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 天気のよい土曜日。朝から長女が「ここへ行ってごらんよ」と、杉並区にある馬橋公園への地図をプリントアウトして持って来た。洗濯物を全部干してから出かける用意をしたら、もう時間は11時に近づいている。老夫婦で歩き出してはみたが、結局は「知ってるとこの方が安心だ」になって、中野駅近くの「四季の森公園」へ行くことになった。
 ここは、古くは「犬公方」と呼ばれた徳川綱吉の「お犬さまお囲い場」があったとされる広大な地域である。それが明治時代以後に「陸軍中野学校」となり、敗戦後には「警察大学校」となり、さらに警察大学移転のあとの再開発で、大学の誘致による文教地区と、防災を兼ねた公園になって今に至っている。天気のよい休日には、ここは子連れ家族の天国のようになる。商業的遊具など何もないのが、かえってすがすがしい。日本の「少子化の悩み」も、どこの話かと思ってしまう。
 ぶらぶら歩いているうちに、家の冷蔵庫にはたいしたものが残っていなかった話になり、そこで目についたのがマクドナルドの看板だった。マクドナルドのハンバーガーの味に抵抗はない。以前は娘も若くて、おやつに買ってきて、みんなで分けて食べたりもした。歩いて疲れたから、椅子に座って食べられるのも魅力だった。買い方には慣れていないが、掲示をよく読んだら何とかなった。500円のバリューセットというのがあり、バーガーとポテトチップと飲み物がついている。これを二人で食べたら、ピタリ正解で気持ちよく完食できた。
 以前に東南アジアへ行ったとき、マクドナルドやサーテイーワン・アイスクリームの店があると、勝手がわかって安心したものだ。食べている間に、「町にマクドナルドのある国同士は戦争をしない」という「マクドナルドの法則」を妻に語って聞かせたのだが、たぶん同じ話を何度も聞かせていると思う。でも相手は上機嫌で何も文句を言わなかった。

追記・「マクドナルドの法則」は、1990年代にアメリカのフリードマンが言及したもので、当時は厳密に適用可能だったと言われる。