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 今日と明日の二日間、東京国際フォーラムのAホールで開催中の連合定期大会の撮影取材に同行しています。連合は今年で結成から25年目、前段階の「民間連合」の時代から数えると27年目になります。海外からの祝辞でも言及されていましたが、官民含めた単一組織にまとまっている労働組合の全国組織は、世界でも例が少ないということです。結成時の組合員数は800万人でしたが、現在は682万人に組織を減らしています。正社員の減少による組織減ですが、今は非正規労働者も含めて組織化することで、「1000万連合」を目指す目標を掲げています。
 この大会で、6年間会長職を勤めた古賀伸明会長が退任して、後任には現・事務局長の神津里季生氏(基幹労連・新日鉄出身)が選出されるとのことです。

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 会場内には「若者応援」のコーナーも設けられていました。雇用の自由化傾向は、若者の雇用条件を厳しくします。大会スローガンの「ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ 『安心社会』を切り拓こう!」を、ただのスローガンに終らせないためには、労働組合は政治力を持たなければなりません。来年夏の参院選に向けて、連合は候補者擁立に積極的に取り組むようです。

お知らせ・明日は第一水曜日ですが、正午の「国会一周散歩」は14日に延期します。)