いろいろなことがあって、落ち着かない1週間だった。
 まず、21日夜に、にわかに腹痛に襲われた。下腹部の全体が、とにかく痛い。しばらく我慢していたが、とても眠れる状態ではないと見極めて、深夜になってから時間外受診を決断した。長女が7119番(救急通報するかどうかを相談する窓口)に電話して、近くの警察病院で時間外の診察を受けることにした。孫の運転で時間外受付から入り、ベンチで待っている間に午前0時を過ぎて22日になった。
 間もなく呼ばれて診察室に入り、ベッドで腹部を診察して貰うと、排尿障害ということだった。尿意は全く感じなかったのに、膀胱がパンパンに張っているというのだ。直ちに導尿が行われて、これが初体験だが相当に痛かった。カテーテル(細管)を、尿の経路を反対に、つまり出口から入れて膀胱にまで届かせるのだから激痛の連続になる。看護婦さんが2人がかりでやってくれたのだが、こちらは「痛い、痛い」の連続で、恥ずかしいの何のを考えている次元の話ではない。しかし、管が通って排尿が始まると、見る見るうちに苦痛が和らいで人心地がついてきた。
 あとで聞いた話だが、前立腺の肥大が原因の排尿障害ということだった。私の前立腺が肥大していて、膀胱を突き上げる形になっているというのは、10年以上前から知っていたが、貯水量が減って小水が近くなる程度のことだからいいやと思って放置していた。しかし、こういう怖い事態にもなるのなら、考え直さないといけないかも知れない。
 だから泌尿器科の専門医と相談する必要があるので、その予定は、すでに予約票になっている。長生きすると、人体にはいろいろなことが起きる。自動車なら故障が多くなる前に新車に乗り換えればいいのだが、人体ではそれが出来ない。一つしかない体を大事にするしかないのだろう。
 そんなわけで、22・23の連休はほぼ無為に過ごし、その間にカゼを引き、24日のボウリングはお休みとした。つづく25日、26日も微熱が続き、立っているだけで疲れるような倦怠感が強かった。そしてきょうの夕方になって、先ほど次女が部屋をのぞいて「もうすぐご飯だけど大丈夫?スブタだよ」と声をかけてくれた。「いいね、大丈夫だよ」と、やや元気に返事をした。