるのが最大の皮肉だね。最後に残った絶対王朝で、世界の絶滅危惧種であることは間違いのないところだ。
(熊)それが拉致だの核ミサイルだの、勝手なことをやるんだから放っておけないでしょう。
(隠)それはそうだ。この代替わりでどうなるかな。今までが最悪だったから、それより悪くなることはないと、わしは思いたいね。独裁者は開明君主になるという手もある。世界から孤立しないふつうの国になっても、北朝鮮の憲法は変えなくていいだろうさ。むしろ憲法の中身に近づくことになるよ。

ブログ連歌(224)

4459 駒形の どぜうの看板 泣いている (うたのすけ)
4460  スカイツリーが 立ってはみたが (建世)
4461 アスベスト 吸いし昔の 仲間たち
4462  今はいずこで いかにおわすか (霞)
4463 真冬並み 日本各地で 大雪が (うたのすけ)
4464  冬晴れ関東 連山遠く (建世)
4465 誤たず 子孫に残す この春を
4466  脱原発の 元年となせ (建世)
4467 新しき 電力に向け 歩みたし
4468  風火水力 自然ゆたけき (みどり)
4469 古来より 風火水土 根源なりと (ハムハム)
4470  やはり野に置け 原初の力 (建世)
4471 薪を割り 炭にて魚 焼きし頃    
4472  心の中まで 暖かかりし (霞)
4473 薪に炭 練炭たどん 懐かしく (うたのすけ)
4474  夜は湯タンポ 顔洗う湯に (建世)
4475 雪だるま 目玉のたどん 何処さがそ (みどり)
4476  今の子供ら どんな工夫を (うたのすけ)
4477 北朝鮮 三代目には どうなるの (建世)
4478  下世話じゃそこらで 店は潰れて (うたのすけ)
4479 三代目 潰れてくれては 困ります
4480  難民日本に 退去(大挙)押し寄せ (霞)

NHKスペシャル「原発メルトダウン」を見る

 昨夜のテレビ番組は、事故当日の福島原発1号機の制御室で何が起きていたかを、関係者の証言なども交えながら、かなり精密に再現していました。敗戦後に敗因の分析をしているようなものですが、最悪の事態ながら「どうすれば核災害を軽度に抑えることができたか」の分岐点があったことも明らかになりました。
 最後の安全装置として役立つ筈だった復水器の構造も機能も、運転員たちの知識には入っていませんでした。動いているのを見たこともない、触ったこともない機器を、大混乱の中で正しい手順で使うことができませんでした。平時からの事故対応訓練が、いかに甘かったかを示しています。過酷事故を「ありえないこと」として想定外にしていた「安全神話」が現場にまで浸透していたのです。
 重大事故は、常に想定外のところから起こります。昭和26年(1951年)の桜木町電車事故は、架線事故で火災を起こした電車で106人もの乗客が焼死した悲惨な事故ですが、問題はドアを開放するコックの存在を車掌は知らず、運転士も操作を忘れたことでした。この事故を私がよく覚えているのは、その少し前の新聞で、危険を指摘する乗客の投書と国鉄の回答とのやりとりを読んでいたからです。
 投書は、窓が狭い63型電車は非常の際に脱出が難しい(当時の電車には車両間の通路はありません)ので、座席下にあるドアの開閉を自由にするコックの所在を知らせる掲示をすべきだというものでした。しかし国鉄の回答は「安全対策上、コック操作は乗務員のみが行います」というものでした。
 この事故のあと、投書で指摘された通りに、座席下のコックの所在を示す赤枠と掲示が取り付けられるようになりました。しかしこの投書のことが問題にされることはありませんでした。
 事故があれば対策が立てられ、同種の事故は起こらなくなります。しかし人間界から事故がなくならないのは、常に想定外の新しい事故が起こるからです。福島の原発事故も、おそらく同種の事故の再発はないでしょう。しかし次の想定外は何でしょうか。
 それが誰にもわからないから想定外なのです。国も地球も滅ぼしかねない危険な核エネルギーは、解体して人類から遠ざける以外に選択肢はないというのが私の結論です。

