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 中野区長の選挙が6月に予定されているそうで、その前哨戦が始まっている。立憲民主党の長妻昭氏が、その応援演説に来るというので、中野駅南口まで聞きに行ってみた。短い時間の中で、区長選挙の要点を明晰な口調で説明しながら、国政における立憲民主党および自分の、今の立場や活動ぶりも、さりげなく広報していた。やはり一流の政治家の資質を備えている人だと、改めて思った。
 中野区長の選挙は4年前にも行われていて、私はこのとき「中野区長選挙で見た「つまらない選挙」の典型例という記事を書いている。
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55601021.html
 地方の首長選挙では、現職が再選を目指す場合は、明らかな失政やスキャンダルがない限りは、圧倒的に現職が有利だと言われる。そしてさらに、4年前には共産党も候補を立てたのだから、新人が健闘しても当選には至らなかった。さらにそこに加わるのが投票率の低さである。前回も30%に満たなかったのだ。投票率が低ければ、現職の影響力が及ぶ範囲の人たちの票が相対的に力を発揮してくる。かくして「多選」の首長は、多選を重ねるごとに強くなるわけだ。現職は、多選は3期12年までという条例を廃止して4選を重ね、次は5選を目指している。さすがに区政が硬直化していると言われるようになった。
 今回の立候補予定者は、22年間勤めあげた中野区の職員だという。安定した身分を捨てての立候補には、覚悟と決断を要したことだろう。今回の区長選には、党派性はあまり前面に出ないようだが、共産党も候補を立てるのかどうか、その辺りまでの話は聞けなかった。出来ることなら、共産党と競合しない選挙になるといいと思う。