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 新宿「ロフト・プラスワン」での集まりに行き、山城博治さんの話を聞いてきました。冒頭には、三上智恵監督が編集した、山城議長の活動を記録した短編映像の上映がありました。山城さんは県庁職員から労働組合役員を経て、沖縄の平和運動を象徴する存在となりました。
 その山城さんは昨年の10月になって、1年近く前の有刺鉄線切断など3件の事件で相次いで告発を受け、153日間も勾留されて、この3月になって公判が始まってから保釈されました。ウィキペディアによると、保釈には「事件関係者と面会しない」などの条件がついているようです。もちろん山城さんの弁護士の判断はあるでしょうが、日本の司法が、「個人の人権を守る」ことよりも、「権力の貫徹」へと軸足を移しつつあるように見える今、山城さんを支える運動には、歴史的な意味もあるのだと思いました。
 それにしても、身近で話しぶりを聞くたびに、ネアカの明るさを持っている人だと思います。深刻な話題なのに、楽しい話のようになってしまうのです。沖縄の司法、行政と闘い、本土から押しかける機動隊と闘う中でも、激しい怒りが活力の源泉になり、そこから昇華して楽しさになって行くように見えるのです。それは、「自分のやっていることが正しくて、未来に役立つ」ということを確信しているからに違いありません。目的はただ一つ、平和な沖縄を取り戻すことです。
 後半は鈴木耕さんの司会で、三上智恵さん、福島瑞穂さんも加わったトークとなり、そこにまた元自衛官の井筒高雄さんが参加して、南西諸島への自衛隊配備の問題などが提起されました。日本列島の全体が、アメリカのための防波堤つまり「風(かじ)かたか」(風よけ)にされようとしている現状で、それは三上智恵さんのテーマでもあります。日本人のための独立した日本の確立は、沖縄の人たちが安心して暮らせる島を守ることと、不可分で一体なのです。
 きょうは裁判中の「被疑者」を交えた話し合いの日でした。この、人が信じあう温かな雰囲気の集まりが、「共謀罪」に問われるようなことは、絶対にあってはならないのです。人権と平和を守るための闘いは、人々を永遠の喜びへと導くものです。