冷温停止のようなもの

(熊さん)福島の原発が、ようやく冷温停止したんですってね。これで一安心ですか。
(ご隠居)そうじゃないだろ、冷温停止状態になったと判断したと言ってるだけだ。核燃料はメルトダウンしちゃったから、本来の原子炉の停止じゃないが、とりあえず温度は下がったし、安全になったと考えるってわけだ。そうしないと次へ進めないからね。
(熊)じゃあ、まだ危ないんですか。
(隠)うーん、そうとも言えない。燃料も制御棒もごちゃごちゃになって、圧力容器の鋼鉄も、その下のコンクリートも溶けてマグマのようになってるらしい。温度は下がってるから、格納容器の鉄板と、その下のコンクリートも突き破って土の中まで入って行った可能性は高くはなさそうだが、誰も見て確かめたわけじゃないから何とも言えないな。相変わらず冷やす必要もあるしね。
(熊)本当の冷温停止じゃないけど、そのような状態になったってことですか。
(隠)落語の「居酒屋」に、店の小僧が「出来ますものは……」と口上を読み上げて「アンコウのようなもの……」ってのがあるだろう。客が「そのアンコウはいらないから、『のようなもの』ってのを一人前くれ」って注文する話だよ。「のようなもの」だけ作って食わすことはできないから、店員は困ってしまうわけだ。
(熊)つまりは冷温停止はできないけど、冷温停止のようなものが出来ました、ってことですね。
(隠)だから、これからが大変だよ。核燃料を取り出して最終処分するまでに何年かかることやら。人間は近づけないから、リモコンの重機で原子炉の底を掘り出すようなことになるんだろうな。それがだめなら、前後左右上下から厳重に固めて封じ込めるしかあるまい。半永久的に立ち入り禁止の山を築くようなことになるかもしれない。
(熊)とんだ「のようなもの」ですね。
(隠)そうなんだよ。原発がらみの放射能対策なんかでも、くるくる変わる安全基準とか補償問題とか、とにかく「のようなもの」が多すぎるんだ。みんなが安心できる共通の基準というものがない。初体験ばかりで難しいことは多いだろうが、政治が信用されなくなっているのが困るな。
(熊)民主党政権になったところで大震災が来たのは、運が悪かったんですかね。
(隠)いや、そうは思わんよ。だいたい今そんなことを考えたって何の足しにもならん。回り合わせた政治家は誠意を尽くして働くしかないんだ。政権交代が「のようなもの」であろうとなかろうと、だよ。

脱原発元年に向けて・原発の全面停止まであと7基

 関西電力の大飯原発2号機が昨日から定期点検に入ったため、稼動中の原発は全国で残り7基になりました。関西電力の原発は高浜3号のみとなり、原発依存度の高かった関西電力は10%の節電を呼びかけています。年末の25日には九州の玄海4号も定期点検に入るので、残り6基で年を越すことになるでしょう。
 当ブログでは、原発の全面停止に向けて、「原発の全面停止まであと○○基」と、リアルタイムでカウントダウンを表示しています。現在運転中の原発と、定期検査で停止する予定期日の一覧表を更新しました。

北海道電力 泊3号 未定(2012年5月?)
東京電力 刈羽5号 2012年3月
       刈羽6号 2012年4月
関西電力 高浜3号 2012年2月20日
中国電力 島根2号 2012年1月
四国電力 伊方2号 2012年1月
九州電力 玄海4号 12月25日

 このまま推移すれば、来年春には稼動原発は1もしくはゼロになります。それでも日本が立ち行かなくなるとは誰も思わないでしょう。電力を補う方法はいろいろあって、政府も原発ゼロへの対応策は、すでに立ててあるに違いありません。問題は、それに要するコストだけです。
 電力各社は、検査で停止した原発について、運転再開を前提にした整備を進めています。年明け早々からでも、ストレステストなど新しい基準をクリアしたとして再開の申請に動くでしょう。しかし世論の抵抗は強いでしょうし、どこが先陣を切るかで業界のかけひきが始まるかもしれません。
 原発推進または原発維持勢力としては、面子の上からも稼動ゼロは避けたいところでしょう。中に入った野田政権がどのように決着をつけようとするか、目が離せません。当面の経済性だけを見れば、使える原発を使わないのは「もったいない」の議論も出てくる可能性があります。
 子孫のために安心な日本を残すことができるかどうか、来年の最大のテーマは文句なしに「脱原発元年」になると思います。「原発がゼロになった日」は、そのシンボルとして長く歴史に残るでしょう。

