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 昨日の日曜日、好天に恵まれて国会正面の向かって右側にある「憲政記念館」の公園へ行ってきました。休日なので記念館も付属のレストレン「霞ガーデン」も休みでしたが、公園としては午後5時半まで開いていることがわかりました。ここは、都心にあって駐車もできる穴場なのです。正式な名称は、「国会前庭洋風庭園」といいます。反対側つまり議事堂正面に向かって左側は「国会前庭和風庭園」で、山水の風景が作られています。
 この日は連休中の休日とあって、国会周辺は至って平穏でした。機動隊の車も1台が止まっているだけで、隊員も四隅に一人ずつ立っている程度。議事堂正面には国会側の衛視は一人もいなくて、バトカーが一台止まっているだけでした。
 霞ガーデン、食堂前の庭へ行ってみると、つい4日前に植えられたらしい「日本国憲法施行70周年 記念樹 山桜」の記念樹がありました。施主は「衆議院 参議院」の連名です。戦後の「新憲法」は、昭和22年(1947年)の5月3日に施行されたのでした。それから70年、いろいろ言われながらも、無傷で70年を過ごしたことになります。その前の「大日本帝国憲法」は、明治23年(1890年)11月29日から施行され、1947年の5月2日まで、施行されていた期間は56年半ですから、日本国にとっては、今の憲法の下で成り立っていた期間の方が、ずっと長くなっているのです。
 この憲法が100周年を迎え、この記念樹が樹齢30年の花盛りになる姿を、残念ながら私は見ることができないでしょう。しかしあと10年、2027年まで無事でいてくれたら、「世界が日本国憲法に追いついてくる」可能性が出て来るのではないかと、私は思います。つまり、「戦争を必要としない国際関係」が出来上がってくるということです。軍事バランスの時代を経て、世界は戦争を前提としない安全保障の構築へと進むのではないでしょうか。戦争を前提にするにしては、世界はすでに、あまりにも壊れやすい現代文明を築いてしまったと思うのです。
 30年後に私はいませんが、読者の中のどなたでも、国会議事堂の前に来たら、私が2017年の春に、ここにいたことを思い出してください。