朝っぱらから戦争が始まったような騒ぎで、12月8日の朝を思い出してしまった。あれは「米英軍と戦闘状態に入れり」という大本営発表の臨時ニュースだった。
 今回の実際は、何度も繰り返している無害なロケットの上空通過で、しかも発射後数分で飛び去ったのを確認している。それを何時間ものテレビの特番にする必要など、何もない。
 マスコミを先頭にして、世の中全体が浮足立っているのではないか。これほどまでに戦争ムードを高めている原動力は何なのかと考えてしまう。「戦争だ」の声をかければ、誰でも無関係でいられないから緊張して他のことは後回しにする。そちらの方に、隠しておきたい「まずいこと」が沢山あったのではないだろうか。どんなことがあったのか、忘れないように思い出してみよう。
 森友・加計学園問題に始まって、政権の腐敗を裏付ける問題が、次々に発覚していたのではなかったか。安倍内閣の支持率は、目に見えて低下していたのだ。
 不自然な無駄騒ぎの裏には、何かの仕掛けがありそうな気がする。本当に危険なことは何なのか、落ち着いて見きわめるのは、身の安全のためにも、世の中の正義のためにも必要なことだと思われる。