自分の身を守る長いたたかい

 当ブログに連歌の投句やコメントを寄せてくださる深山霞さんは、広島在住で、原爆被爆者も身近に見てこられたようですが、最近になって自分自身のアスベスト被害が顕在化し、アスベスト被害者救済の活動に取り組むようになりました。
 在住地域の紹介や歴史探索の記事でスタートしていた深山霞さんのブログは、風邪と思っていた症状がアスベスト肺と診断された11月以来、一変しました。自身の闘病とともに、同じような石綿の職場で働いた経験のある人たちの間に、広範な後発性の被害が出ていることに気づいたからです。30年、40年も前に吸い込んで忘れていたアスベストが、いまだに排出されず、胸部プラークや中皮腫を発症する恐ろしさは、現に経験している人以外には想像に余ります。
 深山霞さんがすぐに連想したのは、東日本大震災の復興のために、ガレキ処理などに活動している人たちの健康問題でした。「ただちに健康に被害はない」からといって安心できないことは、もしかして放射性物質よりも悪質かもしれないのです。
 こうしたことを私は「みどり」さんからいただいたコメントで知らされました。ブログが縁になってつながっていることが、さまざまな健康被害や障害についても、声をあげ行動する際に背中を押す力になるとしたら、ブログが人々を守る「絆」として役立つことになります。
 黙っていたら誰も気がつかないし、助けてくれないのは当然です。相手が国でも組織でも、自分の心配ごとを自分以上に察して助けてくれるべきだというのは、一種の甘えでしょう。自分の身は自分で守らなければならない、こういう時代だからこそ、私たちはその自覚を持つべきです。
 今朝の新聞によると、内閣府の有識者会議というところで「避難基準の年間20ミリシーベルトは妥当」とする判断が出たそうです。これを機械的に適用すれば、20ミリシーベルト以下なら人が住めることになります。これで避難区域の縮小などは進むでしょうが、これから議論を呼ぶことでしょう。
 自然放射能で10ミリシーベルトの地域もあるのだから問題ないと言う人もいれば、人工放射能は極力低く抑えるべきだという考え方もあります。数十年後に誰がどうなるかを、今から正確に予想することは不可能です。そこに住むか住まないか、現地の人たちの迷いは深いでしょう。
 まことに罪つくりな政治ですが、もとをただせば原発という根源を絶たないかぎり日本の国民は救われません。少しでも、よりよく生きつづけるために、自分の身を守る長いたたかいが始まります。

ブログ連歌(223)

4439 新しき 暦掛けて みたものの               
4440  変わらぬ気がする 政治の世界 (霞)
4441 政治では 変化進化が 大事です (うたのすけ)
4442  それで毎年 総理が交代? (建世)
4443 変遷の 喜怒をよそ目に 月かげる (みどり)
4444  過ぎれば寒空 何ごともなし (建世)
4445 寒空を 見上げて夜半 寝不足に (霞)
4446  真上に向けた 首も疲れて (建世)
4446B  程よき夜更け 浪漫麗し (みどり)
4447 月蝕は 白川夜船で 無念なり (うたのすけ)
4448  早寝早起き 六文の得 (建世)
4449 月食の ために買いにし 望遠鏡 
4450  倍率高く 部分月食 (霞)
4451 国民に 痛み与えて クリスマス (うたのすけ)
4452  イエス様にも 明日を示せず (みどり)
4452B  苦しみますで さんざ苦労する (建世)
4453 我が家には サンタさんから 請求書 (霞)
4454  トモダチ作戦も 只じゃなかった (建世) 
4455 あれこれと 人気気にして 先送り (うたのすけ)
4456  何も決まらず それが不人気 (建世) 
4457 国政を 糾すに足りぬ デモの数 (みどり)
4458  一人でもデモ 今週も行く (建世)
4459 駒形の どぜうの看板 泣いている (うたのすけ)
4460  スカイツリーが 立ってはみたが (建世) 

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プロフィール
志村 建世
著者
1933年東京生れ
履歴:
学習院大学英文科卒、元NHKテレビディレクター、野ばら社編集長
現在:
窓際の会社役員、作詞家、映像作家、エッセイスト

過去の記事は、カテゴリー別、月別の各アーカイブか、上方にある記事検索からご覧ください。2005年11月から始まっています。なお、フェイスブック、ツイッターにも実名で参加しています。
e-mail:
shimura(アットマーク)cream.plala.or.jp
著作などの紹介
昭和からの遺言 少国民たちの戦争 あなたの孫が幸せであるために おじいちゃんの書き置き
「少国民たちの戦争」は日本図書館協会選定図書に選ばれました。
詳細はこちらをご覧ください
→著作などの紹介と販売について
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