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 昨日、「国民民主党」という新党が結成されたと伝えられたが、期待できる政党に育つのは難しいように感じられる。母体となったのは「希望の党」と「民進党」で、衆参合わせて109名の国会議員を擁していた。単純に合計すれば現有62名の立憲民主党を上回って野党第一党になれる思惑だったろうが、実際の参加者は62名にとどまったということだ。そして参加しなかった者の中から10名が立憲民主党に参加したので、立憲民主党は72名に増える結果になった。これが今回の「新党さわぎ」の、最大の収穫と言っていいのかも知れない。
 なぜそうなるかというと、「希望の党」にも「民進党」にも、将来を託せるような「伸びる力」を感じられないからだ。今回の「国民民主党」の中心的なメンバーの中にも、「これは」と思えるような魅力的な人物が見当らない気がする。
 今の政権与党に対峙できる力と意欲を備えているのは、やはり立憲民主党しかないと思うのだ。だとすれば、次の総選挙が近い未来には見通せない現在、野党の再編は、立憲民主党を中心に据えて進めるのがよい。「国民民主党」は、その党名からしても漠然としていて個性が感じられない。下手をすると、第二保守党になりそうな不安さえ感じてしまう。それに対して立憲民主党には、安倍改憲を阻止して、憲法と共にある国民を守り抜く意志がある。 野党の結集は、立憲民主党を中心に据えることで実を結ぶだろう。