志村建世のブログ

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介護

今年最後のパライソ中央

 今年の11月から妻がお世話になるようになった、介護保険適用のデイサービス施設「パライソ中央」の、きょうは年内最終日でした。自主参加の形で私も同行することにしたので、週に一度、月曜日の午前中に定期的に出かける共通の場ができました。
 10名に満たない少人数の家庭的な雰囲気が気に入って、ケアマネージャーさんから紹介され何カ所か見学した結論として、ここを選びました。車での送迎つきですから、家を出てから帰るまで、すべてお任せの安心感があります。妻の認識としては保健施設に通っている感覚のようで、郷里の妹との電話では「健康教室に通ってるの」と説明していました。 
 サービスの内容としては、メドマー(血流促進機)、赤外線照射、マッサージなど受身のメンテナンスと、多彩な体操器具による筋肉のほぐし、鍛錬などがバランスよく組み合わされたローテーションが組まれています。それでも、まじめ一方で鍛錬に励むという雰囲気ではなく、顔見知りになった利用者とスタッフがごちゃごちゃになって談笑する中で時間が進んで行くのです。見ていると、身体に障害を持っている人も少なくありません。私よりも年長で、90代と思われる人もいます。それぞれが無理のない範囲で、自分に合ったことをしていればいいのです。数年以上、かなり長期にわたって通っている人もいるようでした。
 朝のお茶の時間から始まり、頭の体操、手指の体操、ゲーム的な動きへと進んでから、個別のコースに入って行くことになります。そこにはスタッフが長年の経験を通して集積して来たであろう各種のノウハウが、伝承され蓄積されているように感じられます。
 所定のコースが終ると昼になり、全員が2台の車に分乗して帰途につきます。私たちは経路の都合で最後まで乗っているのですが、途中で降りる人たちとの別れのあいさつを通して、それぞれの人たちの暮らしが垣間見える場合もあります。自宅前に、連れ合いさんが時間通りに迎えに出ている几帳面な家もあれば、一人でマンションに入って行く人もいます。とにかく通所者を「自宅に送り届ける」までが施設の責任範囲だと、運転上手のベテランさんに教えてもらいました。
 施設の利用が始まってから一カ月余り、ようやく「月曜日はパライソに行く日」というのが定着したようです。来年も、どうぞよろしく。みなさん、よいお年を。

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介護デイサービスに自主参加

 「医療・健康」のカテゴリーに、今回以降はサブカテゴリーとして「介護」を含めることとします。
 妻が週1回、月曜日の午前中だけ参加することになった介護保険適用のデイサービスに、自費参加の方法もあることがわかったので、今週から正式に夫婦で参加することになりました。手続きは施設との直接契約ですから、非常に簡単です。いっしょに参加した方が、送迎もしてくれるし、互いに安心で始末がいいというわけです。利用する施設は「パライソ中央」というところで、パライソとは、ラテン語で「楽園」の意味だそうです。一度は自分だけで見学したことがあって、雰囲気が良くて気に入りました。
 定員が何人かは知りませんが、私たちが加わっても9名で、家庭的な感じです。最初は全員が椅子の円座で向き合い、準備体操を兼ねた軽いゲームや早口言葉、互いの雑談などから始まりました。そこから赤外線照射、全身マッサージ、太ももから足にかけて左右別の圧力袋に入れての血流促進、さらには何種類もの器具を使いながらの筋力トレーニングなど、各人の状態に合わせた種目が循環しながら20分単位ぐらいで進んで行くのでした。中でもマッサージは、専門家の技術で自分の体の状態が理解出来ました。年齢の割には健康体のつもりでいた私ですが、あちこちに問題があるのがわかって、背筋の伸ばし方、筋力を鍛えるコツなどに多くの示唆が得られました。それを直す器具も揃っているのですから申し分ありません。それだけでも充分にモトは取れたと思えるくらいでした。
 デイサービスについては、以前に近所にいて親しかったおばあさんが、区役所からすすめられて少し通ったものの、「あんなチィチィパッパみたいなの、やってられませんよ」と言って、やめてしまったのを見たのですが、私の今回の印象は全く違っていました。運、不運はあるのかもしれませんが、総じて介護に当る人たちの優しさが身にしみました。こういう人たちがいる限り、世の中は捨てたものではないと思えるほどでした。妻とつきあって自由参加して、少しは周囲のお手伝いもして、職員から「スタッフみたいですね」と言われる場面もあり、心身ともにリフレッシュして帰ってきました。

 
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プロフィール
志村 建世
著者
1933年東京生れ
履歴:
学習院大学英文科卒、元NHKテレビディレクター、野ばら社編集長
現在:
窓際の会社役員、作詞家、映像作家、エッセイスト

過去の記事は、カテゴリー別、月別の各アーカイブか、上方にある記事検索からご覧ください。2005年11月から始まっています。なお、フェイスブック、ツイッターにも実名で参加しています。
e-mail:
shimura(アットマーク)cream.plala.or.jp
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