「少国民たちの戦争−−日記でたどる戦中・戦後」が発行になりました。版元は社会批評社で、価格は1500円(税別)です。「少国民の……」は、よく「小国民」と混同されて、ワープロ変換でもそのようにしか出ないのですが、「少」は若いという意味で、次代を担う国民予備軍の意味があります。子供のうちから国民としての自覚を持たせようとしたのでしょう。昭和10年代を象徴する用語でした。
 もっとも、私の父はこの言葉には批判的で、「ちっぽけな国民みたいで良くない、大国民にならなくちゃ」などと言っていました。私も自分から進んで名乗った記憶はないのですが、所詮は元新聞記者の、一時的でささやかな抵抗に過ぎなかったのでしょう。
 内容の案内、注文方法などは、社会批評社のホームページ
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/89-2.htm 
あるいは「版元・ドットコム」でごらん下さい。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916117-89-2.html
なお、アマゾンの Kindle より、電子ブックとしても販売中です。

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 私のブログを以前からごらんの方は、すでに内容をお読みの方も多いと思いますが、巻末に空襲の客観的資料を追加し、本文にも写真や図版を入れました。スタンダードの資料としては、紙の本には独特の価値があるように思います。これは「晩年になってやっと提出する『昭和一桁世代』からの報告書」(あとがきより)なのです。
 社会批評社・小西誠さんのご努力で、戦後65年目の夏に間に合いました。どうぞよろしくお願いいたします。



本書は日本図書館協会選定図書に指定されました。(2010年9月1日選定)