(熊さん)ゆうべは、ご隠居も寝不足になったんじゃありませんか。
(ご隠居)寝室に一応はテレビはつけてあったんだが、それが半分以上眠っていたらしくて、失点と得点と各2点ずつの4回分、そのうちの1回もナマでは見られなかったんで、われながら可笑しかったよ。それでも2対2の引き分けになったことと、ハイライトで試合の流れはわかったから、まあいいんだ。
(熊)自分でもサッカーやってたのに、ちょっと冷淡ですね。
(隠)そこはそれ、ブログにも書いたが、私がやってたのは「蹴球」で、今風のサッカーとは別物なんだよ。ああやってるな、ご苦労さんて感じだな。今の日本のサッカーが、みんなが熱中するほどレベルが高いのかどうかも、よくわからん。日本のサッカーがオリンピックで3位になったのは、東京オリンピックのあとのメキシコオリンピックで、1968年のことだったんだね。あの頃は、そこそこに強かったような気がするがな。
 むしろ女子サッカーの方が記憶に残ってるよ。2011年には、ワールドカップで優勝したし、2012年には、オリンピックでも準優勝したんだったね。澤穂希(ほまれ)選手がいたころのことだよ。「なでしこジャパン」なんちゃってね。
(熊)でもさ、スポーツに人気が集まると、政権が得するような気がしますよね。もりかけ問題でも文書の改ざんでも、安倍内閣にとって都合の悪いことが目立たなくなるじゃないですか。それが狙い目でやってるとまでは言えないとしてもね。
(隠)そうなんだよ。世間の関心というのは、軽く動いて行くことがあるからね。政権側の策士はもちろん計算してるだろうし、政権寄りのマスコミも、それに協力することはありそうだ。国民はそんなことに騙されちゃいけないんだが、つい、大音量の中継放送に気を引かれて、大事なことを忘れさせられてる可能性はあるな。そのためかどうか、安倍内閣支持率が回復して、「支持しない」を上回ったという情報まで出てきたよ。これは要注意だな。
(熊)そうですか、油断できませんね。いったい何なんだろう。安倍内閣が良いことをしたわけでもないのにね。いくら批判しても変らないから、攻める方が疲れちまったんじゃないだろか。
(隠)それもあるかも知れないが、ここで迷ってたんじゃ話にならないよ。「安倍の世」に任せたんじゃ未来が暗くなる。ここが踏ん張りどころだね。苦しい時間を耐え抜いて次のチャンスを待つんだよ。ねばりを強くして勝利をつかむという方程式は、サッカーでも政治の世界でも、同じことだよ。