すばらしい好天で熱暑の一日、定期観察で東京警察病院へ行ってきました。非結核性マック症の治療で、服薬が続いているのです。家から歩いて3分の至近距離にあるので助かります。ただし敬意を表して、ふだんの素足に草履ではなく、ちゃんと靴を履いて行きました。
 インターバルは、このところ8週間、56日ごとです。一回おきに肺のレントゲン撮影もするのですが、今回の事前検査は「採血」だけでした。データに目を通した主治医先生の判断は、「よくなってますね」でしたが、「この調子で薬を続けてください。ちょうど1年になりましたが、年単位で続けてみましょう」ということでした。そこで毎日3種類、合計6錠の薬が処方されて、それにエンシュアという栄養剤も、250ml缶(375kcal)が毎日1本追加されます。これが56本になると、手でぶら下げて帰れる重さではなくなるのです。いつものように家から台車を持って行って運びました。
 この栄養剤は、3缶あれば1日の生存に必要な最低カロリー数になりそうです。私が辛うじて体重50キロの線を維持していられるのは、エンシュアのおかげなのかも知れません。たいてい朝食後に、食欲がなくても飲み物として1本飲むようにしています。缶には(経口・経管両用)としてあり、飲みやすいようにバナナ味、バニラ味、コーヒー味、黒糖味があって、薬局が適当に混ぜてくれます。
 こういう栄養剤が昔にもあって、ガナルカナル島の日本軍に届けられていたら、餓死を免れた兵士が大勢いただろうにと、部屋の隅に積んだ缶入りの箱を眺めながら、取り止めもなく考えています。